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2018年03月01日

模型のゲージ(スケール)は、HO(HOナロー)を推奨

DCC電子工作連合の中も、Nゲージユーザーは多いのですが、少しずつHOユーザーが増えていると思います。

このブログの最初の頃を見てもらうと分かりますが、私はTomixのアナログNゲージに愛想を尽かして小学生の時に卒業したあと、パソコンにのめり込んでプログラミングにはまって色々なソフトを作りまくって楽しんで大人になってしまった後、ドイツに仕事で行ったときにメルクリンやDCCといったデジタル模型を知った衝撃で戻ってきた人間です。

Nゲージは小さくて、確かにいろいろと利便性は良いのですが、どうしてもサイズの制約が厳しいです。Nゲージですと、デジタルもサウンドや照明が中心で、DCCを限界まで楽しめるか、と言われると難しい面が感じられます。また、加工が必要な車両が多く、その工作は非常に細かい熟練を要します。私のようなズボラな人間には本当に辛いです。

なので、デジタル鉄道模型を本格的にやろうと思うと、結局はサイズの面、加工の要らない車両もそれなりにあるHOに落ち着いてしまいます。メルクリンは基本はHOですし、欧州もアメリカもHOが基本です。色々な知り合いがいますが、不思議と、ほとんどの方がHOを基準にして、ナローだったりGだったりします。

「大きい面積が必要で困る!」と思われるかもしれませんが、日本型だと大柄で難しいケースが多いですが、欧米型だとR1線路が360mmなので、直径で72cm程度あれば、一周くめてしまいます。また自動運転プログラミングすれば、直線やちょっとしたポイントだけでOKです。実際のところ、可搬性や面積だけにこだわるなら、ロクハンのZゲージに行くべきでありますし。ちょうど、ZゲージもDCCデコーダ開発をロクハンが進めているので、HOとZの板挟み状態が日本のガラパゴスなアナログNゲージの実態じゃないでしょうか。

最近特に思うのが、サウンドだけでは物足りなくなってきてしまっていて、特にパンタ上げ下げとかスチームとか、いろいろなギミックをフルに楽しむとなると、HOが第一候補になるのではないでしょうか。

ただ、HOに移行すると困るのが、日本型の入手性の悪さです。これは日本のメーカーがNが基本なためなので、私としてはどうにもなりません・・・。
ただ、日本型だけじゃなくて、ヨーロッパ型、アメリカ型、昔のアメリカンなど、いろいろなジャンルがあるので、あまりこだわらずにいろいろ遊んでみることが、趣味の幅を広げるきっかけにもなると思います。スイスに行ったことはないですが、クロコダイルCe 6/8 IIとか見た目が面白いですよね。



なお例外的に、HOナローなどだと、Nゲージの線路が使えて、大柄な車両がゆったりと走るので、DCCは問題なく積めます。

アナログユーザーでDCCに興味のある方に、とんでもないことを言うかもしれませんが、まずは欧米型のHO車両、できればサウンド付きを買ってみて(欲を言えばESUのHO車両を大枚はたいて買って欲しい)、KATOのHOレールで揃えて(入手性、性能でKATOレールは優秀。)、ミント缶コントローラやDesktopStationの機器で動かしてみるのをお勧めしたいです。

カルチャーショックで、一気に目が覚めるきっかけになると思います。アナログ模型ユーザーは、本当の楽しさを知らずに、お金も時間も、相当な損をしていると思います。

車両の値段がたとえ2倍高くても、楽しさが3倍だったら大もうけです。デジタル鉄道模型は、そんなチャンスを提供するものだと思って頂ければと思います。そして、HOゲージであれば、鉄道模型を世界の最先端で、限界までフルに楽しめます。

NゲージのDCCを否定するつもりは無いですが、どうしても、DCC否定派・アナログユーザーへのDCC普及を説くとなると、進化を遂げている欧米型HOを例として挙げざるを得ないです。

と言うことで、まだ届いてませんが秘書に内緒で、大赤字運営中なのにESUのロコを買ってしまいました。取り寄せ品なので、当面先と思いますが今から楽しみです。模型市に間に合えば、デモいたします。
posted by yaasan at 19:28 | Comment(0) | 鉄道模型

川重の台車削りすぎ問題

私もよく東海道新幹線に乗るので、気になっていましたが、とうとう原因が判明したようで、良かったです。
原因が分からずに、適当な理由にされてうやむやにされるんじゃないかと思いましたが、明確に原因は、台車取り付け時の無理な削り加工ということで、今後は対策されていくと思います。

これ、現場の作業や設計の人が悪いのではないです。無理なコスト、無理な納期を押しつける仕事に決裁とGOサインを出した川重のエラい方々、JR西日本・JR東海の調達担当者が悪いのです。

製造現場は、やむを得ず、削る加工をしたと思います。納期はもうすぐ、製造し直すと費用も時間も掛かる、結果的に責任を取らされるなど、追い込まれての結果に見えます。
この行動は、NGで、本来はNOを突きつけるべきでした。ただ、NOと言った瞬間、その人は飛ばされたりして粛正されるのが目に見えているのでやってしまったというのが実際でしょう。粛正人事なんて、当たり前のように行われてますし、みんな空気を読んでやってます。

車両の仕事は、とんでもない納期、コストとよく聞きます。しかも、日本車輌、日立など様々なメーカーに分けて製造させるわけですから、設計・製造面での無駄も非常に多いです。調達元はリスク分散で調子が良いのでしょうが、その分のコストを上乗せすることも無く、現場に無理を生じさせているのが実態です。

コストを抑えるには、多額の投資で技術やノウハウをためないといけないです。既に、現代の技術は成熟しているので、無駄な部分はそんなにありません。コストや性能をさらに劇的に上げるには画期的な手法を開発するしか手はありません。

残念なことに、画期的な手法を編み出しても評価されず(コストダウンアイテムは結果的に値引き材料に使われて儲けが薄くなる)、ほとんどのケースではエンジニアや現場の尻を叩くことに行き着きます。

起こるべくして起きた、日本の製造業のヒエラルキー・搾取構造が招いた事件と思います。見えないところでたくさん出ていると思いますし、今後も出てくると思います。みなさん、かなり無理をして作っていると思います。

最近、「日本凄い!」とかTVで盛んに自慢げに言ってますが、その「凄い」って、人をいろいろな面で追い込んで実現しているのです。それって、「酷い!」ですよね。
posted by yaasan at 07:29 | Comment(3) | 日記