2015年04月20日

DSmainR3のコンセプト

夏〜秋頃を目標に、DSmainR3の開発を行っていきたいと思います。途中で断念する場合もありますので、過度な期待は禁物となりますので、ご承知置きください。

現時点では、いろいろなご意見を踏まえ、以下の内容を考えてます。さらにご意見ある方は、メールやコメント、フォーラム・掲示板に投稿していただければと思います。

・コンセプト

PCとも繋がる、単独運転可能なコマンドステーション。D10xみたいなものだが、機能はある程度絞る(PCで操作する分には制約はなし)

・メインマイコン変更

DSmainでのArduinoからの撤退(DCC/MM2シールドはそのまま)。マイコンはSTM32L1シリーズ(STM32L151CBT6 FLASH 128KB, RAM16KBが有力)を採用し、高機能化・高速化、マイコン統合を図ります。
ATMEGAはDMAが無いのでシリアル通信しながら、パルス生成するといったことがややこしいという事情があります。

この変更で、USB機能内蔵でUSB経由で特殊な機器も不要なので、より便利になると思います。また、CPU電源電圧の3.3V化も行います。

・表示系・操作系を一新
ダイヤル、操作用ボタン(ファンクション、走行、アクセサリ)を搭載させます。LCD、LED類はそのままです。

・アナログ入力廃止
使っているという話をあまり聞かないので、廃止します。また必要になったら付けます。今は、スリムにしていきたいと思います。

・クローズソース化

DSmainR3はDSCore部分の統合に関係で、ユーザーへのソース開示を行いません。ファームウェアのバイナリのみの提供となります。ソースは相当大きくなって、気軽に改造はできないだろうというのが理由のためです。
なので、自分でソースコードを書いていじり倒したい人は、DCC/MM2シールドかDSpiをお使いいただくことになります。

・外部からの制御コネクタ

外部との接続用にUARTを用意します。速度は38400bps程度で、Arduinoやmbedなどから乗っ取って動かせるようにはしたいと思います。

・キット価格を引き上げます

マイコン、基板、パーツ代が大幅に上がりますので、キット価格も上昇の見込みです。DSmainの初期価格程度(7000円〜8000円前後)になる見込みです。なお、初期のバージョンはデバッグのために半額程度で開発に貢献して頂ける方のみに頒布を考えます。完成したら、また半額で開発に貢献された方にはお配りする形です。
表面実装はマイコンのみで、半田付けができる形でご提供はしてまいります。

・サイズ

現状ベース(100x80mm)ですが、現状のケースの下部を20mm少々引き出して、ダイヤルを追加します。ボタンも数を増やします。

・ボタン

機関車選択(シフト), アクセサリ選択(シフト), F0/2, F1/3, 非常停止, リセット, ダイヤル

・耐電流

2A標準で、放熱器強化で3A程度、ファン搭載で4Aとなるような設計を考えてます。

・付属品

完成品の場合は、USBケーブル、ACアダプタ(12V, 2Aくらい)を付属するフルセットを用意しようと思います。
キットは、基板と部品だけのDSmainと同様を考えてます。
posted by yaasan at 05:44 | Comment(0) | 鉄道模型
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