
とりあえずコネクタはNEM652にしていますが、NEXT18やPluX22のコネクタ配置とパターンを引けばできます。Next18のコネクタが今現在、豊富に入手できないのですが、DCC電子工作連合で、入手を模索中です。
引き出しボードは、2種製作して、評価したいと思います。
■KATOの現行基板
クモハ12の基板です。実は機種によってコネクタの部品の半田付け有無が異なっており、キハ80では真ん中4つのピンが付いてません。


■現行基板の焼き直し


■金属ウェイトの置換え(本命版)
クモハ12のDCC化では、局所配線になって、金属ウェイトを取っ払っているケースも多いと思います。
そこで、金属ウェイト&DCCボードを合体させたものを設計してみました。金属ウェイトの厚みがちょうど1.6mmなこともあって、基板厚は1.6mmで良いようです。

表:

裏:

追記:
スピーカーの配線パターンやパッドも入れておいた方が、配線が楽かな?と思って付けてみました。本当はスピーカー箇所も付けた方が良いのかも知れませんが、車両側が不明確なのでそんなこともできず・・・。
スピーカーは、配線パターンだけなので、デコーダとはどこか適当なパッドに半田付けしないといけません。それでも、引き回しはだいぶ楽になるかと思います。


追記:
キハ110とクモハ40・キハ80は同じ金属ウェイトでした。クモハ12は短縮の金属ウェイトでした。
追記2:
レールからの接点は、若干隙間があるため、リン青銅(0.1mm厚)で板バネを作って半田付けして使用する想定。モータは、そのまま半田付け。ヘッドライト・テールライトも各パッドに配線を伸ばして半田付けしてもらうイメージです。基本的には金属ウェイト&DCC基板をそのまま置換えできる設計になっています。
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この基板は、今のところ販売予定なしです。KATO クモハ12&クモハ40ベースなので、キハ110とか、キハ80、他の車両でも使い回せるのか、ちょっと分からないためです。基板が10cmを超えると、値段が跳ね上がるので、なるべく10cm以内にしたいんですが、ちょっと汎用性が無いので、20cmのロングサイズになりそうです。製造費も1枚3USD程度と、相当上がるのと、一発で上手くいきそうに無いので何度か試作を繰り返すなど、(私の手間が中心の)コストがかなりかかりそうです。なので、試作レベルで終わらせて、仲間内で楽しむ基板となりそうです。