2020年10月31日

エンドウのHO E353をDCCサウンド化する

10月末に、再販された(大人気らしく予約のみで買えないみたいですが)、エンドウのE353 HOの付属編成セットを購入しました。価格は、297,000円(税込)。私のケースでは、送料はサービスでした。高いけど、HOのE353はコレしかないので致し方なく購入。自分は1編成を完璧に揃えるようなことはしないので、付属編成だけで大満足。富士回遊にしたかったけど、スーパーあずさの文字が・・・無念。
E353はNゲージでも大人気みたいで、KATOは何度も再生産してますね。Nはプラで安いので、HOとは違って1編成分まるごとウチにもあります。

30万円近くするだけあって、クオリティに自分は満足。DCC搭載が面倒くさいという以外は、特に不満はありません。もともと鉄道マニアでもなく、細かいところはよくわからんので、それっぽくできていればOKなのであります。

E353HO_DCC_1.jpg

ウチにきたら当然のごとく、アナログで走らせることもなく(アナログ車両は完成品だろうと、DCC化が終わるまではキット扱い)、デジタル化を実施します。

基板は、ExpBoardYP(180mm長)がそのまま先頭車もM車も中間車もすべて使用できました。

まず、M車を開けました。床下部品は両端のものを外さないと、ネジが外せません。モータや台車周りは特に外す必要は無いです。

E353HO_DCC_2.jpg

スピーカーは、ASE02808MR-LW150-Rがうまく隠せそうです。スペースもあります。

E353HO_DCC_3.jpg

前々回で記事にしましたが、ExpBoardYPのAUX2に車側灯用の赤LEDを繋げてあります。車側灯の部分にLEDをテープで固定しました。

E353HO_DCC_4.jpg

車側灯は良い感じに光ってます。

E353HO_DCC_5.jpg

実際にオープンサウンドデータのE353サウンドを書き込んで、動かした様子です。書き込んだのはドア開閉時にAUX2に対応させたrev.4b(2020/10/31現在 開発中)です。



先頭車も既に改造は終わってますが、LokSound5デコーダを使いまくるのはツラく、ほかのデコーダでAUX2の割付&オン・オフのディレイ指定がうまくできないか悩んでいるので、方針が決まったら記事にします。あと、通電カプラにしないと、走行性能も正直よくないですね。

■メモ

Laisdccデコーダの先頭車への使用

CV36=0,CV38=192(128+64)にすると、F11,F12はAUX2に連動する。F13が選べない・・・。ということで、とりあえずドア開閉(F13)とフランジ(F10)を入れ替えすることに。よって、CV38=224(128+64+32)とします。
posted by yaasan at 12:11 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年10月30日

オープンサウンドデータ 東武電車吊り掛け各種

オープンサウンドデータに東武電車吊り掛け各種を追加しました。クリエイターのMB様には御礼を申し上げます。

8000系に似ている車種も多いですが、それは見た目だけです。旧型電車の吊り掛け駆動システムを採用した3000系や5050系等を、本データを使用することで、より忠実に再現できるようになります。

東武 7800系タイプ TDK-544
東武 3000系 DK-91B
東武 3050系 HS-266-A
東武 3070系 TDK-528
東武 5050系 TDK-544
東武 5700系 TDK-528

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posted by yaasan at 21:00 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年10月29日

ExpBoard YPボードでAUX2を使う

エンドウに予約していたE353の付属編成(再生産)が明日くらいに届く予定です。

E353は、相当に好きな車両なので、ExpBoardを駆使して、いろいろギミックを入れたいと思います。今回は、ExpBoard YPボードでAUX2を使い、車側灯を再現したいと思っております。

AUX2とは、DCCデコーダの出力ポートの一つで、AUX1は室内灯に主に使います(例外もあり、ユーザーが好きに変更しても良いものです)。ヘッドライトテールライトも、AUXとほぼ同様の動きですが、ヘッドライト・テールライト専用と定義されています。ようは、定義の意味合いが、専用か汎用かの違いだけです。

