2019年04月27日

オープンサウンドデータ動向調査 結果

昨日まで5日間ほど実施した、オープンサウンドデータに関するアンケート調査にご協力いただき、ありがとうございました。207名の方のご協力がありました。感謝申し上げます。

まずは今回のアンケート回答者のDCC比率ですが、予想通りの展開になっております。純アナログの方々の回答はごく一部で、ご協力は得られなかった(興味を持ってもらえなかった)ということが明らかになりました。

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オープンサウンドデータの利用率、興味の有無です。アンケートの趣旨からも、興味のある人が回答していることが伺えます。興味のない人はそもそもアンケートに答えていない、ということがわかります。

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オープンサウンドデータが普及しない理由という質問では、情報や宣伝が大幅に不足しているという指摘が一番でした。ご意見にも記載いただいておりますが、Webだけでは宣伝が足りないのでは?ということで、打開策を現在、進めております。

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つてはかなり使って調査いたしましたが、今回のアンケートで見えたのは、実は日本のDCC人口は鉄道模型全体に対するシェア(人数ベース)は1%にも到達していないということです。ほんのごく一部、0.01%程度の方々の、ほそぼそとした、非常に狭い範囲・ニッチなマーケットであるということです。金額ベースで行くと、単価がかなり高いこともあり、0.1%に少しは近づくまで上昇するかもしれませんが・・・。
posted by yaasan at 05:18 | Comment(0) | 鉄道模型

2019年04月26日

オープンサウンドデータの動向調査

オープンサウンドデータは、第三弾まで公開し、いったん落ち着いた状況です。
今後をどうするか、いったん皆様の忌憚の無いフィードバックを頂きたく、よろしくお願いします。

アナログユーザーも協力ください。実はオープンサウンドデータは天賞堂のカンタムのようにアナログ環境でも楽しめるように設計されてます。(PWMパワーパックを使う場合はピュアアナログアダプタ必須)

収集期間:4月22日(月)〜4月26日(金)

オープンサウンドデータ市場調査

■この調査の目的

・オープンサウンドデータの利用者数、興味のある人のサンプリング調査
・今後の運営のバックデータにする。特に模型メーカーに陳情活動で、このDCCユーザー数が相当生きてくる(ユーザー数が1000人なのか100人なのかで話が違う。)
・第四弾、第五弾の実施の必要性(多くのニーズが無いなら投資できない!)の検討も含みます。
・オープンサウンドデータのクリエイターへのフィードバック、モチベーションアップのため。

■追記(2019/4/23 8:15現在)

今現在、そこそこの人数になっております。ご協力に感謝します。今瞬間の概要グラフです。
日本の鉄道模型人口の90%がDCC・・・なんていうことはなく、アナログユーザーにアンケートを答えてもらえていないと推察できます。

Graph_enquet0423.png

今のところ、誤解を招くだけなので人数は具体的に出しませんが、この人数規模では、模型メーカーへの陳情にはまだ弱いです!逆にDCCに興味の無い方でもOK!アナログユーザーの本音もぜひともお聞かせ下さい。多くの人の協力をお願いします。

DCCコネクタ装着は、実はアナログ模型ユーザーにも、高品質なサウンドを簡単に追加できるという点でメリットがあることは昨夜、記事で紹介しました。Tomixのパワーパック(ピュアDC)でDCCサウンド車両が普通に動くんです!アナログサウンド車両と見ても、価値は大きいと確信します。

オープンサウンドデータは、サウンドデータ作成に集中してお金を掛けているため、ニュースサイトや雑誌等への高額な宣伝費が掛けられません(記事にしてもらうには結局、お金が必要なのです)。皆様一人一人の口コミが頼りです。ご協力をお願いします。

オープンサウンドデータのチラシはこちら (PDF, 1.5MB)

※印刷・電子データの転載は自由に行なって構いません。オープンサウンドデータの紹介に活用ください。
posted by yaasan at 22:21 | Comment(2) | 鉄道模型

