2017年06月14日

DSbluebox r4fをアップデート

DSbluebox r4fをアップデートしました。



実は5月中にアップしてましたが、URLを間違えていてダウンロードできなかったはずです・・・。

■修正内容

・エラー時の再読み出し機能を調整。認識率がアップしたはず。
・読み出し時の電流の閾値(電流の有無を判定する境界値)を調整できるようにした(デフォルトは8、ただの箱時代を使用の方は16-20くらいにするとうまく動くはず。電流センサのACSシリーズの電流範囲で値が変わります。現行品は12A品、古いものは5A品を使ってました。)
・デコーダリセット機能を追加。クマタ貿易とかホビセンで買った調整済み機関車とかには使わないでくださいね。中身が真っ白になります。
・デバッグ用のエラー状態表示機能を追加

本日以降の出荷は、すべてこのバージョンとなります。

なお、ケースの在庫が7個で、だいたい、月に数台なので、夏ころにはなくなりますが、オシロやその他いろいろ浪費したので、在庫切れ後のケース製造は夏より後を予定します。最初の勢いがほぼなくなり、あんまり数が出なくなったので、国内の需要にはほぼ応えられたと思っておりますので、そんなに急がない方針です。
posted by yaasan at 20:58 | Comment(0) | 鉄道模型

ルネサスのマイコン

ルネサスのマイコンは、実はあまりDCC向けにまじめに調べてませんでした。ふと、仕事で調べ物をしていると、以下の機能を目にしました。

Renesas Flash Programmer

よく読むと、ICE経由以外に、シリアルで書き込みをサポートしています。

R20UT0857JJ0300 Renesas Flash Programmer PCのシリアルポートを使用した書き込み回路例

に詳細がありますが、ようや、RX,TX,RESETの3端子と、あとは+5V,GNDを繋げておけば書き込みできるという代物です。(もう1ピン, FLMD0、プルアップが必要なケースもあるようですが)

合計、6ピンで、しかも専用ICE不要です。スマイルコネクタで全部できてしまいます。さらにさらに、ただのシリアルなので、起動後はデバッグでも、外付けSPI FLASHに音データ書き込みとかができてしまいます。

今後はSTM32と思ってましたが、こんなに楽ならルネサスでも良いか、と思ってしまいます。しかも5Vなので、今までの資産をそのまま使えます。ルネサス系はさんざん副業でいじっているので、特に問題もありません。

DSシリーズの次世代品は、ルネサスのマイコンで検討を進めていきます。RX220が今のところ、コスト的に良いかなと思ってます。秋月にあるRL78/G13は安いんですがちょっとパフォーマンス的に癖があるので、採用はしません。

- R5F52203BDFL (FLASH 64KB/ RAM 8KB) 403円/10pcs
- R5F52201BDFL (FLASH 32KB/ RAM 4KB) 356円/10pcs
- R5F52205BDFL (FLASH 128KB/ RAM 8KB) 664円/1pcs

※価格はチップワンストップのもの。

価格も許容範囲内で、現在のDSmainR5.1の2チップ構成を1つに統合でき、シンプル化できそうです。USBシリアルチップだけ別につける感じです。

たぶん、R5F52203BDFLになりそうです。なお、シリアル経由書き込みは、モード端子MD0,MD1を設定するタイプCになります。

開発環境は、CS+、昔のNECエレのCubeStudioですね。無償評価版で使い続ける形になります。128KBのROM制約がありますが、そもそもFLASHが64KBしかないので無問題。売る目的にバイナリを吐かせて書き込むことは問題ないかどうかは、今度会った時に聞いておきます。まあ、制限事項に全然書いてないのと、無償版という位置づけだと思うので、大丈夫だと思ってますが。

DSmainR6の構想を練り始めようと思います。

■追記 スマイルデコーダの次のアーキテクチャについて

RX220を使う場合には、サウンドを考慮して以下の制限事項があると思います。

・3.3Vにする(音データの保存先の外付けSPI NAND FLASHメモリが3.3V動作品しか市場に存在しないため)
・DCCデコーダは独自に実装するか、NMRA DCCライブラリを移植するかしないといけない
・DMA、PWM、タイマは十分にあるので、性能的には32MHz(MIPS換算でATMEGA328Pの倍程度)でも問題ないはず。32bitでRXは演算効率も良いので、十分、性能向上の恩恵を受けられるはず。
・コストは403円/pcsですが、まあ、300円前半までは下げられると思うのであまり問題視してません。

実のところ、スマイルデコーダの次はSTM32系と連合メンバーに言ってしまった手前、「やっぱりRX220にします!」なんてことは言うと怒られそうなので、今のところはDesktopStationの機器向けのみを考えております。

とりあえず、テスト用に新しい機種を一つ構築してみようと思います。
posted by yaasan at 08:45 | Comment(4) | 工作