以下の2つの機能を、当初から回路上で用意しておりました。実は、この機能は元々は入っておらず、ユーザーの要望を反映したものです。
・S88-N 自動運転用センサネットワーク機能(ヨーロッパで標準)
・I2C OLEDのコネクタを用意。128x64ピクセルのOLEDを接続可能。

■OLED機能について
ディスプレイ機能となりますが、コネクタ上はDSmainR5.1C2と互換です。4.7k〜10kΩ抵抗を2つ、別途半田付けすれば、OLEDが制御可能になります。なお、Aliexpress等で売っているI2C OLEDを利用する場合、VCCとGNDが逆の場合もありますので、ご注意ください。
■S88機能について
現在、昔懐かしいDSbasic相当の機能を、Webアプリに実装を検討しております。
何故BASICなのかと言われると、「懐かしいから」としか言いようがありません。昔は、コレがTHE プログラミングでした。私も最初は小学校4年生くらい(トミックスのアナログNゲージがつまらなくて飽きてやめるくらいのお年頃でした)に習ったBASICでした。
と言うことで、DSair2でも、自動運転やるって言ったらBASICだろ、ということで、実装する方向で、調査検討を進めております。今流行りの、ESU LokProgrammerとかで書くようなLokSoundのブロック図とか、そういうグラフィカルなものは、やりません。自動運転プログラミングに、グラフィカルで実現することは難しいです。BASICでゴリゴリ書く方が、結果として早いというのが私個人の解釈です。
アプローチとしては、DSair2アプリに新規にBASICインタプリタを実装するのは、時間が掛かりすぎるので、今まで色々JavaScriptで動くBASICエンジンを探してきましたが、ようやく良い感じのが見つかりました。Googleのwwwbasicを利用するのが有力と思ってます。
キーボード入力もできるように実装し、BASICをスマホやタブレット画面上で実行する機能を実験し、問題が無ければ正式採用します。本検討は、少々時間が掛かりそうなので、今しばらくお待ちください。
S88機能自体は、以前に検証済みで、スマホ上で動作するBASICの処理部分の問題だけが懸念事項です。基本的には、フジガヤ2さんがやられていたような自動運転をスマホでできるような形にするつもりです。
スマホで自動運転するBASICに何の意味があるのかどうかは、実際に使用するユーザーそれぞれに感じ取って頂きたいと思います。
BASICは、海外でもやはり一定以上の需要はあると見込んでおり、そもそもBASICエンジンも日本製より海外の方がずっと多いです。海外への展開としても、BASICは欠かせないと考えております。