DCCは、鉄道模型向けと思い込んでいる人がほとんどだと思います。しかし、DCCの技術自体は非常に汎用性が高く、鉄道模型以外にも応用できるものになっています。実際、鉄道車両やポイントの制御だけでなく、レイアウトの機器の制御にも応用されているわけでありまして、可能性・ポテンシャルは高いと感じています。
ということで、DSservoをロボット向けに改良(DSRobotServo)することを考えています。ちょうど、6軸ロボットをくみ上げたので、実際にDSservoの現状版を使ってみて気になったことを書くと以下でした。
・サーボロック機能が必要(現状だと指定角度まで動くと消費電流低減のためサーボロックを解除します)
・速度信号を、位置信号に置き換える(速度ゼロ=0°、最高速度=180°というような置き換え)
・初期位置の保存機能が必要
・回転型サーボへの対応
現在、ElecrowでDSservoを量産中です。DSservoのソフトを変更し、ロボット制御向けデコーダとしてファームウェアのリニューアルを考えております。なお、ポイント向けでの頒布は少量となる見込みですので、ご了承ください。
2020年09月21日
DS RobotServo仕様(案)
posted by yaasan at 19:06
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2020年09月19日
エクスペリメンタルサウンドデータ 大井川鉄道井川線 DD20
オープンサウンドデータの実験的公開プロジェクトである、エクスペリメンタルサウンドデータ名義で大井川鉄道井川線 DD20をモチーフにしたデータを公開しました。
静岡漁協が使用しているものと同じカミンズのエンジンを採用したという逸話のあるディーゼル機関車です。
走行音については、変速音が鮮明に収録できなかったため、単純なアイドルと加速音の2種類のみとなります。加速音は速度に応じてピッチが変わるようになっています。
DD20は、あまり速度を出さないので、実用においては影響はそれほどないとは思いますが・・・。
■ファンクション一覧
F0 ヘッドライト・テールライト
F1 機関サウンドON
F2 汽笛
F3 AUX1
F4 手笛
F5 非常ブレーキ
F6 力行保ち(一定速度に到達しても加速音が続きます)
F7 音量
F8 レール継ぎ目音
F9 緩解音
F10 レールフランジ音
■使い方・機能の説明
・速度に到達するとエンジン音がアイドルになります。
・加速音を流し続けたい場合はF6を押してください。
・非常ブレーキ(F5)をONにすると、自動で停車します。
・モータの最高速度は、車両の特性に合わせて自分で調整ください。
・DD20に適合する車両は現在のところ存在しません。カミンズエンジンの軽便・ナロー向けディーゼル機関車にお使いください。
■ダウンロード
DOWNLOAD (5MB, rev.0d, 2020年9月20日更新)
■音源提供・協力
安達太良のマイケル様、ほか
静岡漁協が使用しているものと同じカミンズのエンジンを採用したという逸話のあるディーゼル機関車です。
走行音については、変速音が鮮明に収録できなかったため、単純なアイドルと加速音の2種類のみとなります。加速音は速度に応じてピッチが変わるようになっています。
DD20は、あまり速度を出さないので、実用においては影響はそれほどないとは思いますが・・・。
■ファンクション一覧
F0 ヘッドライト・テールライト
F1 機関サウンドON
F2 汽笛
F3 AUX1
F4 手笛
F5 非常ブレーキ
F6 力行保ち(一定速度に到達しても加速音が続きます)
F7 音量
F8 レール継ぎ目音
F9 緩解音
F10 レールフランジ音
■使い方・機能の説明
・速度に到達するとエンジン音がアイドルになります。
・加速音を流し続けたい場合はF6を押してください。
・非常ブレーキ(F5)をONにすると、自動で停車します。
・モータの最高速度は、車両の特性に合わせて自分で調整ください。
・DD20に適合する車両は現在のところ存在しません。カミンズエンジンの軽便・ナロー向けディーゼル機関車にお使いください。
■ダウンロード
DOWNLOAD (5MB, rev.0d, 2020年9月20日更新)
■音源提供・協力
安達太良のマイケル様、ほか
posted by yaasan at 21:03
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2020年09月17日
DSair2XLのケース用パネルを3Dプリントする
DSair2XLのケース用パネルを3Dプリントしてみました。
なおDSair2XLでは使わないコネクタやスイッチ類(SW1とCN8)の部分を埋める設計としてます。
作ったデータはこんな感じに出力されます。フィラメントは白にしました。

タカチのケースにはめ込んだ状況。


FreeCADのデータと、STLファイルは以下です。DSair2XLの基板のみのキット向けです。
DSmainR6case_r1.zip
印刷時間は2つ同時に行って、約2時間です。DSair2のパネルの2倍となります。量産効率が2倍悪化することもあり、こちらはサンプルを付けての頒布は難しいですね・・・。
なおDSair2XLでは使わないコネクタやスイッチ類(SW1とCN8)の部分を埋める設計としてます。
作ったデータはこんな感じに出力されます。フィラメントは白にしました。

