2016年03月31日

スマイルデコーダの量産試作で重大トラブル発生(部品不具合)

本日、Elecrowからスマイルデコーダ量産試作版50個が届いたので、検証を行いました。そこで重大なトラブルが判明しましたので報告します。

スマイルライタで5Vを供給すると、内部ショートを起こす現象が発生してしまいました。原因を調べると、どうも5VレギュレータのAMS1117であることが発熱箇所から特定されました。回路構成には、機能試作と大きな差が無いので、AMS1117のレーザー印字をふと見てみました。

AM1117_Issue.jpg

機能試作のときの印字とかなり違ってるではないですか!!50個のうち、18個がショートするAMS1117を使っていて、残りは機能試作と同じAMS1117を使っています。機能試作と同じAMS1117を搭載した量産試作版の基板は正常に動作しました。レーザー印字の差異は以下のとおりです。

・正常に動くAMS1117のマーキング:AMS1117 5.0 HK546
・ちゃんと動かないAMS1117のマーキング: AMS1117 5.0 1225L

なお、写真を見ると分かりますが印字のフォントも違います。パッケージの色も薄いです。粗悪なニセモノの確率が高いですね・・・。

レギュレータによっては、出力ピン側に電圧を印加して、入力ピンをオープン状態にすると、うまく動かないケースがあるので、一応使い方の確認のためにデータシートを確認しましたが、特に外付けダイオードは不要と書かれていました。(4. Protection Diodesより)

とりあえず、DSmainR5から12VのDCCパルスを与えたところ、怪しいAMS1117は4.74Vで、出力精度は完全にアウトになってます(データシート上は、±0.15Vの範囲になってます)。正常に動く方は、5.00Vで仕様通りに動いています。負荷もほとんどかけていないのに4.74Vに落ちてるって言うことは、寿命もそれほど長くないと思われます。ギリギリ動いている、という感じでしょうかね。

あまりにもひどいので、最近クレームばかりですが、またElecrowにクレームを出しました。たぶん、Elecrowもニセモノを掴まされたのだと思うのですが。こんな状況だと、スマイルデコーダの大量生産は難しそうだということが言えそうです。せっかく安く基板を大量生産できる方法が分かったのに非常に惜しいところです。

念のため断っておきますが、スマイルデコーダが動作中に過熱する問題と、今回のニセモノ?部品の問題は、全く異なるので、同一視しないようにお願いします。
posted by yaasan at 20:44 | Comment(0) | 鉄道模型

DesktopStation用にルート機能開発中

Desktop Station用にルート機能を開発中です。

ポイントの操作がルート信号機を押すだけで簡単に切り替わります。また、どのルートが開通しているか見れば一目瞭然になります。

DS_RouteFunc4.png

DS_RouteFunc5.png

何に使うかというと、大規模レイアウトで複雑なポイント操作などが非常に楽になるということと、後もう一つ、重要な機能が実現できます。

これは、後日、公開したいと思います。
posted by yaasan at 06:46 | Comment(0) | 鉄道模型

2016年03月30日

ワンコインデコーダ4が販売開始

スマイルデコーダの兄弟というか運命を共にしているパートナーなDCCデコーダ(当方が勝手に主張しているだけです)であるワンコインデコーダが、ついに4となったとのアナウンスが有りました。

ワンコインデコーダ4では、部品の共通化や低コスト化を実現しています。このアベノミクスで日本円大量増産中で円安&インフレの大逆風の中、材料費をワンコインにしてしまったというのは本当にすごいことです。DCCを普及させるために、創意工夫で解決することに尊敬しております。
DCCが高いとこの状況下でも言っている人はワンコインデコーダ4のページを徹夜して見ていただきたいです。

さて、2016年4月29日(金)の鉄道模型市では、共同でブースを出す事になっております。当日はスマイルデコーダ4も販売されるので、通販で買ってしまった方も、買っていない方も、ぜひとも当日は共同ブースにお越しいただければと思います。浅草駅付近ですので、浅草寺にお参りするついででも良いと思います。スカイツリーもいいですね。模型のメッカ、秋葉原でももちろんOKです。東武博物館も東向島駅にありますので、理由はいくらでもあります!

