2019年03月06日

中華DCCデコーダを集める その1

日本よりもデジタル鉄道模型の普及が進む中華圏のDCCデコーダの収集を始めております。

以前に紹介したlaisdccのDCCデコーダの超小型版860010を購入しました。

- 2Fx(100mA), Motor 0.5A(1A peak)
- 13.3mm x 7.3mm x 3.8mm
- 11USD/pcs (送料4USD/pack)
- マニュアル(英語)

ロクハンのA053デコーダワンコインデコーダとの比較です。黒い熱収縮チューブに入ったものは、laisdccの860010です。

laisDCC_comparison1.jpg

表:
laisDCC_comparison2.jpg

裏:
laisDCC_comparison3.jpg

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laisDCCの商品はAliexpressで容易に入手できますが、この会社以外にも、Digisight(Dynamic Core)の5131サウンドデコーダ(サウンドはTarusを指定)で発注しています。この他に、サウンドなしのデコーダもいくつか売ってくれとお店に頼んで、確認してもらってます。

台湾のANEMODELは日本でも一部のお店で入手可能なので、入手したいと思います。新興企業のdrMの入手が課題で、いろいろ調べています。

もはや、スマホも中華がNo.1になっていますが、デジタル鉄道模型も中華がNo.1となるのは時間の問題でしょう。模型の射出成形や塗装、組み立ては欧州もアメリカのメーカーも、中国の協力企業に頼んでいるケースが非常に多いです。力を付けて、独自に製品を出すのは時間の問題と思って差し支えありません。日本の模型関連企業は、日本企業が今後もやっていくために、どうすれば良いか、あらゆる手段や方法を含めて、真剣に考えていくべきです。今まで通りでは、どうなるかはもうおわかりだとは思いますけど。
posted by yaasan at 14:59 | Comment(0) | 鉄道模型

いろいろなアイテム

DSair2をより、パワーアップされるためのネタは、ネットにたくさんあります。アイデアや調査探索レベルですが、こんなものがあるよ、と言うものをいくつか挙げさせていただきます。


■モーター音シミュレータ

私も以前は遊んだBVE向けのモーター音シミュレータがあります。仕組みはサウンドデコーダと同じものだと思いますが、これをブラウザ上で動かせば、KATOのサウンドボックスになるわけです。DCCだと、目的が違うので、どちらかというとアナログパワーパック向きな位置づけの機能ではあります。

BVE Workshopのモーター音シミュレータ (ブラウザで動きます)

もしスマホが使えるのであれば、スマホの膨大な演算能力とデータの格納場所が用意されており、サウンドボックスのように、そもそも、物理的なハードウェアにわざわざ高いお金とデジトラックスへの上納金を支払う必要も無いわけでして・・・。

■バーコード・QRコード読み出し

バーコードやQRコードの読み出しで、アドレスや車両選択をする機能が欲しいと思ってます。それ以外にも、何らかの運転操作をするとか、BASICのプログラムをQRコードにするとか、いろいろ出来そうだと思います。

■着せ替え

モーター音シミュレータと同じく、BVE WorkshopさんにあるOnline Meter Gauge Drawerのように、画面の着せ替えで色々画面にするもの。
フジガヤさんやゆうえんさんが既にやられてますが、これを本家に取り込むというものです。
posted by yaasan at 10:51 | Comment(3) | 鉄道模型

USBスロットルの対応可否(USB-OTG)の確認方法

現在開発中のUSBスロットルは、Android端末のUSB-OTG機能を利用してキーボードとして振る舞うこと(=疑似キーボード)で実現しています。

USB_Throttle21.jpg

試験的に頒布しておりますが、動かないという方もそこそこいらっしゃるようで、ちょっと悩みのタネになりつつありますが、動かない人は申し訳ないですが、対応機種に買い換えて頂けたらと思います。

■動かない機種

動かない機種もそれなりにあるので、基本的に動くか動かないかはユーザーが判断して下さい。当方に動きますかと聞かれても、お答えいたしかねます(モノが無いので動くかどうか分からない)。

・古いAndroid端末(Android 5以前?)
・iOS機種全て →動きました!

■確認された対応機種

最近のAndroidスマホ等では、多数動くケースが多いと思ってますが、データが無いので分かりません。

・WindowsPC全般
・Xiaomi Pad 4
・Huawei M5
・Amazon Fire 7(2017)
・iPad Air1※ & Lightning - USB 3カメラアダプタ

※iOS向け対応について(Arduino IDE側のライブラリ改造が必須)

Arduino IDEで書き込む際に、500mAではなく100mAと申告するように、USBCore.hを改造する必要があります。情報ソースはここです。

改造先ソース: \arduino-1.8.5\hardware\arduino\avr\cores\arduino\USBCore.h
改造箇所: 赤枠のように、100を設定する(元は500となっています)

USBcore_100ma.png

USB_Throttle31.jpg

証拠ビデオ:


■Android端末でOTG対応かどうかの確認方法

OTG対応については、ネットで検索すると出てくると思いますが、以下のサイトをご確認ください。

https://yuyu.miau2.net/usb-host-smartphone/
posted by yaasan at 08:53 | Comment(7) | 鉄道模型