2020年09月29日

オープンサウンドデータのアップデート

MB様のご協力により、多くのサウンドデータのメンテナンス・アップデートを実施していただきました。お忙しい中、感謝を申し上げます。

新規追加:
旧国釣りかけ V5高音質版
→従来はV4の音質だったものを、LokSound5の性能を生かした音質にVerUp!吊り掛けサウンドをよりリアルに体感いただけます。

アップデート:
MT46急行型
MT54近郊型
MT54急行・特急型
国鉄 381系 特急電車
国鉄 781系 特急電車
近鉄抵抗制御通勤型
MB3127 近鉄特急12200系 初期型
MB3127 近鉄特急12200系 後期型
東武 8000系
東武 6050系
→停車時空気圧自然減耗機能の追加、他
posted by yaasan at 22:52 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年09月28日

Onyx BOOX Max Lumiを買った

もう10年前近くになりますが、当時、日本では入手が難しかった電子ペーパー端末のnookを、たまたまアメリカ出張があったこともあり、現地で購入してました。結構楽しい端末でしたが画面の小ささが気になり、知人に譲ってそのままでありました。

ちょうど10年経ったせいなのか?DCC館のあやのさんが、「Arduinoで作るジオラマの仕掛けとプログラムの小技」を仲介サイトを介して頒布した影響をモロに受けたのか?電子ペーパー端末が無性にほしくなりました。これも、この電子書籍&物理本(この言い方は電気電子工学エンジニアとしては徹底的にNOと言いたい。)としてリリースされたことで、電子書籍と本を同時に頒布という事だが、PDFデータをより紙のように見るためにはどうすればいいか、という疑問と課題解決の欲求を大いに刺激しました。という事で、気づいたら注文する前提となっておりました。

電子ペーパー端末(E-Paper)は、いろいろあります。nookもそうですし、大手だとアマゾンのkindleや楽天koboもあります。これらは入手性や価格は非常に良いですが、サイトのビジネスに直結しているためか、汎用的に使うための機能や使い勝手は残念なところです。
私の目的とする用途ですと、likebookremarkableboox等に限られました。

remarkableは日本での入手は難しいので除外し、likebookはmicroSDが内蔵なのは素晴らしいですが、Androidoバージョンが古く、CPUも設計が古いなど、ちょっと避けざるを得ない欠点がありました。その中でBOOXは、日本にも複数の代理店があり、Androidも最新のものに合わせこんでおり、設計も毎年リニューアルして精力的に開発が進んでおり、選択肢としてベストと感じておりました。

サイズに関しては、実のところ、電子ペーパーというものは、台湾のE-Ink社しか製造元は世界に存在せず、このE-Inkのデバイスを使って、各社(主に中国のメーカー)が商品を作っているのが実態です。サイズと解像度も量産されているものは、ほぼ決まっており、7.8インチ、10.3インチ、13.3インチ・・・となっています。

ということで、デカい方が良いという方針のもと、最初からBOOX Max3(13.2インチ)を狙っていたのですが、2020年9月になり、突然、販売価格がなぜか安くなり、在庫切れが多発する状況でした。理由を調べると、9月21日に新機種が出るらしい?という海外サイトの情報を見つけ、とりあえず発表を待つこととしました。

待っている間に、どんどん欲求が高まる一方でした。ということで、大枚をはたいて、現時点で最強のOnyx BOOX Max Lumi(2020年9月21日リリース)を入手しましたので、レビューしたいと思います。

なんで購入したかというと、Android 10対応(ほかの電子ペーパー端末は、古いAndroidであったり独自のケースが多い)で、CPU性能も高く、サクサク動くことが期待できたからです。やはり、No.1のメーカーを買うのが、間違いないかなと思った次第です。

■購入手順

Youtubeで日本時間AM11時に公開後、2時間弱で販売サイトが公開されたので即、申し込みました。価格は、859.99USDで、送料は無料(込み?)となっていました。

