2019年04月18日

RICOHのハンディプリンタ その2

RICOHのハンディプリンタが届いたので、セットアップしました。

注:バッテリが空でした。届いたら速攻で充電することを推奨します。コネクタはmicroUSBです。

HandyPrinter1.jpg

HandyPrinter2.jpg

HandyPrinter3.jpg

HandyPrinter4.jpg

インクヘッドはカートリッジ側に入ってます。これがインクカートリッジが高い理由かも?でも、カバーを差し込み忘れて詰まらせちゃう人もいるでしょうし、常に外に触れる事になるので、このような実装になっているのだと思います。インクヘッドが消耗品にできるくらい、爆売れすれば良いんですけどね。

HandyPrinter5.jpg

カバーを開けてインクカートリッジを差し込みます。

HandyPrinter6.jpg

インクカートリッジ搭載完了。

HandyPrinter7.jpg

充電中。充電完了しないと、印刷できない・・・。これは一番最初にやるべき事でした。

HandyPrinter8.jpg

充電が少しできたので、とりあえず一番やりたかったケースへの印刷。結果から言うと、ハンディでやるとダメ。ちゃんとまっすぐ動かすような治具が必要。

まずはDSair2。S88ロゴを印刷します。エイヤとやってみた。

HandyPrinter9.jpg

試しに手でこすると、こんな感じでインクが定着してません。

HandyPrinter10.jpg

大失敗。急いでアルコールを含ませたティッシュで拭き取りました。リベンジでもう一回。

HandyPrinter11.jpg

端っこが少し斜めになっているので、印刷が上手くいかないようです。また真っ直ぐ並行に当てるのも難しい。

次はDSmain。

HandyPrinter12.jpg

間違えて途中で止めてしまった!

HandyPrinter13.jpg

急いでティッシュで拭き取りますが、何故か上手く取れない。どうも、表面がざらざらしているところではインクが取れにくいようです(逆にサンドペーパーで荒らしておくと良い感じ?サンドペーパーで傷ついた部分にインクが流れて余計滲みます!)

再度印刷すると、斜めになってしまってます。うーん、やはり真っ直ぐ当てるような治具が無いとダメですね。

HandyPrinter14.jpg

UNITRACKにも印刷してみた。わざわざハンディプリンタでUNITRACKに印字したのは日本でも私だけだと思う。



どうも、裏側の光センサで動いた距離を検出しているようで、ここをなんとかしてあてがえば、多少、インクヘッドから印字面まで離れていても印字できるっぽいです。私は手元にあったホチキスの芯の箱を使いました(なんという使い回し)

HandyPrinter15.jpg

HandyPrinter16.jpg

なお、印字はできていますが、こすると簡単に消えます。よって、トップコートでコーティングするとか、何らかのインクが定着するような対策をしないといけません。ハンディプリンタは顔料インクらしいので、水性トップコートとの相性は悪くない(どこかに書いてあった)とのことですので、少し吹いてみました。明日、乾いてから効果を確認してみます。

HandyPrinter17.jpg

---------------------------

インクカートリッジはヘッド搭載と言うことで、単色限定にはなると思いますが、その他の種類のインク(UVインクとか)にも応用はできると言うことになると思います。ソフトとハードの操作性が、今後、徐々に改善されれば、いろいろな用途に応用できると思います。

なお、使用したのはAndroid版のソフトですが、最高に使いにくく、要改善。画像ファイルが、どんなサイズで印字されるのか、イメージが付きにくいのと、サイズ調整が全部手動で非常に分かりにくい。設定も毎回、デフォルトに戻ります。早くWindows版SDKを公開して欲しい。私がちゃんとしたソフトを作ります。
posted by yaasan at 18:47 | Comment(1) | ガジェッド

RICOHのハンディプリンタ その1

今日、届く予定のリコーのハンディプリンタ。夜には、早速レビューします。紙や木に印字できるのは分かってるので、それ以外のものに印刷したいです。

・工具入れ(金属+塗装済)にDesktopStationのロゴマーク
・DSair2の表面にS88ロゴを印刷
・商品のパックに商品名の印字
・UNITRACKのレールの裏にロゴを印刷(運転会用)
・適当なジャンクプラ車両に印字

をチャレンジしたいと思います。基本的な主要目的は、パックに印字と、宛名印刷です。
インクは顔料らしいですが、どこまで使えるか、要注目です。

ところで、Android版のSDKが公開されているので見たところ、利用規約としてかなり気になるのは、第三条2の、事前申請しろという部分です。
単に勝手に特許取らないでね、であれば、よく分かるのですが、創作(=著作権)も指摘しているので、ここはちょっと解釈の範囲を確認しないといけません。特に、ハンディプリンタは企業向けへの販売が主で、業務アプリへの統合も想定されるはずです。企業の業務アプリの一部でもリコーの権利なんてなったら、ライセンス料を持って行かれる契約になるのは間違いないわけで、誰もハンディプリンタを買わないはずです。

リコーの純正ソフトでは、私の所望する機能は入っていないと思うので自作しようと思ってますが、作ったソフトの権利(著作権)を召し上げられるのなら、抵抗感がありますね。「お客様の(業務)システムから接続する云々」と書いてあるので、さすがにそこまでの解釈はしてこないとは思いますが・・・。
posted by yaasan at 08:10 | Comment(0) | 鉄道模型