2019年07月03日

Blocklyを使って自動運転プログラムができないか? その11

Education Platformも一通り実装しましたが、何か足りないなあと思っておりました。

よーく考えたところ、「Scratchは変なネコをしゃべらせる機能があったな!」と思い出しました。

block7_3.png

しかし、弊社にはこんなゆるキャラ・・・いますが、全身のものがないのでどうしたものかと思ったところ、でーこちゃんがいることを思い出したので、早速作り込んでみました。

「でーこ」ブロックを追加しました。

block7_1.png

こんな感じで、へんなネコに負けない、ちゃんとおしゃべりをしてくれます。吹き出しをコミカルに動かして、アニメーションっぽくしようと思いましたが、難易度が上がるので今はこれで勘弁して下さい。

block7_2.png

実際に動かすとこんな感じです。吹き出しは2.5秒ほど表示したら自動で消えます。



こんなの、どうやって使うんだと思う方もいらっしゃると思いますが、printfデバッグやメッセージ表示、状況表示で意外と使えます。Scratchを見て最初、「こんなへんなネコ、何に使うんだ」と思ったのですが、いじってみたら、このネコいないとScratchは成り立たないなと感じるくらいです。

でーこちゃんの表示機能は、次のアップデートで反映されます。

■追記

吹き出しを動かすのは意外と簡単でした。



あと、ようやく、テキストの引き出しを活用できるようになりました。変数などを組み合わせて文章を作って、でーこちゃんにしゃべらせることができます。

block7_4.png
posted by yaasan at 21:19 | Comment(0) | 鉄道模型

TORM TC-002を買ってみた

先日、タムタムに行って、TORM. TC-002パワーパックを買ってみました。目的は、ピュアアナログアダプタが使えるかどうかです。

TORM_1.jpg

ACアダプタは12Vです。表記の日本語が怪しい。

TORM_3.jpg

ウチの実験環境。ちゃんとモータ負荷を使って測定してます。

TORM_2.jpg

実験結果は以下の通りです。

生パルス:
TORM_RAW(NOFILTER).png

ピュアアナログアダプタ通過後:
TORM_FILTERED.png

22〜23kHzあたりのPWMパルスです。特にKATOのパワーパックSXのような低周波の重畳は無いです。
ただ、フィルタを通した後に脈動があります。PWMパルス(生パルス)の立ち上がりが妙にゆっくりになっているので、これがフィルタ除去をうまくできない、悪さをしているような気がします。回路分析は何もしてませんが、MOS-FETのゲート抵抗が大きするのかも?

と言うことで結論から言うと、PWMパルス除去の効果は確実にあるけど、2kHzの謎の電圧脈動が残る、という結果でした。TORM TC-002をピュアなアナログにするには、ちょっと効果は薄いので、Tomixのパワーパック(N-1001-CL)のような絶大な効果は発揮できないということもあり、強く効果があることは謳えませんが、PWMパルスの影響は大幅に低減できますので、気になる方(コアレスとか使いたい人)はピュアアナログアダプタをぜひともご活用頂ければ幸いです。

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おまけの分解写真。

TORM_4.jpg

TORM_5.jpg

5Vのマイコン入っているっぽい?ICEコネクタがあります。

TORM_6.jpg
posted by yaasan at 08:38 | Comment(0) | 鉄道模型

DSair2 Firmware r2m16

DSair2のファームウェアのr2m16をリリースしました。
Education Platformのみの機能追加です。

■ダウンロード

DSair2ファームウェアページ

■変更内容

・プリセットの音を出すブロックを追加(PCやスマホ等のブラウザが動く端末から音が出ます)
・S88センサを16個表示するように変更
posted by yaasan at 08:24 | Comment(0) | 鉄道模型