2019年10月10日

エクスペリメンタルサウンドデータ E233 中央線

オープンサウンドデータの品質には達していない、エクスペリメンタルサウンドデータとして、E233中央線を作ってみました。

※エクスペリメンタル=実験的な

E233.jpg

オープンサウンドデータと比べると非常にプアな完成度ですが、とりあえず実験的に出してみるかということで作ったものです。リビジョンは5まで上がってますが、完成度が低いです。収録し直しの音が何個もあります。しかしながら、私は完成度が低くても平気で出す人間なので(基板や製品を見ていただければおわかりのとおりですが)、このサウンドデータには期待しないで聞いてみてください。他の会社さんでも、LokSound向けにE233サウンドを既に有償で出されてるみたいですが、私は聞いたことがないので比較のしようがないです。知っている方がいれば教えて下さい。

このサウンドデータのベースは京王1000系で、かわけい様の東洋GTO VVVFのサウンドシーケンスから構築し、E233の音源データに当てはめて調整したものです。E233の音源のベースは、ともん一刻様です。MB様にも、ちょっとアドバイスを頂きました。ご協力、ありがとうございます。その他の音は、私が収録しました。

ぶっちゃけると、東洋GTO VVVFと音の時間も速度も結構違うので、かなり大調整になってしまいました。同じVVVFとはいえ、音の領域が全く異なるので、シーケンス自体は同じでも、時間や速度のパラメータはかなり変わりました。

■ダウンロード

JRE233_rev5.zip (10MB, LokSound5シリーズ専用)

Revision 5(2019/10/10)

※実験版です。入念なテストはされていません。第三者のチェックも不十分なものです。
※配布条件はオープンサウンドデータに準じます。

■ファンクション一覧
F0 前照灯・尾灯
F1 Sound ON・パンタ上・MG
F2 警笛(電鈴)
F3 未使用
F4 hift
F5 非常ブレーキ
F6 未使用
F7 音量(5段階)
F8 線路継ぎ目音
F9 通過放送/車内アナウンス
F10 フランジ
F11 開扉→乗降促進アナウンス→閉扉
F12 開扉→ベル・手笛→閉扉
F13 未使用
F14 未使用
F15 CP強制起動

※著作権に抵触しそうな音はわざと消してます。
※発車メロディが聞きたい人は、自分でCDを買ってMP3化した上で、DSair2のFlashAirカードにMP3をおいておけば、スマホのアプリから簡単に鳴らせます。私はいつもそうしてます。

■動画



※E233を保有していないため、車両はTomix HO E231です。

E233_rev5_demo20191011.jpg
posted by yaasan at 22:34 | Comment(0) | 鉄道模型

DSair2のI2Cバス機能の実験

DSair2に、ミント缶を接続してスロットル代わりに使う実験を行ってます。Wi-Fiがキツくても、ミント缶でとりあえずDSair2を操作できてしまうというところが目標です。

細かいハード仕様、ソフト仕様は、wikiに書いていくつもりです。

使うのは、OLED用に付けておいたI2Cピンです。これを拝借します。

DSair2_i2cbus5.jpg

ケースに穴開けして、以下のように取り付けました。

DSair2_i2cbus4.jpg

DSair2_i2cbus3.jpg

ミント缶ととりあえず繋げてみた。まだ通信ソフトは完成してません。

DSair2_i2cbus2.jpg

DSair2_i2cbus.jpg

懸念事項としては、I2C通信がFlashAir通信(SPI)とケンカしないかが挙げられます。もしダメなら、FlashAirを抜いたときだけ有効にするとかになりそうです。

Arduinoは通信周りがとても貧弱で、CPUをかなり酷使するのが一番の欠点です。DMAや、FIFOが付いていれば、かなり違ってました。こういうところは、ルネサスの方が一歩上手ですね。

I2C機能も、需要が無ければスパっと切ります。まずは実装してみて、評判を見て行きたいところです。
posted by yaasan at 08:46 | Comment(0) | 鉄道模型

2019年10月09日

でんてつ工房 東武8000系 修繕後を買った

でんてつ工房 東武8000系 修繕後を買いました。この前買ってなかった?と思う方も多いと思います。あれは、修繕前の顔です。

また大枚はたいてしまいました。プラでどこも出してくれないので(Nはたくさん出てますが)、断腸の思いで購入しました。しかし、なんで、そんなに東武8000系ばかり買ってるんだ?と言われると思います。その理由は、一番下の怪しいスペースを反転すれば分かります。

