2018年02月19日

とあるものを開発中

FlashAirのファームウェア失敗トラブルと平行して、とあるものを開発してます。

ArduinoUNOの形をしていて、ArduinoUNOのケースが流用できるが、ArduinoUNOとは微妙に違う、そんなものです。

DSair_AW_R1.png

なにやらSDカードが差し込めて、DCCパケット生成回路が積まれているように見えます。試作は3月中に行って、今後どうするかはT芝さんの今後の反応を見ながらのんびり考えます。

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FlashAirのポテンシャルは相当高いことが、W-03やW-04を最近いじりまくって分かってます。もうちょっとソフトを実装すれば、かなりのことが出来ます。

ソフト面での懸念事項はストレージの部分で、FlashAir自体はGB単位のデータを格納できますが、ここに書き込むためにはある程度制約条件を持たせないと行けない。具体的には、データの書き込み中は、特定の条件のみにして、そのときは電源抜くな!とか。この条件、昔のゲーム機みたいなもので、この時代にはあんまり合いませんが、そうするしかありません。

Webも同時につなぐ前提なら、どっかのクラウドに突っ込んでおけば良いので問題ないでしょうが、Webと独立して動かすのが多い、鉄道模型向けにはちょっと合いませんね。

あと、FlashAirにほとんどの機能(部品コスト面でも・・・)を牛耳られることになるので、開発者向けサポートが相当しっかりしないといけないです。今は、個人が家で遊ぶ向けになってますが、ビジネスやハードウェアスタートアップに使わせたいなら、こんなサポートではまだまだ不足で、ダイレクトにエンジニアと話ができるような場を用意して、解決していかないとどうにもなりません。あと、10個、20個単位で安価にFlashAirを買えないといけないです。毎回ヨドバシで調達なんかしてたら破産してしまいます。

サポートについても、基本はトラブルがあったときに対応していただく形ですが、動きがおかしいくらいならどうにかなりますが、こういう複雑部品が壊れるとかは致命的で、これを全部、私一人が金銭・技術対策をしないといけないのは、ハッキリ言って無理です。技術はどうにかなりますが、一番の問題は潤沢に6000円もするFlashAirをガンガン壊して捨てるだけの金が、DCC鉄道模型では稼げないところでしょうか・・・。

なので、T芝さんの様子をまずは見ようと思っています。
posted by yaasan at 08:13 | Comment(0) | 鉄道模型

2018年02月18日

DSシールド 品切れ中

DSシールドですが、品切れ中になっています。

中国は春節中で、これから製造手配を掛けますが、かなりの時間が掛かることが予想されます。

なお、注文予約は随時受け付けます。
posted by yaasan at 21:49 | Comment(0) | 鉄道模型

FlashAirアプリの開発を休止します その5

FlashAir W-04のファームウェアアップデートに失敗したので、いろいろ実験している件の最終まとめです。

□結果

・USBハブから潤沢な電源供給を行ったところ、正常にFlashAir W-04のアップデートが行われることを確認。
・ただし、バージョン確認が何故か3回発生。(VAIO Pro13のSDカードスロットでは発生せず)

□構成

パソコンは、問題が起きたWU2/B1で、内蔵SDスロットは使用しません。外部に電源供給可能なUSBハブ iBUFFALO BSH7AE03を使用し、500mA(0.5A)を供給できるようにしました。メモリカードリーダは、ELECOMのMR-A012です。

FlashAir_USBPStest2.jpg

DVDドライブを事前に繋げて、電流を確実に0.5A流せることを確認済みです。

FlashAir_USBPStest1.jpg

□消費電流

USB電圧電流計 KCX-017で測定した限りでは以下の通りでした。

アップデート準備 0.17-0.19A
アップデート準備完了直後 0.23A(max)
アップデート中 0.08-0.13A
バージョン確認1〜2回目 0.09A
バージョン確認3回目 0.15-0.17A

上記から言えることは、トラブルになっていたアップデート作業自体は電流はそれほど大きい値は観測されていません。ただし、かなりサンプリング周期はかなり荒いので、取りこぼしているだけも可能性としてありますが、傾向としては電流自体はそれほど全体として大きくは無いといえると思います。

□なんでこうなった?

