2019年06月17日

音源データの著作権譲渡で、デコーダあげます

オープンサウンドデータや、DSair2向けのサウンドデータを提供してくださる方を募集します。

■ルール・条件

・自分で録音したもの(大原則。他人不可。家族の場合は要相談)
・走行音、警笛、汽笛、アナウンスなど、複数のデータが入ったもの
・録音日時、録音場所、何の車両を録音したのかが明確なもの
・著作権譲渡に同意すること(オープンサウンドデータでのZIP形式での公開、オープンサウンドデータのデータへの利用)
・1車両が一通り(※2)入ったもので、laisdccのデコーダ1個(Next18 またはNEM652)で等価交換(※1)
・走行音は、駅区間を流したもの、ドア開閉音や警笛などなどは切ってくれるとありがたいです。

※1 電車の場合、「空気笛、電子笛、コンプレッサー作動音、ブレーキ緩解音、ドア エンジン音、インバータ変調音、ドア チャイム、ブレーキ軋み音」などを含んだもの。
※2 内容を確認の上、デコーダの個数を提示します。両者の合意で、取引成立となります。

募集期間: 6月30日まで

送料は当方負担します。「とりあえず、これはどうかな?」という問い合わせでも構いません。「これから録音しに行くから取り終わったらちょうだい」でもOK。皆様のご応募、お待ちしております。
posted by yaasan at 08:45 | Comment(2) | 鉄道模型

LokSound5でKeep-Aliveコンデンサ

デジタル鉄道模型フォーラムで質問が出たり、たまに聞かれることなのですが、意外と皆さん知らないようなのでここで紹介します。

説明書にあるとおり、デコーダに端子が出ていて、ESU純正のPowerPackMini以外にも、普通の電解コンデンサ+ダイオード&抵抗を接続できます。後者は、以前に紹介した、トマランコンデンサです。

LocSoundKeepAlive.png

LokSound5には、100uFのタンタルコンデンサが入っているだけなので、心細いところです。LokSound5 microではさらに小さい容量のコンデンサになっています。一部でウソ情報が流れていますが、LokSound5(無印)には、PowerPackMini機能は入ってません。PowerPackMini機能が入っているのは超大型のXLタイプ(Gゲージ向け)です。

また以前に紹介しましたが、LokSound側の電圧設定(LokProgrammerを使う)をちゃんとやらないと、PowerPackMiniは正常に動作しません。デフォルトは13.5V付近になっているので設定を変更せずに12Vで動かすと全く効果を発揮しません。使い方には十分注意が必要です。

一方でトマランコンデンサはシンプルな回路なので、電圧に関係なく動きます。ただ、効力はPowerPackMiniには劣ります。これは価格差の問題ですから仕方ありません。どこまで効果を求めるか、という個人の判断に委ねる部分です。

と言うことで、LokSound5(無印)やmicroの集電不良対策としては、やはりコンデンサをいれる方が改善します。なお、ESUの説明書では、ダイオードは1N4007が指定されていますが、コンパチ品やショットキーバリアダイオードで電流定格が1A以上のものを選定すれば問題はありません。

いろいろ考えると大変なので、なごでんさんのトマランコンデンサキット(コンデンサ別、秋月電子の1000uF/25Vが好適)を買われるのが一番早くてコンパクトです。DesktopStationで開発した商品ですが、なごでんさんに製造・販売を移管しております。



と言うことで、オープンサウンドデータでLokSoundが大いに盛り上がっておりますが、さらに安定動作のために、6000円近くするESU PowerPackMiniを買うのはちょっと・・・と言う方は、トマランコンデンサをお試ししてみてはいかがでしょうか。

ご注意:
DesktopStationとESUはコンペチター同士です。ESUに関する悩み相談や質問は、公開の場で、ルール上、メーカーを問わないデジタル鉄道模型フォーラムを使って頂くことを原則とさせて頂きます。
posted by yaasan at 08:02 | Comment(0) | 鉄道模型

