2019年04月21日

DCCでデジタル照明を制御する その2

デジタル照明システムのDMX信号を生成するDCCデコーダ「DSdmxdec」のハードウェア設計を行いました。使用したのは、USB端子を持つ、Arduino Pro Micro互換ボードベースにしました。

DSdmxdec_AW1.png

どこかで見たことがあるとお気づきの方も多いと思います。世界で一番新しいNMRA認定DCCメーカーであるMasion de DCCさんの得意技である、合体技をインスパイアして、DSwatchと統合しました。画面は、LCDからOLEDに変更し、表示データ量を増やしたことと、USB端子を付けたことで、PCへのロギングも可能になりました。

Arduino Pro Microは、ATMEGA32U4を使用していて、UARTが自由に使用できます。つまり、DMXの通信処理をUSBシリアルに占領されずにできるため、非常に実装のしやすさ、デバッグ効率が良いのです。OLEDを付けたのは、DMXへのコマンド状態を表示したかったためです。

設計を作り込んでいたら、DSwatchと同じになってしまったので、このたび、ハードウェアの統合を決断しました。

dsdmxdec_aw_image.png
posted by yaasan at 17:47 | Comment(3) | 鉄道模型

オープンサウンドデータの書き込みサービス開始

モデルランド田中さまで、オープンサウンドデータの書込みサービスが2019年4月21日より開始されました。

モデルランド田中さまでは、LokSoundも販売されています(4/21現在、LokSound V4 microは15000円,在庫は要確認)。LokProgrammerをお持ちで無い方も、気軽に利用できますし、組み込みサービスなど、相談も可能です。ぜひとも、ご利用ください。

ESU LokSoundデコーダへのサウンド入替サービス
http://modelland.blog19.fc2.com/blog-entry-69.html

なおオープンサウンドデータのLokSoundへの書込み手数料は、1回962円(税抜、4/21現在)です。LokSoundV4で、おおよそ30分、書込みに掛かりますから、お店のご負担を考えると常識的なお値段と思います。

オープンサウンドデータの書き込みサービスなどに協力して頂ける模型店、随時募集(ライセンス費用は完全無料)しております!大手量販店には許可を出しておりませんので、中小の模型店のオーナー様、差別化のアイテムとして、ぜひともご連絡ください。DesktopStationの製品を売らないといけないとか、そういう面倒な制約は一切ございません。DCCの普及に賛同頂き、ユーザーにDCCの存在や将来性を伝えて頂くだけで結構です。
posted by yaasan at 06:37 | Comment(0) | 鉄道模型