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2015年09月30日

DCC対応のロジアナ・プロトコル・アナライザ

コンフォーマンス試験を進めるにあたり、DCCのプロトコル・アナライザを見つけました。生の波形解析までできるのでコマンドステーションやデコーダ自体を作る人は必見です。(スマイルデコーダを応用するならあまり要らないかもしれない)

Saleae_123_DCC.png

Salea社のロジアナLogic4−Blackを秋月で買います。14200円。ロジアナでこの価格は安いなあ。

ソフトはフリーでSalea社のダウンロードページから落とせます。

追加で、DCCのアナライザプラグインをダウンロードしてアナライザフォルダにDLLを入れます。

DCC decoder for Saleae logic analyzer

→上にあがっている奴は最新版(1.2.3)ではうまく動かなかったので、SDKを変えてコンパイルしてみた。DCCAnalyzer_For123.ZIP

→(追記)64bitPCでは、そのまんまDLLは動かないので(32bit)、64bit版も作ってみた。上のソースを64bitにターゲット変更してライブラリを64bitの方にすればすぐできるのだが、32bitと64bitのバイナリDLLにして置いた。DCCAnalyzer For1.2.3 Beta 32bit,64bit DLL binary(20151015)

早速手配して試そうと思います。

注意点として、DCCの信号を直でこの機器に入れると壊れるので、5Vに落とさないといけません(絶対最大定格は25Vになってますが、12Vを入れるのはやめたほうが良さそう)。デコーダ開発ボードの100kオームの抵抗を介したところと、マイコンの間の配線で取るのが良いと思います。
posted by yaasan at 09:45 | Comment(0) | 鉄道模型

NMRAのDCCに準拠するには

DCCを名乗るのに要件とかあると思って調べてみたのだが、コンフォーマンスの規定は書いてあるが、それはあくまでも、「NMRAコンフォーマンスシール」と載せるための要件だったりするなど、あまり具体的にDCCを名乗るのがどうしたら良いか書いてない。

ちなみにDCCに認証制度は無い。認証は第三者機関が適合性評価することだが、有名な認証機関TUVやULがDCCの認証やってるとは聞いたことが無い。無名でも誰かが勝手に作れば認証自体は出来るが、多分誰もやらないだろうし、やる意味も無いだろう。

と言うことで、結論から言うと、自己宣言かコンフォーマンステストレポートの提出によるシール掲載許可の2つしかなさそう。IDは別の話だが、一応混ぜて記載した。

ということで以下に勝手に解釈してみたので、もし間違いがあったら指摘して頂ければ幸いです。

(0) 気にせずDCCを名乗って売る

個人でやっている人は一番これが多いと思う。自分もそうだ。
そもそも、DCCを名乗るためにこうしないといけないとは探しても見つからない。
自分なりに仕様書を読んで、実装して、自分で決めた試験を実施すれば良いと解釈できます。

(1) NMRA DCCのManufacture IDを発行してもらう

発行要件もページにきちんと書いてない。NMRA会員にならOKなのか、単にDCCの機器を作ってますと自己宣言していれば発行してもらえるのか。IDリストの一番上の説明には「DCCの機器メーカーはIDを発行してもらわなければならない」と書いてあるので、逆に発行してもらう方が良いようではある。
調べたついでに、IDを昨日申請したところなのですが、まだ返答はない。NMRA会員にもなってないが、発行してもらえるのなら会員になろうと思っている。年間5000円くらい。副業先で無理やり加入されて自腹で払わされている価値がよく分からない某電気学会の一万円の会費より安いし、きちんとDCCの普及に役に立ちそうだ。

(2) コンフォーマンス規定に則って作る

たぶん、これが一番確実でDCC準拠と自己宣言してても、それなりに名乗れる一番のポイントと思う。だが、この規定をきっちり実施したうえで、NMRA Conformanceのシールを貼っているメーカーはそんなに多くないように見える。DCCを名乗るのに必須要件とはどこにも書いてないので、推奨項目と勝手に理解してます。
よってS9.1とS9.2をきちんと実装して、このコンフォーマンステストのチェック項目を一通り満たせばOKだそうだ。

一通り中身を確認して分かったのは、最初のほうで要求されているFCC Part15のデバイスBの試験。これが、一番ハードルが高い。試験レベルは無線機器でも無いのでVerificationで良さそう。日本にある試験所で試験すると10万円くらいかかる。EMC試験の費用が一番のハードルですね。
でも、北米で売るのでもなければFCCを取る意味があまり…。NMRAがアメリカの団体であるからこその要件なのでしょう。

測定については、フル負荷でやるのか、負荷無しで良いのかよく分からんのと、測定器の使い方などわからない。FCC 15の試験内容をよく読んでないが、エミッション試験のみなのかな?
副業先にEMC試験のプロがいるので、今度一緒にビールを飲みに行く時にテストの面倒くささを聞いてみようと思う。

コンフォーマンス試験も、後日、自前で一通り試して結果はここで公開しようと思います。

FCCの試験は北米に売るときに必要だが、部品キットで送る分には問題ないはず。機器になってないし。
日本でも電気安全用品法とかいろいろあって、全部チェックしないといけなさそうな感じだが、他社見るとどうも除外要件使ってるような感じがするので、とりあえず気になるところは次世代機販売までにクリアにしようと思います。
posted by yaasan at 06:30 | Comment(0) | 鉄道模型