Nuckyさんから、レビュー用に
ワンコイン for TOMIX HO 試作版を頂いたので、早速Tomix HOのキハ261の先頭車に入れてみました。
ワンコインデコーダは、サイズワンコイン、価格ワンコインがコンセプトの電子工作ユーザー向けのDCCデコーダです。自分で作る事で世界最安でDCCデコーダを大量に増やせることが特徴です。部品は、ほぼ全てが秋月電子で購入可能です。つまり、部品をストックしておけば、細々とした用途では、DCCデコーダに困る事は無くなるわけです。
さて、この基板は、トミックスのHO向け室内灯のコンパチサイズになっており、室内灯の機能(AUXか強制点灯か選べます)も入ってます。
デコーダの置き場所の心配が無いというのが、最大の特徴です。というか、トミックスのHOの室内灯向けデコーダは、世界でコレだけじゃないですかね。

まずはPICマイコンをハンダ付け。

PICマイコンを半田付けしたら、ファームウェア(
ワンコインデコーダ4シリーズ向け)を書き込みます。使用したのは
スマイルライター COMBO Type P!書き込んだファームウェアは、現在の所の最新のVer0.94betaにしました。

※ワンコインデコーダへのファームウェアの書込み方は、
こちらを参照ください。
残りの部品を半田付けします。基本的にはワンコインデコーダ4と同様ですが、AUXで室内灯などを付けるためのFET ICが追加され、LEDや抵抗があるので、そのハンダ付けもします。ここでは、FETが無いので省略しました。

キハ261側も改造していきます。

両極性対応のデコーダなので、そのまま引き出します。

GLAYとORANGEに両極性のヘッドライト・テールライト配線を繋げます。そして、室内灯のところにデコーダをはめ込みました。

明るさはこんな感じ。デコーダ1枚だけで、室内は十分に照らされてます。

実はこのままでは、ちゃんと動きません。CV設定が必要。CV設定は、CV30=2,CV33=16,CV34,35,36=0としました。ワンコインデコーダ4のF0 両極性モードです。
ヘッドライト・テールライトの確認です。まずF0をOFFにしたとき。

次にヘッドライト(進行方向は正)。

テールライトを付けたとき(進行方向逆)。

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Tomix HOのDCC化に、このワンコイン for Tomix HOは革命的なコストパフォーマンスを提供することは言うまでもありません。Tomixの純正のHO室内灯よりDCCデコーダが安い!!
posted by yaasan at 13:26
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