こんなものがあるのだから東武8000系、買うしかないでしょ!というところです。本能が、理性を抑え付けている状況です。東武8000系は小さい頃から、親戚や親の実家に遊びに行くときはよく乗ってたのに、模型はあまり無いと言うことで、その反動・衝動は大きいです。

とりあえず、DCCサウンド化する前に、いろいろなカットで写真を撮っておきました。

dentetsu_tobu8000a_5.jpg

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dentetsu_tobu8000a_1.jpg

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今度、台風が来るので行くのが大変かも知れませんが、10/12(土)〜13(日)に、京急蒲田駅近くの大田区産業プラザで、日本鉄道模型ショーが開催されますが、そこにでんてつ工房さんも出展されるそうです。もし欲しい人は、そこで買えるか分かりませんが、冬のボーナスを前借りしてでも、お金を握りしめて行くと良いかと思います。

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2019年10月末に、東武8000系のオープンサウンドデータを公開します。
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posted by yaasan at 08:32 | Comment(0) | 鉄道模型

DSair2のケースが新しくなります

DSair2のケースが新しくなります。
スマイラーさんの協力でアップデートしました。ありがとうございます!

DSair2_2019Autumn.jpg

古いケースとの比較。S88-Nコネクタの部分が最初から穴が開いています。S88-Nは、ヨーロッパで普及している在線検出器を接続するためのインターフェースです。S88デコーダ(DCCデコーダとは違う)という在線検出器を繋げて、自動運転をするために使います。

DSair2A_1.jpg

基板を装着した様子。

DSair2A_2.jpg

ケーブルによっては差し込みにくい場合があります。特にシールドケーブルはツラいかもです。S88に高級なシールドケーブル使う人なんて、相当レアだと思いますが。

DSair2A_3.jpg

既に新ケースの在庫はあるのですが、古いケースがまだ残っているので、入れ替えがまだ終わりません。ケースだけ必要な人は個別相談ですが、価格は3000円となります。新規KIT購入の場合は16800円の新ケース版を選択下さい。
posted by yaasan at 06:08 | Comment(0) | 鉄道模型

2019年10月07日

でんてつ工房 115系デカ目スカ色を買った その2

でんてつ工房 115系デカ目スカ色を買った の続きです。モータの無い先頭車のDCC対応加工です。

まず開けます。

dentetsu115T_1.jpg

さらに床板を外します。精密マイナスドライバーがあると便利。

dentetsu115T_2.jpg

先頭のLEDはこのスイッチで分岐してます。デコーダで制御なので、スイッチには配線しないように、銅板をはんだごてで外してしまいます。

dentetsu115T_3.jpg

床板プラの室内灯引き出し銅板への絶縁加工と、配線引き出し用の穴開けです。ピンバイスで簡単に空きます。

dentetsu115T_4.jpg

金属ウェイトに無理矢理半田付け、銅板がきれいに出ている箇所が無かったので・・・。

dentetsu115T_5.jpg

床板プラを取り付けし直し、Next18のデコーダを搭載するためのExpBoard General HOを取り付けです。

dentetsu115T_6.jpg

あとは室内灯を配線し(COM+とAUX1を半田付け。でんてつ工房115の室内灯は極性は関係ありません。)、ヘッドライト・テールライトはDCC館の両極性基板を中継して配線しました。とても簡単。
アセテートテープで絶縁して、スプリングを当ててDCCデコーダからの配線に使えるように銅板を置きました。

dentetsu115T_7.jpg

dentetsu115T_8.jpg

動作確認して完成。

dentetsu115T_9.jpg

■デコーダ設定

デコーダには、laisdccの860015 Next18 DCC Decoder(PanGuシリーズ)を使いました。

デフォルトではAUX1(室内灯)がF1に割付いているので、これをF3に変更するだけです。

説明書の「h)ファンクションの再マッピング」ところで、CV35がAUX1で、デフォルトは4(F1)になってるので、これを16にすれば良いです。

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でんてつ工房 115系の搭載記事はこれで終わりです。T車の加工は、上記の室内灯配線までと同じなので、説明するまでもないためです。と言うことで、全作業時間は2〜3時間くらい?と、結構早く搭載作業ができます。

配線は、細いAWG32とかのものを使えば、もっとディテールを維持できると思います。皆さんも、いろいろチャレンジしてみてください。
posted by yaasan at 08:27 | Comment(0) | 鉄道模型