2019年03月16日

DIGSIGHT(DynamicCore)のサウンドデコーダを動かしてみた

中国DIGSIGHT(DynamicCore社)のサウンドデコーダ No.5313 (NEM652 8ピン)を買ったので、動かしてみました。

サウンドデータは、Taurusを指定しています。

DIGSIGHT_5013_1.jpg

■デコーダの写真

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■動画



■まとめ

・DSblueboxで、CV読み出し・運転操作はOK。
・マイコンはマイクロチップのPICっぽい。
・Taurusのデータを書き込んでもらいましたが、サウンドの質が非常に低い(データの作り方が酷すぎるのだと思います)。ビデオ参照。
・サイズはHO向けですがそこそこ小さい。
・スピーカーが謎の形状。
・107.75USD(12000円くらい)でしたが、その価値はなし。サウンドデータが書き換えできるなら良いが、現状、まともに書き換える環境が無いので、価値が低いと言わざるを得ない。

■結論

はっきり言ってお勧めできません。サウンドの書込みツールも、何度やってもダウンロードに失敗しますし、ツールのアップデートもあまりされていない模様。ハードは出来たがソフトやサウンドの充実化に失敗してるようにしか見えません。

もしかすると、中国の車両のサウンドの品質は高いのかも知れませんが、実際の音を聞かないと、判断は難しいでしょう。5000円でも、サウンドがこのざまでは、欲しくならないですね。
posted by yaasan at 16:14 | Comment(0) | 鉄道模型

オープンサウンドデータ・C11 ver3.00を公開!

ESU LokSound V4, 5シリーズ向けの無償の高品質な日本型サウンドデータの配布プロジェクトであるオープンサウンドデータで、元旦に公開したC11サウンドのブラシアップ&アップデートしたver3.00をリリースしました。

ちょうど、あまり良いことではないことでタイムリーな状況にもあるC11ですが・・・。

C11_v3.png

操作している動画:


■変更内容

・ライトの挙動を変更
・サウンドシーケンスの改善
・ファンクション割り当ての変更
・使い勝手の向上(玄人向けの複雑な操作を軽減)

ライトの挙動を元に戻す場合には、kumaさんがデジタル鉄道模型フォーラムに変更方法を紹介しています。

■注意事項

ESU LokSound V4シリーズ(microを含む)、LokSound 5シリーズが必要です。なお、廉価版のLokSound Selectシリーズには書込みできません!ご注意ください。

またデコーダへサウンドを書き込む際は、音源データだけでなくCV値の書き込み(赤い音符ボタンの隣のボタン)も合わせて行うよう、お願いします。

LokProgrammer_CVWrite.png

書込みの仕方などは、サイト上で公開している、LokProgrammerスターターガイド(日本語)をご覧下さい。

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C11サウンドのアップデートに関して、No.147さま、kumaさまに多大な協力を頂きました。ここで感謝を申し上げます。ありがとうございました。
posted by yaasan at 07:35 | Comment(0) | 鉄道模型