MaxLumi_order.png

発送はFedexで、香港からの発送となり、9/24発送となりました。

MaxLumi_order2.png

■届いた様子

9月28日に到着。1週間ジャストでの到着です。なんか、あちこち、FedExの飛行機が台湾に行ったり、広州に行ったりと2日間、ウロウロしてたようですが。

海外レビューサイト(good e-reader)ではすでにレビューされてますが、細かく見ていくこととします。

段ボールの四隅には、落とした跡が・・・。FedExさん、やってしまいましたね・・・。

BOOXMaxLumi_1.jpg

輸入消費税の課税対象(日本では電子機器に関税はかかりません)となってるみたいですが、受け取り時に支払いはありませんでした。FedExやDHLだと、数週間後に、消費税の請求書が届く仕組みになってるはずなので、忘れないようにしないといけません。セブンイレブンとかで払えるので、まあ、それほど大きな手間ではありませんが。

さて、中身は、いろいろと入ってます。アクセサリ無料プレゼントのセットだったためですが。

BOOXMaxLumi_2.jpg

Max Lumiの入った箱の四隅はこのありさま。段ボールの緩衝材も、ほぼなしだったので、つぶれてしまってます。なお中身は無事でした。

BOOXMaxLumi_4.jpg

Google Playの登録方法が入ってます。最初からインストールされていないようです。

BOOXMaxLumi_3.jpg

Max Lumi本体が出てきました。無事でよかった。

BOOXMaxLumi_5.jpg

付属品。USB Type-Cケーブル、microHDMIケーブル、USB type-C型のMicroSDリーダーが入っていました。

BOOXMaxLumi_6.jpg

■電源起動

右上に電源ボタンがあるので2秒以上長押ししてONします。iPadと同じですね。

言語の設定(日本語を設定する)、タイムゾーンの設定、プライバシーポリシーの同意と進むと、設定完了で、本棚などが表示されるホーム画面に進めます。

BOOXMaxLumi_7.jpg

写真は撮ってませんが、裏面に技適マークもついてました。中国の本家から購入しましたが、日本国内でも安心して、Wi-FiやBluetoothで接続できるかと思います。

■あやのさんの書籍の様子

一番の目的だった、あやのさんの書籍を入れていきます。

パソコンとUSB typeCケーブルでつなぎました。booksフォルダにPDFファイルを入れると、簡単に開けるようになります。

BOOXMaxLumi_8.jpg

物理本との比較。

BOOXMaxLumi_9.jpg

表示範囲は、物理本とほぼ同じサイズでした。つまり、表示域はB5サイズという事に。

BOOXMaxLumi_17.jpg

iPad Pro 11インチとの比較。

BOOXMaxLumi_10.jpg

iPad pro 11インチよりは大きいですね。

BOOXMaxLumi_18.jpg

■フロントライト

max lumiに搭載されたフロントライト機能を試しました。
ホームが表示された状態で、一番上の時刻やバッテリー状態が表示されているバーの部分をタップすると、フロントライトの調整画面が出てきます。

BOOXMaxLumi_14.jpg

真っ暗な室内で、フロントライトの明るさを最大にした様子。しっかり読めます。

BOOXMaxLumi_15.jpg

■PDFへの書き込み機能

PDFの推敲やレビュー用を前提にしていたので、PDFへの書き込み機能は非常に期待してました。書いてみると、紙のように結構追従してくれて、これは良いですね。

BOOX_test2.jpg

書き込むと、PDFに直接上書きされるようです。以下のように、手書きの文字が直接、PDFに書き込まれます。

BOOX_test1.png

■コミックを見てみる

コミックとの相性も良いですね。やはり液晶よりもずっと見やすい。

BOOXMaxLumi_16.jpg

■見開き表示でPDF閲覧

縦画面だけだとデカいので、横にしたくなりました。しかし、縦横切り替えは、手動です。iPadのようにセンサーはありません。上側をスワイプすると、メニューが出るので、"Rotate"を選ぶと、4つの縦横方向を切り替えできます。

見開き表示機能はちゃんとついてます。右綴じ、左綴じの両方に対応してます。PDF表示中、サイドにあるメニューバーから”三”のアイコンを押すと、下側にメニューが出てきます。フォーマットタブを選んで、"コラム"から、3番目か4番目のアイコンを選ぶと、見開き表示を切り替えできます。