ワンコインデコーダとスマイルデコーダは、似ているようで全く違います。スマイルデコーダが得意な部分もあれば、不得意な部分もたくさんあります。数で言えば、ワンコインデコーダをたくさん使う用途のほうが多いと思っております。何より、長年の実績があり完成度が高いので、技術が乏しくコストをあまりかけられないDCC初心者向きだと思います。

ワンコインデコーダをたくさん組み上げて、車両やポイントに組み込んで、DSmainやミント缶コントローラでガシガシと走り倒していただけたらと思います。
posted by yaasan at 19:20 | Comment(1) | 鉄道模型

2016年03月29日

Geuino101でDCC/MM2シールド

インテルのチップが載ったパワフルなArduino(Geunino)の101ボードで、DCC/MM2シールドのRUN操作が一応できました。

GeuinoTest1.jpg

開発環境のArduino IDE(arduino.cc版)は、私が使っているのは1.6.5ですが、ボードマネージャーで、101用のコンパイラ環境一式のダウンロードが必要です。Intel Curieという項目がGeunino101になります。ドライバのインストールは、Arduino IDEで事前にデータをダウンロードしてインストールしておくことで、完了します。ドライバだけの単独配布はしていないようなので気をつけてください。

G101_BoardManager.png

DSGatewayLibでいうと、AVR用に書いていたWDT処理はエラーになるので、これを削除して、あと警告系が厳し目になってるので対策をしたものをアップしておきます。その他のライブラリは特に問題なく動いてます。SPI系もArduinoと同じ動きになるように実装されているようです。

DSGateway101.ZIP
※DSGatewayLibは同梱してます。特にライブラリのインストール不要です。

テスト環境は、パソコンとUSBで接続し、Desktop Stationで操作できるかの確認です。

・車両の動作確認

DCC車両(Rocoの車両)の動作は問題なくできました。ファンクション、速度関係は動きました。

・S88の動作確認

フジガヤさんのS88デコーダは問題なく動作してます。一番懸念していたのですが、GPIOの速度は問題ないようです。Galileoの反省が生かされているようです。
注意事項としては、動作中にS88ケーブルを挿入すると、電源が不安定になってしまうのか、USBの接続が切断されます。電源を入れる前にS88の配線は完了しておくようにしましょう。

GeuinoTest2.jpg

■UNOとの簡易比較

UNO101
CPU8bit 16MHz, AVR32bit 32MHz, ARC, Quark
RAM2KB24KB
FLASH ROM32KB(内5KBはブートローダ使用)196KB
動作電圧5V3.3V, IOは5Vトレラント
BLE有, VIN->5VはDC/DCコンバータ


CPUのクロックは2倍になり、32bitマイコンになっていますが、単純に8倍の性能になると思ったら大間違いですのでお気をつけ下さい。速度が遅くなることはないと思いますが、ソフトの内容によってはROMの消費量が増えて、コードの効率が悪くなるケースが有ります。特に8bitマイコンに最適化したソフトは、効率が悪くなる傾向になります。

■まとめ

DCC/MM2シールド 5V版はGenuino 101でも問題なく動きました。BluetoothLEが標準搭載されているので、鉄道模型とBLE通信で、何か面白いことができるかも? どちらかというと、ATMEGA328PのRAMやROM容量が足りないような、大容量の自動運転アプリや、自作の大規模コマンドステーションの実装には適していると思います。小規模な用途については、コード効率の面もあり、実績やコストや使い勝手とのバランスでUNOで十分な気がします。
posted by yaasan at 08:30 | Comment(0) | 鉄道模型

2016年03月28日

Gゲージデコーダでサーボをするための実験

Gゲージデコーダで、秋月電子で安く売っているSG92Rマイクロサーボも動かせそうなことが分かったので、とりあえずUNOで試してみました。

USBのパワーメーターを使って確認したところ、消費電流は150〜200mAくらいで、一瞬だけ使用するようです。コンデンサを大きめにすれば問題なさそうです。

servotest5v.jpg

Arduinoだと、ライブラリが提供されていることもあり、笑ってしまうくらい超簡単にサーボが使えます。
write関数で、動かしたい角度を指定すると勝手に回転します。回転速度は特に指定できないようです・・・。あと、どこが0°なのかよくわからないので(どこかに書いてある?)、使う前にちゃんと動かして確認したほうが良いかもしれません。


#include

Servo myservo;

void setup() {
myservo.attach(A1);
}

void loop() {
myservo.write(0);
delay(2000);
myservo.write(180);
delay(2000);
}


スマイルデコーダだと電流的にキツイですが、Gゲージデコーダならレギュレータの容量もコンデンサも大きいので余裕で動かせそうです。同時に何個もはキツイですが、時間差であれば特に影響はないと思います。



自分としては、解結に使えないか、検討しようと思ってます。パンタグラフや、ドアの開閉でやっても良さそうです。当然、MP3モジュールと同時に使えます。

サーボ、MP3モジュール用に3本の拡張ソケットを横に足したバージョンをとりあえずアートワークしてみました。実際に作るかどうかは、いろいろと意見を聞いてから決めようと思います。

dccdecoderGR1g_aw.png
posted by yaasan at 20:28 | Comment(1) | 鉄道模型