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2019年07月31日

IMON ISカプラーは通電には使えない

IMON ISカプラーは通電カプラーとして売られてますが、通電性に致命的な欠陥があるようで、そのままではまともに使うのは難しそう。私としては、全くお勧めできない品です。こんなもの2個も買ってしまってどうしよう・・・。

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その理由は、接触抵抗がなんと100〜300Ωもあることです。kumaさんのアドバイスを元にテスターで抵抗値を確認したところ、確かに180Ω程度を示しており、驚愕の結果になりました。

180Ωあるということは、例えば、DCCデコーダが100mA(0.1A)を流した場合、オームの法則はV=IRですから0.1*180=18Vの電圧を、通電カプラーで食ってしまうと言うことです。ここで電圧が落ちて、車両はまったく動かないですね。

違う見方をすると、DCCデコーダを一種の抵抗と置換えると、12Vで0.1A消費する場合、抵抗値は120Ωになるわけです。しかし、このIS通電カプラーが挟まると、12+180=300Ωですから、12V/300Ω=0.04Aしか流れなくなるわけです。通電カプラーで落ちてしまう電圧は0.04A×180Ω=7.2Vですから、デコーダは起動できずに止まってしまいます。いろいろと問題が出てきますね。

東武8000系がうまく通電が悪いのもコレが原因と言うことで確定しました。通電カプラーが通電しないものだったという、笑い話です。

アナログだと、そんなに問題は出ないのかも知れないです。特にT車は照明しか無いので、電流もそれほど流れず、高輝度LEDなら少し光が落ちるくらいで大きな問題にはならないはずです。DCCでは致命的な欠陥です。

なお、以前販売されていた旧タイプはメッキ処理がなされておらず、安定して通電していたという話があるようです。今は見た目優先で黒ニッケルメッキしているようですが、そのメッキの質が良くない可能性があるという話も出ています。もし根本原因がメッキであれば、通電性という重要な機能を削ぐ変更は、非常に残念です。

今、できる解決方法としては、以下のものが挙げられます。kumaさんありがとうございます!

・紙やすりで接触する部分を削って露出させる(機械的に剥がす)
・酸性の溶剤や洗剤を使って剥がす(化学的に剥がす) →ニッケルメッキ剥離方法
・ISカプラーを使う事を諦めて、コネクタ接続にする。
・複数列車通電カプラーを付けて、編成全体でカプラの抵抗値を下げる(いわゆる並列接続)

IMONにも問い合わせしようと思います。なんでこんなに抵抗値高いんだ、使い物にならないぞと。

■追記

kumaさんが、化学的剥離法として、サンポールを試されました。結果は大成功とのことです!
黒ニッケルメッキで苦しんでいるかたは朗報です!ISカプラーだけでなく、車輪のメッキにも使えるかも!


posted by yaasan at 07:29 | Comment(0) | 鉄道模型

2019年07月29日

片軸集電は自動運転にはキツい?

でんてつ工房さんの東武8000系 2R(2両編成)で、自動運転プログラムを作ろうと思っていろいろやっていたのですが、集電不良多発で、それどころじゃない状況になってしまいました。いつも言っていますが、自動運転は集電不良との戦いです。集電不良は即、自動運転終了(最初からやり直し)に繋がります。

以下の対策を実施済みです。

・IMONのIS通電カプラーも装着済み。
・線路はひたすら磨いた(KATOのUNITRACK用クリーニング液使用)
・車両の車輪も磨いた(走らせて汚れを取るクリーニング線路を使用)

なお、同じ線路を、トラムウェイのキハ40で走らせると何事も無かったように走ります。
T車の車輪を指で回してみると、KATOの台車だと軽々回り続けますが、東武8000の場合はあんまり回りません。すぐ止まります。転がり抵抗が全然違うようです。この動力システムは、エンドウのMPギアというタイプのようですが、私は経験が足りないので、何か見落としていたり、DCC化改造時にやらかした可能性もありそうです。

ブラスモデルは重たいから集電性能が良いだろうと思い込んでいましたが、まさかの片軸集電でかなり条件がきつい事、通電カプラーも微妙な条件もありそうということが見えてきました。これで自動運転を実現するのは、ノウハウを積んでいかないと、そこそこハードルが高い挑戦なのかもしれないです。ちょっと、原因究明や対策を研究していきたいと思います。

ブラスモデルで片軸集電車両を1両で走らせている人は、いったい、どんな集電対策をしているのか、とても気になります。

大丸2️追記

通電カプラがどうもおかしいようです。かなり接触が悪いようです。
横置きすると問題ありませんが、線路に置くと通電しない…。最初から通電カプラは当てにせずにコネクタ接続にしようと思います。
posted by yaasan at 21:02 | Comment(10) | 鉄道模型