オープンサウンドデータの有償レビュー希望者募集

LokProgrammerが無くて体験できない方で、オープンサウンドデータを広めるために、ブログで丁寧にレビュー・紹介してくださる方を募集します。

■応募条件

・DesktopStationまたはTwayDCC製のコマンドステーションをお持ちの方
・ブログをお持ちで1年以上運営されている方(SEO効果を狙っているため当初はSNS不可とさせてください)
・車両へのデコーダ搭載経験がある方
・CV等の調整を自分でできる方
・まだオープンサウンドデータをお持ちで無い方
・LokProgrammerをお持ちで無い方
・当方から有償で提供する書込み済みLokSound5 micro NEM652を使って、Webで公開レビューを行うことに同意される方
・初期不良はこちらからお渡しする前に全て確認しますので、交換・返品不可となります。

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オープンサウンドデータを書き込んだ、LokSound 5 micro NEM652(ESU 58810)を国内販売価格相当程度でお渡しいたします。

10名程度を想定していますが、多数の場合には、ブログの過去の内容を確認させて頂きながら、選抜させて頂きます。なお、多ければ、第二弾も検討します。

オープンサウンドデータを広めるためには、皆様のレビューや紹介が不可欠です!ぜひとも、よろしくお願いします。

連絡先は、メールにてお願いします。DesktopStationのページや、ブログの管理人メアドに希望される方は送信ください。
posted by yaasan at 08:51 | Comment(0) | 鉄道模型

2019年04月22日

アナログユーザーにもメリットが有るオープンサウンドデータ

オープンサウンドデータは、DCCユーザーだけが楽しめると思ってませんか?実は、オープンサウンドデータの車両は、アナログでも運転可能です。

ただし、動かせるのはピュアDC環境のみです。PWMパワーパックの場合にはピュアアナログアダプタを装着しないと正常に動かせません。また、KATOのパワーパックSXは、ピュアアナログアダプタを装着しても、謎の低周波PWM成分が混入されており、ピュアDCへの変換の邪魔をして、ピュアDCにならないため、正常にオープンサウンドデータ搭載車両を動かすことができません。

ということで、TOMIXのPWMパワーパック(5506 TCS Power Unit N-1001-CL, PWMパワーパック)にピュアアナログアダプタを挟んで、LokSoundV4microを搭載したキハ40のサウンド運転をしてみましょう。

DCC館のヘキサフィーダが付いてますが、ちょうどいいコネクタが手元に無くて変換に使用しただけです。

kiha40_analog.jpg



DCC入れるのはイヤだな・・・と思っている、アナログユーザーも大満足!オープンサウンドデータは、デジタルもアナログも、どちらでもたっぷり楽しめる強力なアイテムです。

アナログ向けのサウンドユニットがいくつかありますが、オープンサウンドデータ(=LokSoundのデコーダ代)とコストはほとんど変わりません。加えて、そのまま高機能なDCC対応もできてしまうわけですから、コストパフォーマンスでは比べるまでもありません。

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クモハ12、キハ40のサウンドデータは、LokProgrammerでアナログで動かしたときにサウンドが出るように設定変更が必要です。詳細は、過去記事を参照下さい。

LokProgrammer_Analog2.png
posted by yaasan at 22:04 | Comment(0) | 鉄道模型

2019年04月21日

DCCでデジタル照明を制御する その2

デジタル照明システムのDMX信号を生成するDCCデコーダ「DSdmxdec」のハードウェア設計を行いました。使用したのは、USB端子を持つ、Arduino Pro Micro互換ボードベースにしました。

DSdmxdec_AW1.png

どこかで見たことがあるとお気づきの方も多いと思います。世界で一番新しいNMRA認定DCCメーカーであるMasion de DCCさんの得意技である、合体技をインスパイアして、DSwatchと統合しました。画面は、LCDからOLEDに変更し、表示データ量を増やしたことと、USB端子を付けたことで、PCへのロギングも可能になりました。

Arduino Pro Microは、ATMEGA32U4を使用していて、UARTが自由に使用できます。つまり、DMXの通信処理をUSBシリアルに占領されずにできるため、非常に実装のしやすさ、デバッグ効率が良いのです。OLEDを付けたのは、DMXへのコマンド状態を表示したかったためです。

設計を作り込んでいたら、DSwatchと同じになってしまったので、このたび、ハードウェアの統合を決断しました。

dsdmxdec_aw_image.png
posted by yaasan at 17:47 | Comment(3) | 鉄道模型