2019年04月14日

オープンサウンドデータを使った車両をアナログで動かす

あまり推奨しませんし、サポートはできませんが、LokProgrammerを使って少し設定を変えてあげると、アナログパワーパック(PWMタイプの場合はピュアアナログアダプタを使用)でもオープンサウンドデータを使った車両が使用できるようになります。

注1:第一弾のC11はデフォルトでアナログモードでもサウンドがでるようになってます。
注2:アナログモードに関する見解の説明文を変更しましたが、動作保証・推奨をするものではありません。DCC環境でご利用下さい。

DSair2のPWMアナログパワーパックモードで、ピュアアナログアダプタを途中に挟んで、オープンサウンドデータのキハ40車両を動かせることを確認しました(しかもちゃんとディーゼルサウンドが出ます!)

設定は、LokProgrammerでオープンサウンドデータのファイルを開いて、以下の赤枠の部分を調整してあげるだけです。

LokProgrammer_Analog2.png

設定の説明は以下の通りです。

・ファンクション F1 これをチェック入れないとサウンドが出ません
・Start Voltage 初期値は9Vになってますが、まあ7Vくらいにしておけばだいたいは動くと思います。
・Maximum Speed Voltage 初期値は13Vですが、15Vや16Vのアダプタを使う人は、14か15Vあたりにすると良いと思います(+1)。12Vの人はそのままでも良いと思います。

設定が終わったら、上記の通り上のツールバーの書込みボタンで設定を反映させます。なお予め、デコーダにはサウンドを書き込んでいる状態とします。

ESUのLokSoundデコーダは、一応、アナログモードもサポートしています。ただ、フル機能は使えないのと、車両やパワーパックとの相性もあるようなので、お勧めはしません。簡易的なもの、自己責任で使うものとお考え下さい。

過去の実験のデータから、PWMパワーパックでは動かないはずですので、PWMパワーパックをお持ちの場合は線路とパワーパックの間にピュアアナログアダプタを使用していただく形になります。なお、DSair2以外で使用する場合は自己責任(=正しくピュアDCにする保証をしないという意味)となりますのでご承知おきください。

まあ、キハ40をアナログパワーパック(モード)で動かしてみてよく分かったのは、DCCコマンドステーションでちゃんと動かす方が、ファンクションは全部効きますし、電源も安定して気持ちよく楽しめるってことです。それはその通りでありますが。
posted by yaasan at 21:27 | Comment(0) | 鉄道模型

スマイルライターコンボ Type-Pを作る

SmileWorksさんが開発した、ワンコインデコーダ向け書込み装置である「スマイルライターコンボ Type-P」を組み立てました。本キットは、DesktopStationShopで販売中です(宣伝)。Nuckyさん(Type-Pのみ)やNagodenさん(Type-Aのみ)でも販売中です。

ワンコインデコーダの書込み装置は、PICkitですが、Nuckyさんによると最近は混沌としているようで、スマイルライターコンボがこの状況ではピッタリです。

まず、説明書(PDF)は以下です。

SmileWriterComboP_Instruction.pdf ※キットに付属の説明書にミスがあります。こちらが正です。R14は100kΩ、Q5のトランジスタは1815です。
SmileWriterComboA_Instruction.pdf

回路図は以下です。NuckyさんのsimplePICkitベースです。

combo-p-190414.pdf

■部品を付けていく

まず、背の低い部品から付けていきます。USBコネクタとか、リセッタブルヒューズ、セラロックとかですね。セラロックはちょっとおデブなので、ICとあたらないように、両方とも差し込んで、位置調整しましょう。

SWriterCOMBOP_1.jpg

SWriterCOMBOP_2.jpg

SWriterCOMBOP_3.jpg

SWriterCOMBOP_4.jpg
※R14は写真を撮った後でちゃんと付けました(100kΩ)

スマイルライターコンボの一番の魅力は、なんと言っても、このプラ部品が付属することです。
この部品をカードエッジコネクタに挿入することで、小型のデコーダへの書込みが確実に、かつ容易になります。ただし、少しサイドを削る加工が必要です。私は金属やすりで両サイドを軽く削って入れやすくしました。

SWriterCOMBOP_5.jpg

デコーダを挿入する端子が2つありますが、Slimの方は、付属のプラ部品の出っ張っている上側をカットせずに入れますが、Thinの方は尖った部分をカットし、土台だけにします。

SWriterCOMBOP_6.jpg

プラ部品をコネクタに挿入します。結構堅いです。

SWriterCOMBOP_7.jpg

SWriterCOMBOP_8.jpg

ワンコインデコーダで挿入チェック

SWriterCOMBOP_9.jpg

■ケースの組み上げ

ケースを組み上げていきます。

SWriterCOMBOP_10.jpg

SWriterCOMBOP_11.jpg

完成。

SWriterCOMBOP_12.jpg

挿入方向は、○と□で分かりやすくなってます。

SWriterCOMBOP_13.jpg

SWriterCOMBOP_14.jpg

■PicKitのプログラマーで書込みチェック

USBケーブルでパソコンとつないで、チップ読み出しをしたところ、PICが無事に認識しました。

SmileWriterComboP_pickitsoft.png
posted by yaasan at 12:21 | Comment(0) | 鉄道模型

DSservoとサーボモータの在庫拡充&

DSservo スローモーション向け2chポイントデコーダ(ポイント以外にも使えますが)と、追加用のサーボモータの在庫を補充しました。

DSservoは10パック(モータ1個入)、2ch目で使える追加のモータは13個の在庫のみです。

DSservoデコーダ 商品ページ
モータ 商品ページ

DSservoは在庫限りで、次をどうするかは悩み中です。DIPスイッチとアナログボリュームを廃止して、小型化と低コスト化を図ろうと思ってます。アドレス設定はNardiさんからのアドバイスもあり、タクトスイッチを押してプログラムモード限定にしようかと思ってます。

ただし、サーボデコーダの需要が微妙なのでかなり悩み中です。かなりの台数を作らないと、低価格化も難しいですし、そもそもスローモーションのポイントを作る人も少ないですし・・・。
posted by yaasan at 09:58 | Comment(0) | 鉄道模型

キハ40 サウンドDCC自動往復運転デモ

オープンサウンドデータを組み込んだキハ40を使ったサウンドDCCの自動往復運転をやってみました。
スクリプトなどの詳細はwikiにまとめています。

上記は結果をまとめただけなので、DCC自動運転の細かな解説は、DCC自動運転ガイドを参照ください。

自動運転はよくやってますが、オープンサウンドデータのサウンドをうまく入れ込んだものにしました。ドア開閉、再加速など、少しだけ作り込んでます(本当に作り込む、という難しいレベルでも無いですが)。



やっぱり、自動運転はDCCサウンドがあるともっとすごく楽しくなるよね!、と少しでも感じていただければと思います。

配線状況:
autoctrl_kiha40_2.jpg

駅の様子:
autoctrl_kiha40_3.jpg

センサー付近(やま駅):
autoctrl_kiha40_4_yama.jpg

センサー付近(かわ駅):
autoctrl_kiha40_5_kawa.jpg
posted by yaasan at 06:00 | Comment(0) | 鉄道模型