2019年06月16日

6/17〜6/24 DesktopStationShop発送業務休止

6月17日(月)から6月23日(日)まで、シャチホコ視察・ヒグマ視察が連続するため、DesktopStationShopの発送業務が停止します。

オーダーの受付は6月24日(月)以降、順次発送をして参ります。なお、発送が簡単なものについては、間を縫って発送する場合もあります。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
posted by yaasan at 13:53 | Comment(0) | 鉄道模型

2019年06月15日

laisdcc OEMデコーダ頒布開始

laisdccからOEM供給を受けたDCCデコーダが到着しましたので、頒布を開始します。目的は、LokSound5 microを取り付ける前に、配線ミスで破壊を防ぐための保険用です。

国内で、Next18デコーダを入手するのはかなり難しいため、DesktopStationとして対応することと致しました。

laisdcc_next18_1.jpg

価格: 1380円

販売ページはこちらから。

NEM652版も若干数、取り寄せました。1580円です。

laisdcc_nem652_2.jpg

■仕様

サウンド:×
コネクタ: Next18(RCN-18, NEM662)
ヘッドライト・テールライト:○
ファンクション数:6(NEM652版は4)
ファンクション出力: 100mAmax
SpeedStep: 28,128step
モータ出力: 1A
BEMF: あるらしい(未確認,CV61=1で有効。デフォルトは有効)
Keep-Aliveコンデンサ:未対応
ライトエフェクト: ○(後述)

■ライトエフェクト

CV49(Head,白),CV50(Tail,黄),CV51(AUX1,緑),CV52(AUX2,紫)に以下の値をセットすると、LEDの点灯パターンが変わります。ESUや、DCC館のライトエフェクト機能に類似したものです。なお、動作を確認しておりません。

CV49=0、CV50=16, CV51=CV52=32 がデフォルトですが、この値に以下の表の値を加えたものを各々のCVにセットすると、ライトエフェクト機能が有効になるようです(未確認!)。

laisdcc_lighteffect.png

■装着例

以下の通りです。ESUのNext18→NEM652に付けたり、DCC館のアダプタに付けたりなど。

laisdcc_next18_2.jpg

laisdcc_next18_3.jpg
posted by yaasan at 10:58 | Comment(0) | 鉄道模型

DSair2で車両のアドレスをチェックする

DSair2新ファームウェアr2m10では、CV Programmerという新しいCV設定機能が追加されました。この中に、車両アドレスチェック機能が追加されています。

Address.png

あまりにも頻繁にあるので、ぜひともこの機能を知っておいて頂きたいです。過去にも、「車両が動かない!」とトラブルでサポート依頼を受けたら、ただのロングアドレス設定だった、というオチが星の数ほどあります。

DCCデコーダのアドレスには、SHORT(2桁アドレス,ショートアドレス)とLONG(4桁アドレス,ロングアドレス)という2つの種類が有り、ほとんどの場合はSHORTの3という初期設定になっています。稀に、そうではないデコーダもあります。

このSHORTとLONGを切り替えるスイッチになる設定がCV29の5bit目のフラグです。もうこの時点で意味不明となることでしょう。

と言うことで、上記のCV Programmerのアドレス自動読み取り表示&自動設定機能を使って、アドレスを簡単にチェックしたり書き換えたりできます。

DSair2では、スマホやタブレットが必要で、Wi-Fiでつなぐ作業が必要です。「もっと気軽にアドレスチェックできる機械は無いかな?」という要望には、ModelsShimaの「押すだけ君」が便利です。6000円と激安で、ボタンを押すだけでアドレスチェックが簡単にできます。中古模型もたくさんありますので、ついでに購入してみてはいかがでしょうか。私もよく利用しております。

osudake.png
posted by yaasan at 08:52 | Comment(0) | 鉄道模型