ExpBoard for GeneralHO (旧Tomix HO)の作成

汎用HO車両向けのExpBoardを開発中です。旧Tomix HO向けでしたが、動力車のモータ引き出し改造に心が折れたので、汎用HO車両向けにリニューアルしております。

TomixHO向けは処分価格にしてしまったこともあってか、あと残り10枚を切ってしまったので、欲しい方はお早めにどうぞ。たぶん、このままだとお盆休み前に無くなるだろうと思います。

サイズは、46x12.5mmです。右端の謎の回路をカットすれば、37x12.5mmに縮まります。

ガーバーデータから生成した基板画像:
ExpBoardT2_3.png

ExpBoardT2_2.png

mbeの回路作成中のキャプチャ:
ExpBoardT2_1.png

■ExpBoard for General HOのコンセプト

・幅を12.5mmで維持していて、何とかNゲージも入るかも知れない(保証はしない)
・幅を12.5mmにしているので、一応、TomixHOの室内灯のスペースに入らないことも無い(保証はしない)
・謎の回路を使うと、もしかすると、AUX3,AUX4を使ってサーボモータを動かせるかも知れない(保証はしない)
・スピーカー、AUX1,2が引き出されているので、サウンドや室内灯などもバッチリ
・ヘッドライト・テールライトももちろんパターン引き出し済み
・配線名が書かれているので、見やすい。ただし基板スペースを食うので、基板サイズも小型化・最適化したい人はDCC館のNext18 Adapter Boardを推奨。
posted by yaasan at 09:24 | Comment(0) | 鉄道模型

2019年07月28日

日本の鉄道模型界でNext18が本格始動!

日本の鉄道模型もいよいよ、2.0の時代スタートです。もちろん、1.0はアナログ鉄道模型の時代です。今までは鉄道模型1.xという具合だったのではないでしょうか。

なごでん(名古屋電鉄)さんから、スマイルデコーダN18が本日リリースされました。日本のDCCメーカー(なごでんさんは、もちろんNMRA公認)で初めてのNext18本格採用です。

主なスペック:
・Next18コネクタ対応(Next18規格準拠)
・モータ制御可能。BEMF対応。0.7Amax(連続0.5Aまで)。
・KeepAliveコンデンサ対応
・サウンドは未対応(今後計画?)
・ヘッドライト・テールライトはDCC規格準拠(COM+オープンコレクタ)
・AUX6まで対応(AUX5,AUX6は省略されているケースが非常に多い!)。6FX(COM+オープンコレクタ)+2Fx(5Vロジック出力)。
・オープンソース、回路図公開。
・Arduino UNOベース、スマイルコネクタType-Aスリム装備。Arduino IDEで書き換え可能(要スマイルライターCOMBO A

sdn18a.png

日本メーカーのNext18デコーダが出たことが、非常に重要です。これをベースに、様々な種類のNext18デコーダがリリースされれば、もっと楽しいことが起きます。日本人による、日本人のためのDCCデコーダで、よりよい環境になればと思います。

私は、スマイルデコーダN18のリリースは、今までのDCC活動(=DesktopStation)の中で大きな転換点になるだろうと確信しています。明らかに、DCCの装着の常識が完全に変わります。だからこそ、今日は鉄道模型2.0になった日と考えています。昨日までは海外のものに頼って自立できていなかった、鉄道模型1.9の時代でした。

今までのDCCデコーダ装着の最大の欠点は、車両に直接配線する必要があって、要らぬ失敗や挫折をユーザーが経験することで普及を阻害していたことにあります。DesktopStationでは、その解決策は、コネクタでワンタッチでデコーダ装着が行えることしか無いと考えています。

世界では、Next18、PluX、MTC21、NEM651,NEM652などがあります。Next18,PluX, MTC21が今一番新しいコネクタですが、色々な人と議論して、Next18が日本ではベストであると考えました。(きっかけはkumaさん)
理由は何よりも小型で、Nゲージにも入ること、HOでもディテールも潰さずに済むこと、日本のプラ模型車両との相性も良いことが挙げられました。



このNext18コネクタの最大の特徴は、スピーカー配線やヘッドライト・テールライト、室内灯、モータなど、全てを超小型なコネクタを介して接続できるので、DCCデコーダの交換が容易です。と言うことは、ステップアップも容易と言うことです。具体的には、取り付け時は激安のデコーダで動作チェックし、最初に搭載するのは2000円程度のシンプルなデコーダ、次はサウンドが簡単に出る5000〜6000円のミドルクラスのデコーダ、その次はLokSound5 microのような1〜2万円程度の高級サウンドデコーダ。最初から高いものを買う必要はありません。また飽きた車両からデコーダを抜き取って、今楽しみたい車両に差し替えて遊ぶのも簡単。

特にNゲージ車両では、今までは直接半田付けして、取り外し不可能にせざるを得ない状況でした。配線ミスしてデコーダを壊したら、配線もやり直し、デコーダも買い換えでお財布も軽くなる。時間もお金も無限にかかる地獄絵図であったのではないでしょうか。そんなことは、DCCは高いと思い込む原因の一つになっていたでしょう。

