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2018年04月06日

KATO 22-019 スマートコントローラー

KATOが、4月?か8月?にBluetoothパワーパックをリリースするそうです。価格は13500円+税なので、14580円が税込み定価になるということだそうです。

Bluetoothでアナログパワーパック・・・。競合品は、Mabeeeでしょうか。こちらは、Nordic SemiconductorのBLE内蔵のCortex-M0マイコン搭載SoCを使った、プラレールなどの乾電池で動くモータ製品をターゲットにした遠隔操作玩具です。

類似のフィジカルコンピュータとしては、Microbitとなります。同じく、NordicのBLE&ARMマイコンチップを搭載しています。

どう考えても、MabeeにちょっとPWM回路を足したくらいで実現できます。製造コストはあんまり変わらないでしょう。もちろん、スマートコントローラはリリースされ次第、速攻で分解させていただき、原価コストを発表させて頂きます。

DSairは、DCC対応&Webアプリ採用で、KATOさまには負けないくらい開発コスト(※人件費は0円ですが金銭換算後)と最新のIT技術をかけて実現してます。苦渋の決断ですが、14580円にぶつけるしかありません!!KATOさま、申し訳ございません。

つきましては、DSairの完成品価格は、FlashAir抜きで、14580円 - 4100円(FlashAir W-04 16GB ヨドバシ最安値)で、10480円でリリースさせて頂きます!DSair完成品価格は、9800円と思ってましたが、今流行の忖度&お友達価格ということで値上げさせていただきます。

KATOさま、価格を引き上げる余地を提供頂き、本当にありがとうございます。贅沢を言うと、19,800円くらいにしてくれると、もっとハッピーだったのですが・・・。

ユーザーの皆様は、KATOさまのスマートコントローラと機能と価格を比較の上で、ご検討いただければ幸いです。

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以下、比較項目。

・アナログ対応 ×スマートコントローラ
・DCC対応 ○DesktopStation
・ポイント対応 ○DesktopStation
・重連対応 ○DesktopStation
・対応端末 ○DesktopStation(iOS, Android以外もサポート!)
・複数台使用 △引き分け
・最大電流 △引き分け(2A)
・安全機能 △引き分け
・価格 △引き分け
・サイズ △引き分け

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分解の際の気になる点

・原価率。ちなみにうちは、ほとんどの商品が30〜40%程度です。
・モータドライバの発生熱量と熱対策(形状的に大型放熱フィンは無さそう、フィン無しで使用?)
・BLEチップとマイコン(普通に選ぶとしたらNordicな気がする・・・)
・技適の取得の有無。取ってなかったら、大騒ぎに・・・。なおモジュールタイプなら技適取得は不要。
・Bluetoothロゴの有無。メンバーになっているようです。当社の規模では払えないような高額ライセンス料(8000USD=85万円)が・・・。実はこれがBluetoothを当社が使用しない一番の理由です。

bluetoothsig_kato.png
posted by yaasan at 20:01 | Comment(4) | 鉄道模型

デジタルとアナログ

Taka@さんが、重連時の進行方向を物理的に逆にするアクロバティックな操作を、エラーや不具合というように指摘するのは何でだろう?と、不思議に思っていたのですが、よく考えると、アナログ鉄道模型をベースに解釈していたからだと気づきました。

※Taka@さんの指摘は、エラーでは無いですが、重連機能として不足しているのは間違いの無い指摘です。コミュニケーションがちょっと足りなかった(もっと髪を伸ばすべきだった)ということです。

アナログとデジタルって、実際には何が違うのか、ちょっとおさらいしましょう。
以下の図は、アナログとデジタルを説明する際に、電気工学の大学1年生で習う教科書に出てくるものです。

analogdigital.png

アナログは、線が連続的に続いています。この線を切って細かく見ても、線はずっと繋がっています。
一方でデジタルは、線を切る間隔というのが決まっています。これを不連続と言います。難しい言葉で言うと、離散、とも言います。

デジタルにすると、アナログの情報量が減りますが、人間が必要なアナログの情報量というのは、ケースバイケースで、そんなに細かい情報は要らないことも多いです。またデジタル化すると、コピーや改変、保存が非常に簡単になります。現代のデジタル社会は、まさにこの部分をおいしく頂いていると言うことが言えます。

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で、そのデジタル化して、情報を保存する部分で、今回の誤解が生じているのです。

従来のアナログパワーパックや、アナログ車両(ただのモーター)では、車両の状態というものを保持していません。線路の電圧の極性と、機関車が一致しているかしてないかは、人間が配線し、人間が機関車を置いて判断します。

一方で、デジタルのコマンドステーション側は、デコーダが厳密に進行方向の基準というものを保持しています。どっちが正方向、どっちが逆方向か、デコーダを車両に入れると必ず決まってしまうのはご存じと思います。コマンドステーション側もそのデコーダの設定されている進行方向を基準にして制御を行います。

今回のトラブルのように、進行方向を物理的に逆にしたとき、人間の頭の中では逆にしたつもりになっていますが、コマンドステーションやデコーダにセットされている進行方向は、そのまんま逆にはなりません。

よって、きちんと、機関車を逆にした場合には、物理的に逆にしたことをコマンドステーション側(進行方向の逆設定機能)か、デコーダ側(CVで設定)かに明示して教えてあげる必要があるわけです。

人間はアナログなので、全て繋がっているように見えますが、デジタル機械は、設定されたものが全て基準なので、その基準を逆にすると、人間の意図したものと、機械の意図されたものがちぐはぐになってしまいます。今回のトラブルの原因というか、誤解はそこにあります。

ということで、何が言いたいかというと、次のFlashAirアプリで、コマンドステーション側に進行方向の逆設定機能を追加します、ということでした。

analogdigital2.png
posted by yaasan at 08:24 | Comment(6) | 日記