2020年08月14日

デコーダテスターの使い方

現在、LaisDccの860033 DCCデコーダテスターを日本中に撒かせて頂いておりますが、使い方を簡単に記載させて頂きます。

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■デコーダテスタは何に使うのか

デコーダテスターは、模型車両を模擬して作られた基板です。モーター、スピーカー、LED、DCCコネクタが含まれており、車両と同じ動きを机の上で簡単に再現ができます。

この特徴から基本的な使い方としては、@装着前の動作チェック、Aトラブル時の原因究明、の2点となります。

車両に搭載してからデコーダの問題に気づいたのでは、解決に時間が掛かります。予め、デコーダテスターで動作チェックしたり、動きを確認しておくと、車両への搭載作業もスムーズとなります。

また、車両でトラブルが発生した場合、デコーダが悪いのか、車両が悪いのか、原因究明するときに活躍するのがデコーダテスターです。デコーダテスターで一通りの動きが確認できれば、車両側が問題を抱えていると判断できます。

■配線の仕方

コマンドステーションからの配線の仕方は2つあります。緑色のネジ端子台とワニ口クリップ用のパッドです。配線する際に、大事な注意点があります。デコーダテスターにはコマンドステーションは1台しか繋げられません。2つ同時に繋ぐと、コマンドステーションが故障します。ご注意ください。

端子台には、お気に入りのフィーダ線の線路側コネクタを繋げておくと良いでしょう。コマンドステーション用に、市販のフィーダ線を半分に切ったならば、片方が余っているかと思います。被覆を剥いて、精密マイナスドライバーでネジ止めして固定しましょう。

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※端子台経由で使う場合は、基板上のスイッチを押してONにしてください。OFFにするとデコーダテスターにDCC信号が入りません。故障と勘違いする場合があるのでご注意ください。

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※ワニ口クリップ用のパッドを使う場合、電源スイッチは使えませんのでご注意ください。

■デコーダの装着の仕方

デコーダテスターには、1つのデコーダしか繋げられません。複数のデコーダを繋げると、デコーダが故障する場合があります。ご注意ください。

このデコーダテスターが対応しているDCCコネクタは以下の通りです。

・ハードワイヤータイプ・・・コネクタなどがなく、線が出ているだけのデコーダ。
・NEM651(6ピン) ・・・欧州の古いNゲージに使われていたもの
・NEM652(8ピン) ・・・KATOのHO動力や古い欧州HO車両で使われていたもの
・Next18 ・・・Nゲージ向けの超小型DCCコネクタ
・MTC21・・・HOゲージ向けのDCCコネクタ
・PluX・・・HOゲージ向けのDCCコネクタ

Next18のデコーダとして、NagodenさんのMP3サウンドデコーダV6を挿してみました。デコーダはコネクタにしっかり差し込んでください。差し込みが甘い場合には、動きません。

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MTC21を使う場合は、MTC21のコネクタに、デコーダを差し込みます。MTC21のデコーダを、デコーダテスターから抜く際はかなり固いため、ピンの折り曲げにご注意ください。

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DCCコネクタでは無く、下部にある端子台にハードワイヤータイプのデコーダ(ワンコインデコーダや旧MP3サウンドデコーダ等)も繋ぐこともできます。なお、COM+はありませんが、デコーダテスターのボード上でCOM+を生成しているので、接続は不要です。

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■LEDの使い方

AUX1,2,3,4,5,6と、ヘッドライト・テールライトに対応したLEDが置かれています。AUX1,2はパワー出力、AUX3,4,5,6はロジック出力に対応します。Next18やMTC21の規格通りです。ただし、一部のDCCデコーダでは例外がありますのでご注意ください。

例:LokSound5 MTC21のメルクリン専用版はAUX3,4がパワー出力になっています。

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■スピーカー

Next18はNext18-Sのサウンド仕様扱いのため、スピーカーに接続されています。MTC21、PluXも同様です。
スピーカーの品質は余り良くないため、ASE2506など、皆様がよく使われるものに交換すると、音質の確認しやすくなります。

■サポートについて

サポートコストを0にすることで安価な価格設定を行っております。このため、初期不良以外の個別サポート(メールでのサポート依頼)は受け付けておりません。
使い方やその他質問は、デジタル鉄道模型フォーラムをご利用下さい。

非常に少ない日本国内のDCCユーザーに向けて、リーズナブルに機器を提供していくために、皆様にサポートの手間を負担して頂いております。ご理解頂ければ幸いです。
posted by yaasan at 08:39 | Comment(0) | 鉄道模型