車両側にNext18アダプターボードを装着して、そこにスピーカーも含めて配線を全て行ってしまえば、それで完了です。配線後はテスタでチェックした後、壊れてもダメージの少ない安いデコーダ(laisdccのものとか)で動作チェックし、問題が無いことを確認すれば作業が完了です。つまり、Next18にすれば、今までハマっていた時間の浪費もデコーダ破壊の金銭損失も、全て防止できるのです。

さらにDCC電子工作連合では、Next18をさらに普及させるために、HOだけでなく、Nゲージ向けのNext18アダプターボードを開発中です。鉄道模型2.0、Next18でのソリューションをしっかりと支えていきます。他にも、水面下で、いろいろなプロジェクトが複数動いています。その内容を紹介することは、現時点ではできませんが、そのうち、ご紹介できる日を楽しみにしております。

日本の鉄道模型の未来を作るのは、模型メーカーではありません。ユーザー一人一人です。Next18は、それをお手伝いするための道具として、有効に活用して、鉄道模型をもっと楽しく使って頂ければと思います。

なごでん(名古屋電鉄) (デコーダ開発元)
Next18 DCCコネクタのススメ
オープンサウンドデータ
posted by yaasan at 20:23 | Comment(0) | 鉄道模型

2019年07月27日

7/27-28 6050系視察

6050系視察のため、北関東(茨城・栃木)に出張しました。ついでに、6050系に乗りたがっているかもしれない動物たちにも会いに行きました。このブログを見ている動物たち(ホモ・サピエンス)も乗りたい人は多いと思いますが。

まずは、某TV番組で有名な筑波山の裏にある、日本一残念な動物園?として有名な「東筑波ユートピア」に行きました。
Webでチケットを買って行ったのですが、お疲れ気味な園長もWebの処理には難儀していました。客のスマホの画面をちょっとスライドさせるだけなんですが。

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そのあと、心拍数上昇確実な超急な坂道を500mくらい?登り、たどり着いたのは「いのししのくに」という、最近オープンしたイノシシ牧場。入念に殺菌して入国しましたが、これはなかなか良かった。

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まさかの階段下にもイノシシ(しかもウリ坊)が!すごい演出。

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あと、筑波山の景色もよかった。

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そのあとは、真岡駅に行って、蒸気機関車を見学。

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夜は、塩原温泉で宿泊。昨年、千葉に行った時のホテルチェーンのコンペチターのチェーンですが、こちらの方が食事のレベルは高かった。温泉の泉質はちょっと微妙だった。薄めてる感がありました。かけ流しが大好きなので、温泉好きには物足りないかもしれません。

次の日は、鉄道はひとかけらも関係がない、ナス動物王国。しかし、このルートを通らないと、6050系視察の許可が出ないのでやむをえません。

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ラクダに乗ると楽なのかどうかは知りませんが、ラクダに乗れます。700円ですが。

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なんとかバクに餌やり。バクとアリクイの違いにまだ私はついていけません。

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そして、ようやく、高速道路を100km走って、栃木の端から端まで移動。駐車場も空いていたのでサクッと止めて新栃木駅に入りました。入場券で入っています。

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駅にいて録れる範囲内でサウンドも少しだけ録音しました。車で行ったので、詳細なサウンドは録音できず、またリベンジしたいと思います。

会津田島行きの折り返しと、南栗橋と新栃木の折り返しの2つを同時に見られてよかった!!

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ついでに6050系以外も撮影。

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この後は、小山の山本屋に向かい、10年ぶりくらいに、世界で一番おいしい生どら(個人的感想)を15個買って、帰宅の途につきました。味はいろいろありますが、黒糖生どら焼き(ノーマル)が一番いい。というかそれしか買わない。

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やり残りしたこと、TODO:
・走行音の録音
・車掌のアナウンスの録音
・駅でのアナウンスの録音(自動運転時の駅アナウンス用)
・連結・併結のシーン撮影(もうないか?)

DCCサウンドだけでは、実は自動運転などを楽しむには少し足りないという課題があります。
何かというと、駅ごとにことなる環境音です。アナウンスや、車掌さんやお客さんの状況に応じた状況の違いによる音の差異です。

完全にバラバラにすることは難しいですが、いろいろなバリエーションのMP3ファイルを用意しておいて、状況に応じて気軽に鳴らせるようにするだけで、雰囲気はとても変わります。

EducationPlatformでは、DSair2に差し込まれたWi-Fi SDカード(FlashAir)上のMP3ファイルを気軽に再生できる仕組みができています。

なるべく多くの、車両別の関連サウンドをDCCサウンドとは別に提供していければと考えています。自分で録音したものを贈呈いただける方、ぜひとも協力をお願いします。
posted by yaasan at 20:54 | Comment(3) | 鉄道模型