車側灯とは何かというと、ドアが開いてるときに車両の側面の中央付近に赤く光るライトのことです。車掌さんは、このライトが消灯したのをみて、運転手さんに出発の合図をするわけです。模型でドア開閉音が出てるのに、この車側灯が付かなかったら不自然ですよね、ということで、再現したいと思います。

それでは、作業をしていきましょう。車側灯を再現するのに用意するものは以下です。値段は安いですが、はんだ付けの技術が少々必要です。

ExpBoard YP
1608抵抗 1.2kΩ(R-06122)
秋月電子のリード線付チップLED・赤色(I-09954)

まず、抵抗をはんだ付けします。以下のように、AUX2のパッドに付けていきます。+側でも良いのですが、
配線のしやすさを考えると以下のようにした方が良いです。

まず、リード線付きチップLEDの配線が長いのでカットします。なお。少し赤みが付いた方がアノード(+側に付ける)です。

E353_AUX2_2.jpg

AUX2とその隣の+のパッドにはんだを付けます。

E353_AUX2_0.jpg

AUX2のパッドに、1.2kオームの1608サイズ抵抗をはんだ付けします。抵抗値は上げても下げても良いですが、車側灯に合う光量となるようにしましょう。

E353_AUX2_1.png

リード線付きチップLEDを、AUX2に付けた抵抗と、+のパッドにはんだ付けします。配線の色が赤っぽい方を+のパッドにしましょう。また抵抗にはそのままでははんだ付けしにくいので、先を少しだけL字に曲げることで、より強固にはんだ付けできます。

E353_AUX2_3.jpg

AUX2の動作テストをしました。無事に赤色で点灯しています。

E353_AUX2_5.jpg

これを車両に装着し、遮光対策をすれば、無事に車側灯となります。
posted by yaasan at 21:40 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年10月25日

秋月電子のC基板用ケースというかカバー?を作ってみた

秋月電子のC基板用ケースをFreeCADで設計してFLASHFORGE Adventurer3で印刷して作ってみました。

CPCB_1.png

できたもの。

CPCB_2.jpg

ラフトありで印刷すると、それなりにできますが、底が結構荒くなるのと、時間がかかるので、最近はラフトなしでどうにかならないか、研究中です。いろいろ条件を変えてみて思ったのは、ラフトの生成を真似て、1層目は太めに印刷するように指定すると、良い感じになるようです。

CPCB_3.png

以下にデータを置いておきます。DSwatch、DSone、押すだけ君、などのC基板互換基板に合うように作ってあります。秋月電子のユニバーサル基板だと、少し隙間ができると思いますがそのまま使えるかと思います。

FreeCADファイル Akituki_C_Board_r3.FCStd
STLファイル 20201025.AkizukiCase_r3.stl
posted by yaasan at 21:53 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年10月23日

オープンサウンドデータ 旧型国電吊り掛けサウンド4種を公開

オープンサウンドデータでは、今まで汎用の吊り掛けサウンドを公開していましたが、電動機別に細分化したサウンドデータを今回、開発しましたので公開します。

旧型国電タイプ HS-266-A
旧型国電タイプ TDK-528
旧型国電タイプ TDK-544
旧型国電タイプ DK-91B

日本各地で活躍した、様々な吊り掛け電車に応用可能かと思います。クリエイターのMB様に御礼を申し上げます。

なお、上記の電動機の吊り掛けサウンドをベースに、私鉄各社の車両にアレンジを加えたものも近日中に公開を予定しております。

oldecar_1.jpg

■ファンクション一覧

F0 ヘッドライト・テールライト
F1 パンタ上ゲ・MG・走行音
F2 警笛
F3 AUX1 : 室内灯用出力
F4 ATS・ATS 確認
F5 非常制動 約 30%高減速度
F6 力行保ち
F7 音量
F8 レールジョイント
F9 ―
F10 フランジ
F11 手笛/ベル省略
F12 開扉→手笛→閉扉
F13 開扉→ベル→閉扉
F14 ―
F15 CP 強制起動
F16 ―
F17 ブレーキ試験 (停車時)
F18 ―
F19 元ダメ減耗タイマー

■開発・著作

MB様、うえだねじろう様、Yaasan
posted by yaasan at 08:35 | Comment(0) | 鉄道模型