DSair2の基板在庫が、たぶん今月末には枯渇してくる可能性があるため、再生産を行います。
(ケースは大量に製造したのであと半年は大丈夫と思っておりますが・・・)
現在の基板リビジョンはrev.Cですが、次はrev.Dとなります。変更点は、ユーザーには全く影響の無いものです。
・SDカードスロットのスロット固定はんだパターンのズレ修正
・LEDのシルク表記を変更(長さが分かるようにする)
■DSair2のS88について
来週から、MZI NET SHOPさんでDSair2のS88-N対応加工サービス(価格は未定)を提供してもらう方向で調整しております。価格や参考納期が確定したら、ご連絡します。もちろん、自分で改造してS88-Nを付けられる方はチャレンジしてみてくださいね!
また、DSair2のS88-Nのwikiを追加してあります。
S88機能は、自動運転には無くてはならないものですが、BASICプログラミングやセンサの知識がそこそこ必要で、誰にでも簡単ではありません。あえて標準ではないのは、それが理由でもあります。ただし、できることは、模型メーカーの制約された自動運転システムとは違って無限大です。また、スケールも限定されず、投資もずっとお安くなります。
こんなコンパクトに、スマホだけで自動運転できるシステムは、世界でDSair2だけだと思います。ただし、それなりにハードルが高いことだけはご理解の上で、冬の富士山登山のようにお考え頂ければ幸いです。命がなくなるものではないので、止めはしませんが、遭難しても良いくらいの覚悟を持って取り組んで頂ければと思います。
何故ハードルをここまで上げるかというと、DSair2のBASIC機能(DSbasic)は、今まで自動運転用に作ったWindows用のソフトのDesktopStationSoftwareとは、難易度が変わっているためです。代わりに自由度の高さは桁違いということで、内部ではBASICをJavaScriptに変換して実行するので、実はBASICで新機能を付け加えるような、プラグイン的な事が出来ます。あの古いTVみたいな画面も実はマウスやキーボード操作可能になってまして、本気を出すとあの中にアプリがBASICプログラムで実現できます。
完全にやりすぎてしまった感がありますが、自分としては鉄道模型制御システムでやりたかったことの1つなので、DSbasicを搭載したことに満足してます。たとえば、Roco Z21やMarklin CS3とかでは、運転室を画面上に再現して運転できる機能を提供していると思いますが、ああいうことも出来なくはないです。画面が小さい事については、全画面表示とか何らかの支援機能を今後のVerUpで追加したいと思います。
いろいろなアイデアで、DSair2をもっと楽しく活用して、鉄道模型ライフをEnjoyしてもらえたらと思います。
2019年03月05日
DSair2 基板増産予定
posted by yaasan at 08:49
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