BOOXMaxLumi_20.jpg

13.3インチと巨大なので、横にして見開き表示も非常に使いやすい。というか、これが頻繁に使う使い方になりそうな気がします。

BOOXMaxLumi_19.jpg

PDFに記入したデータをパソコンで見ると、こんな感じです。

BOOX_test3.png

■まとめ

・届いてすぐに、ファームウェアアップデートがありました。1GBもダウンロードするのは正直しんどい。
・microSDスロットがあれば最強だった。なぜ無いのか・・・。唯一の弱点で、欠点と思います。64GBでは、PDFを入れまくる予定の私には足りない。
・HDMIが逆になんであるのか不思議。寿命的にもまずいような気がしますけど。HDMI機能を使うことはほぼ無いので(液晶テレビやプロジェクタを使うし)、よくわからない。HDMIで写した画像を取り込んで、手書きで記入できるような機能があるわけでもなさそうですし。
posted by yaasan at 19:51 | Comment(2) | ガジェッド

オープンサウンドデータマニュアルをgithubで公開

バージョン管理システムの公開サイトであるgithubに、オープンサウンドデータマニュアルのデータをアップロードしました。

https://github.com/desktopstation/osdmanual

※オープンサウンドデータマニュアルrev.3は、PDFでダウンロード(10MB)できます。

オープンサウンドデータマニュアルは、VisualStudio Codeと拡張機能を使用して、文書データ(Markdown形式)をPDFに変換する形で作成してます。

OSDManual_20200928.png

マニュアルの内容の修正や、追加に協力いただける人はGithub上から、Contributorとして参加いただければ、適宜、編集していただけます。

なお、Githubでファイルの差分管理を行いますので、私に修正後のテキストを送るのではなく、GithubのOSDmanualページからアップロードをしていただくようにお願いします。私に送られても、代理アップができない(私が編集したことになり混乱を招く)ので、皆様のアカウントから操作をお願いいたします。

■編集に必要なもの

Visual Studio code
Markdown PDF (Extensions)
Markdown All in one (Extensions)
posted by yaasan at 07:33 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年09月27日

オープンサウンドデータ JR E5系

オープンサウンドデータできない、実験段階のプロジェクト「エクスペリメンタルサウンドデータ」として JR E5系 (r1bまだまだ版)をとりあえず出します。

N700Aのサウンドをベースに、E5にデータを変更し調整したrev.3cを公開しました。それなりに使えるものと判断し、正式版として差し替えました。

また動作テスト版です。細かい部分はまだま出来が悪いものです。主にレビューをしてくれるクリエイターや、サウンド収録の協力者向けとなります。

JRE5.jpg



音源協力: パシフィック231様、LOCKE様

■ダウンロード

オープンサウンドデータのページへどうぞ。

■ファンクションは以下の通りです。

F0 ヘッドライト・テールライト
F1 サウンド
F2 警笛
F3 室内灯
F7 音量調整
F8 トンネル走行音
F11 ドア開閉・ベル1
F12 ドア開閉・ベル2

■ TODO

やること、課題山盛りです。

・車内アナウンス
・駅アナウンス
・惰行音の調整(切り替わりがまだまだ)
・サウンドON、OFFの時の開始音
・ポイント通過音

・いくつか撮り直し(ノイズ混入のため)
posted by yaasan at 06:24 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年09月25日

オープンサウンドデータ JRW,JRC N700A系 新幹線電車

オープンサウンドデータ JRW,JRC N700A系 新幹線電車を公開しました。

クリエイターのパシフィック231様には御礼を申し上げます。

N700A_1.jpg

■ファンクション

F0 ライト オン・オフ
F1 サウンド オン・オフ
F2 警笛
F3 ドア開閉
F4 shift mode ドア閉扉時ベル省略
F5 非常ブレーキ
F6 回送案内放送
F7 ボリューム調整
F8 トンネル内走行音
F9 車内放送 新大阪〜新神戸
F10 フランジ
F11 ホームドア
posted by yaasan at 09:10 | Comment(0) | 鉄道模型