F士通は、SDカードカードスロットのコスト低減で、USB周りの電源に手を付けたのだと思います。一方、T芝さんは、FlashAirの高速化や省電力化の両立、かなりのアクロバティックな動作をFlashAir W-04で採用したのだと思います。

F士通さんの名誉のために言うと、FlashAir W-03やその他のSDカード、たとえばT芝、SANDISK、transcend、Kingstonなどいろいろ差し込んでますがトラブったことは一度もありません。トラブルが起きるのはW-04だけです。

□まとめ

・F士通LIFEBOOK WU2/B1またはその兄弟機UHシリーズの内蔵SDカードスロットを使用して、FlashAir W-04をアップデートすると国内正規品であろうと廉価輸入品であってもアップデートに失敗する大きなリスクがある。なお、他のメーカーでも似たような症状が出る可能性は十分にありますので要注意です。
なお、ドライバ名は「BayHubTech/O2Micro Integrated MMC/SD controller」で、LenovoやT芝さんも含め、よく使われているモノみたいです。ハードも同じか、電源供給も同じかどうか分かりませんが。

・同じPCでも、内蔵SDスロットでは無く、外部にUSBメモリカードリーダを使って、さらにACアダプタ付きのUSBハブで電源補強すると正常にアップデートできました。よって、原因はSDカードスロットの電源の強さとみて良いと考えられます。

・なお、FlashAir W-03の通常のPCでの消費電流は0.15-0.17Aなので、そんなにW-04と大きく違うわけでは無いように見えます。USB電源にかかる負荷としては、マクロ的に見えればそんなに差異はなさそうですが、ちゃんとした測定器でないと見えないミクロの部分でファームウェアアップデートの動きがW-03とW-04ではだいぶ違うのかもしれない。ブラックボックスなのでよく分かりませんが。

ご参考:
・iMac27inch(年は不明)では正常にアップデートできるようです。
・VAIO Pro13 (2014)では、正常にアップデートできました。他のVAIOは分かりません。

□今後について

確実にW-04をアップデートする手段はUSBハブで電源補強というのは分かったので、FlashAirのアプリ&DSair開発再開も考えてます。ただ、壊れたW-04輸入版2枚は非常に悔しい。このまま素直に再開して良いものか、悩み中です。
posted by yaasan at 15:00 | Comment(2) | ガジェッド

FlashAirアプリの開発を休止します その4

ヨドバシカメラから、追加のFlashAir W-04国内正規品が届きました。弊社には合計5枚のFlashAir W-04が揃いました。うち、2枚死亡、1枚アップデート成功?、2枚未実施という状態でした。

FlashAir_w04_3pcs.jpg

早速、ヨドバシカメラから届いたW-04を若手社員のVAIO Pro 13(2014)の内蔵SDスロットに差し込み、アップデートをやってみました。結論としては、あっさりとトラブルなく、アップデートできました

今までフリーズして全く見られなかった、以下の画面が出てきました。

FlashAir_VAIO_1.png

FlashAir_VAIO_2.png

FlashAir_VAIO_3.png

ということで、PC(ここでは富士通のLIFEBOOK WU2/B1、たぶん兄弟機のUHシリーズも・・・)とアップデータの組み合わせによってファームウェアアップデート失敗のリスクがあり、破壊される可能性があることが確定しました。他に富士通PC持ってませんが、富士通のPCでFlashAir W-04のアップデートはとりあえず、やめておいた方が良さそうです。

まだ未アップデートのFlashAir W-04が残り1枚ですが、最後は、WU2/B1のUSBに、リニアテクノロジーのUSBアイソレータで電源絶縁&外部電源供給(0.5Aまで増強)し、なおかつUSB型の電圧電流測定器で電源監視をした状態で、ファームウェアアップデートを実施します。ファームウェアアップデートで電流がどれくらいまで上がるかがポイントになります。

なお、弊社にはSDカードリーダーが家に無いので、明日、出稼ぎ先にある私のモノを持ち帰ってきます。

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PCに問題が無いか、CHKSDKよりSFCが良いと言うことで、やってみました。システムトラブルは特にないようです。


C:\WINDOWS\system32>sfc /scannow

システム スキャンを開始しています。これにはしばらく時間がかかります。

システム スキャンの検証フェーズを開始しています。
検証 100% が完了しました。

Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。


posted by yaasan at 11:59 | Comment(3) | ガジェッド

2018年02月17日

FlashAirアプリの開発を休止します その3

FlashAirのW-04を買って、古いバージョンの4.00.00だったのでアップデートツールで4.00.02にアップデートしたら書き込み終わった直後にツールがフリーズしてカードが壊れた件の続きです。

