2020年03月29日

LokProgrammer 5.0.12でDPI絡みの処理が変わったので直し方をまとめてみた

LokProgrammer 5.0.12が先日公開されましたが、更新履歴には書かれてませんがDPI絡みの処理が変わったようです。

普通にインストールして動かすと、私のようにフルHDサイズ(1920x1080)の解像度で、フォントを150%に拡大している人(富士通のWU2ではデフォルト設定)は、以下のようになってしまうはずです。

LP5012_3.png

押せないボタン、表示が切れる文字など、意味不明な事になってます。しかしご安心を。これから説明する方法を使うと、以下のように元通りにできます。

LP5012_4.png

それでは説明します。

原因は、Windowsの画面解像度と、その自動調整を行うフォント設定です。ディスプレイの設定のコイツが一番の犯人です。

LP5012_0.png

しかし、これを100%に戻すと、文字が非常に小さくなってしまい、非常に使いにくい。なのこのままにしておきたいところです。

インストールすると、デスクトップにLokProgrammerのアイコンがあるはずです。それを右クリックしてプロパティを選びます。

LP5012_5.png

プロパティが出てきたら「互換性」のタブを押すと、以下の画面になります。

LP5012_1.png

ここで、「高DPI設定の変更」のボタンを押します。この中で重要なのは赤の矢印で示したところで、特に一番下の「高いDPIスケールの設定を上書きします」をチェックし、「システム(拡張)」を選びます。
これで設定完了。OKを押して保存します。

LP5012_2.png

これで、画面が崩れるのは解消するはずです。なお、全ての人に出るわけでは無く、私のようにフォントのスケーリングを変えてる人に出てしまうと思います。

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なんでこんな問題が出てきたかというと、ESUの中の人が、VisualStudioの以下の設定を弄ったからです。
画面は、DesktopStationSoftware(C#で実装)ですが、LokProgrammerも.Netで実装なのでたぶんC#かC++/CLIのどっちかだと思ってます。

LP5012_6.png

この設定、DesktopStationSoftwareで切り替えるときも結構苦労しました。内部で、色々とサイズや配置の自動調整するルーチン組んでいるんですよ。設定をちょっと変えて終わるもんじゃないんです。ESUの中の人も、もうちょっと考えて欲しかったなあと思います。
posted by yaasan at 09:06 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年03月28日

Stay at home and Enjoy DCC

今日明日は、東京都内在住の方は自宅待機の日となっています。職場や上司からも、自宅待機の要請が出ていましたのでかなり厳戒態勢になっているかと存じます。(生活必需品の買い物、今日行かなければ困ることなどはOKのようです)

私は長期入院中の家族の付き添いで病院に行きますが、家と病院とコンビニ以外は立ち寄りません。車で行くので、普段の土曜との違いを確認したいと思います。

皆様におかれましても、コンビニ、スーパーに買い物に行く、病院に行く等以外は自宅待機していただければと思います。

モデラーの皆様は、土日を家でじっと過ごすために時間を消費する方法として、以下を挙げさせていただきます。

■DCC同人誌・でーこちゃんコミックを全部読む

3/1からDCC同人誌をPDF頒布に切り替えました。Web経由でいつでも読むことができます。

DCCの濃い情報満載ですので、土日の暇つぶしネタを考えるには良いかと思います。



■自動運転を楽しむ

DSair2をお持ちの方は、EducationPlatformDSbasicのどちらかになるかと思います。
DSmainDSシールドなどは、DesktopStationSoftwareをお使いください。

DCC同人誌2020春に、自動運転の記載があります。

DSair2_Edu_Inst.jpg

■車両をDCC化加工する(土日は余裕で消えます)

積んでいる車両のDCC化はどうでしょうか?LokSound5を買ってあれば、サウンド化ができます。もちろん、準備工事も良いと思います。

KATO HOのかたはこちら
2両編成までのブラス、Tomix HO、その他メーカーHOはこちら
Nの方はこちら

tomix_kiha261_9.jpg

■DSair2のファームウェアを改造して自分好みにする

DesktopStationの機器は、全てのソースコード・回路図が公開され、改造が自由になっています。いろいろと気にくわないデフォルトの機能を改造して、自分好みにしてあげましょう。