タカチのケースにはめ込んだ状況。


FreeCADのデータと、STLファイルは以下です。DSair2XLの基板のみのキット向けです。
DSmainR6case_r1.zip
印刷時間は2つ同時に行って、約2時間です。DSair2のパネルの2倍となります。量産効率が2倍悪化することもあり、こちらはサンプルを付けての頒布は難しいですね・・・。
posted by yaasan at 07:28
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2020年09月15日
オープンサウンドデータ 国鉄 9600 蒸気機関車
オープンサウンドデータ 国鉄 9600 蒸気機関車をリリースしました。

■ファンクション一覧
F0 ライト点灯
F1 サウンド オン・オフ
F2 汽笛・長
F3 汽笛・短
F4 連結音
F5 絶気モード
F6 絶気合図
F7 音量調整
F8 投炭
F9 ATS
F10 発車ベル
F11 カーブスキール音
F12 砂弁
F13 インジェクター
F14
F15 急ブレーキ

■ファンクション一覧
F0 ライト点灯
F1 サウンド オン・オフ
F2 汽笛・長
F3 汽笛・短
F4 連結音
F5 絶気モード
F6 絶気合図
F7 音量調整
F8 投炭
F9 ATS
F10 発車ベル
F11 カーブスキール音
F12 砂弁
F13 インジェクター
F14
F15 急ブレーキ
posted by yaasan at 06:32
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2020年09月13日
トラムウェイ・ポポプロのキハ40をまたDCC化する
トラムウェイからは、アイボリーだけの塗装上等のキハ40がリリースされていましたが、そこに目を付けたポポンデッタ(の子会社のポポプロ)が、東北色と北海道色の塗装版を確保して、今夏に販売されてました。もう品薄かと思われます・・・。
東北色は欲しかったので、即、ポチってしまいました。しかし、届いてからはほったらかしで、罪(積み)を重ねていたので、このたびDCCサウンド化しました。サウンドデータは、オープンサウンドデータを使用します。オープンサウンドデータでもダウンロード数で1位の超人気の高品質サウンドです。
DCC化改造レベル:上級者向け
さっそくDCC化ですが、実はここであまり紹介できる情報はございません。
というのも、ライトユニット基板は、以前に改造したものと全く同じです。改造手順は、過去のブログ記事を見ていただければ、問題なくくみ上げられると思います。


ライトユニットのDCC用の改造は、過去記事を参照ください。作業自体は、2019年のキハ40と変更点はありません。ひたすら、配線を作って設置していくという苦行をするのみです。
残念ながら、トラムウェイのキハ40用の基板を入れるスペースがゼロのため(モータ部分で基板の強度が確保できない・・・)、DCCユーザーには苦行が必須となります。


最終的な搭載はこんな形となりました。

搭載完了後の見た目です。特に大きな変化は無いと思います。


写真は撮り忘れましたが、エンドウの余っていた室内灯基板を付けてあります。テープLEDにしようと思いましたが、行方不明のために、ExpBoard YP(室内灯一体型のMTC21化基板)の採用で不要になったものを再利用しております。
動かした様子は、以下の通りです。
東北色は欲しかったので、即、ポチってしまいました。しかし、届いてからはほったらかしで、罪(積み)を重ねていたので、このたびDCCサウンド化しました。サウンドデータは、オープンサウンドデータを使用します。オープンサウンドデータでもダウンロード数で1位の超人気の高品質サウンドです。
DCC化改造レベル:上級者向け
さっそくDCC化ですが、実はここであまり紹介できる情報はございません。
というのも、ライトユニット基板は、以前に改造したものと全く同じです。改造手順は、過去のブログ記事を見ていただければ、問題なくくみ上げられると思います。


ライトユニットのDCC用の改造は、過去記事を参照ください。作業自体は、2019年のキハ40と変更点はありません。ひたすら、配線を作って設置していくという苦行をするのみです。
残念ながら、トラムウェイのキハ40用の基板を入れるスペースがゼロのため(モータ部分で基板の強度が確保できない・・・)、DCCユーザーには苦行が必須となります。


最終的な搭載はこんな形となりました。

搭載完了後の見た目です。特に大きな変化は無いと思います。


写真は撮り忘れましたが、エンドウの余っていた室内灯基板を付けてあります。テープLEDにしようと思いましたが、行方不明のために、ExpBoard YP(室内灯一体型のMTC21化基板)の採用で不要になったものを再利用しております。
動かした様子は、以下の通りです。
動かした様子。 pic.twitter.com/5QPNr9VYn4
— DesktopStation公式 (@DesktopStation) September 13, 2020
posted by yaasan at 18:43
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