FlashAirアプリの開発を休止します その1
FlashAirアプリの開発を休止します その2

抜かないでほったらかしにして壊れずに済んだW-04(国内正規品)で、FlashAirアプリを試しました。W-03とは比べものにならないくらいページの読み込みがサクサクで、これは非常に強力です。

以下、FlashAir W-04で最新版のアプリを動かした例です。

FlashairW04_app2.PNG

FlashairW04_app1.PNG

最初から4.00.02のファームウェアで海外版も国内版も出荷してくれれば・・・。たかだかファームウェアのアップデートでユーザーの懐直撃の致命的なトラブルなんて、真の実力も出さずに引退する不運なスポーツ選手のような感じです。

□追記

FlashAir非公式wikiのGPS_NMEA_JP様から、かなり重要なヒントを頂きました。


GPS_NMEA_JP様コメント:
私が調べていた限り、アップデートツールは特に特殊なことはしておらず、ファイルの削除とコピーくらいだった思います。
Windows側が壊れている可能性と、SDカードリーダーが壊れかけている可能性が考えられます。
(W-04は消費電力が大きいので、SDカードリーダー側の設計が悪いと双方不安定になることがあります。)
とりあえずは、Windowsのシステムファイルの破損チェックをお勧めします。



SDカードリーダは、富士通LIFEBOOK WU2/B1に内蔵のもので、しかも1月に故障で新品交換しているので、1ヶ月で壊れるとは思えません。

FlashAir_w04jp_5.jpg

Windowsシステムについても、CHKDSKをかけましたが以下の通りです。


C:\WINDOWS\system32>chkdsk c:
ファイル システムの種類は NTFS です。

警告: /F パラメーターが指定されていません
CHKDSK を読み取り専用モードで実行します。

ステージ 1: 基本のファイル システム構造を検査しています ...
429824 個のファイル レコードが処理されました。
ファイルの検査を完了しました。
5452 個の大きなファイル レコードが処理されました。
0 個の問題のあるファイル レコードが処理されました。

ステージ 2: ファイル名リンケージを検査しています ...
511 個の再解析レコードが処理されました。
521210 個のインデックス エントリが処理されました。
インデックスの検査を完了しました。
0 個のインデックスなしファイルがスキャンされました。
0 個のインデックスのないファイルが lost and found に回復されました。
511 個の再解析レコードが処理されました。

ステージ 3: セキュリティ記述子を検査しています ...
セキュリティ記述子の検査を完了しました。
45694 個のデータ ファイルが処理されました。
CHKDSK は Usn ジャーナルを確認しています...
34698592 バイトの USN が処理されました。
Usn ジャーナルの確認を完了しました。

Windows でファイル システムのスキャンが終了しました。
問題は見つかりませんでした。これ以上の操作は必要ありません。

245726207 KB : 全ディスク領域
73993816 KB : 244169 個のファイル
154316 KB : 45695 個のインデックス
0 KB : 不良セクター
541195 KB : システムで使用中
65536 KB : ログ ファイルが使用
171036880 KB : 使用可能領域

4096 バイト : アロケーション ユニット サイズ
61431551 個 : 全アロケーション ユニット
42759220 個 : 利用可能アロケーション ユニット


・・・となると、「W-04は消費電力が大きい」という点に注目すべきなのかもしれません。ファームウェアアップデートが意外に電流を食っていて、電流をSDカードカードの規格ギリギリに消費するとか、なおかつ、富士通の内蔵SDカードスロットの電源設計がマージンをケチっていたとしたら・・・、書き込み失敗や、書き込みリトライが多発して、アップデート時間が大幅に掛かる(ので、フリーズしたように見える)とかが想像できます。

そして、1時間くらいほったらかすと、良い感じにアップデートが終わっていると。このストーリーだと今までの現象はスムーズに説明がつきます。

FlashAirに電解コンデンサは、もはや必須条件と考えてますが、普通のSDカードカードスロットの基板に電解コンデンサなんか付いているもんなんでしょうか。3.3V電源が強ければ問題ないですが、SDカード周りの設計をやったことがないもので、業界としてのさじ加減が分かりません。

どちらにしても、このPCでFlashAir W-04のファームウェアアップデートはやめておいた方が良いのは間違いなさそうです。FlashAir W-04のファームウェアアップデートは、電源が強いSDカードスロットで!(そんなのどうやって見分ければ良いんだろう・・・)

なお、Macでは正常にFlashAir W-04のアップデートはできているとのことです。Macをお持ちの方は、なるべくMacでアップデートをお願いします。
posted by yaasan at 18:57 | Comment(3) | 鉄道模型