DSair2Every_2.jpg

■オープンサウンドデータのデータをカスタマイズする

オープンサウンドデータは、データ自体が無料で公開され、改変が自由です。実は、今公開されているデータをもとに、ドア開閉音や警笛など入れ替えると、他の車両に転用できます。

例:
静鉄A3000 → 東洋IGBT VVVFを使った車両に移植する(京成、阪急などなどいっぱいいますよね)
E235→東急2020系、メトロ15000,9000

A3000_1.jpg
posted by yaasan at 07:32 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年03月26日

DesktopStation部品頒布 臨時再開(3/27 AM7:00まで)

DesktopStation部品頒布を臨時再開(3/27 AM7:00まで)します。

関東地方は、かなり厳しい状況になりつつあります。外出禁止令も時間の問題のような気がしてなりません。そんな中、コロナウイルスで1人でも多くの方が、ご自宅で外出抑制できるように、暇つぶしのアイテムを届けるべく、臨時再開します。

なお、以下のアイテムが入荷済みです。

・ExpBoard Next18 for General HO
https://desktopstation.net/shop/products/detail/14
posted by yaasan at 20:18 | Comment(0) | 鉄道模型

iPad ProでDSair2を動かしてみる

新型コロナウイルスで大変なことになっています。こんな状況で、私の家族は長期入院中、かつちょうど今、非常に強い抗がん剤治療で、免疫機能はゼロの状況で、今週・来週にかけては超ハイリスクの状態です。皆様におかれましても、流行のピークを限界まで遅らせることで、私以外にも苦しんでいるたくさんの方のリスクを減らすことに繋がりますので、ご理解頂ければと思います。
そして、収束・対策の目処がついた暁には、外に出てたくさん遊んで、社会を元に戻していければと思います。私もイベントで飲んだり食べたり、さらに模型を買い漁りたいと思います。

本題に移りますと、モバイルで使用していたHuaweiのMediaPad M5 LTE 8インチのバッテリが相当にヘタってきてしまいました。そこでモバイル端末として、iPad pro 2020 11インチ(SIMフリー)を導入しました。ちょっと高かったですが、USB Type-Cであること、画面が大きいことなど、メリットが多いので採用しました。MediaPadを使う前は、iPad Air1だったので、またiPadに戻ったという形です。

iPadPro2020_1.jpg

iPadPro2020_2.jpg

当たり前ながら、普通にSafariでDSair2を動かせます。画面が大きいので操作しやすい。

iPadPro2020_3.jpg

このiPad Proから、LIDARが搭載されました。いわゆる距離データを得られる三次元センサーです。センサーは、赤外線のToF式とのことですが、デュアルカメラなので、位相差かステレオカメラによる三次元測定のデータも組み合わせてるでしょうね。スマホやタブレット端末の中ではダントツに精度は高いと思います。

計測アプリが標準で付いてるので、サイズを測定してみた。11x8cmと出てますが、正解は10x6.7cm(67 X 100 X 35mm)。惜しいけど、十分、大まかなサイズは分かりますよね。凄い!

iPadPro2020_5.jpg

DCS52も測定してみた。

iPadPro2020_4.jpg

TOMIX HO 総武線のM車も測定してみた。こちらは自動検出が上手く動かなかったので、手動で線を引っ張ってます。

iPadPro2020_6.jpg

三次元センサの機能、個人的には非常に注目してます。AR(拡張現実)と、自分の専門分野(鉄道模型やDCCじゃないよ)をうまく組み合わせたら絶対面白いことできる!と思っているので、そちらを試してみたいと思ってます。
posted by yaasan at 07:30 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年03月24日

DesktopStation部品頒布の状況について

DesktopStation部品頒布は、不定期で販売を一時的に再開しておりましたが、今週の一時販売再開は難しい状況です。

この状況は4月もしばらく続きますので、DSair2を購入される場合は、次の再開時に確実にご注文をお願いします。
posted by yaasan at 13:30 | Comment(0) | 鉄道模型