そこで以前から開発に協力してもらっている欧州の方に協力してもらい、欧州でのスマイルデコーダの部品調達コストを見積もってもらいました。
結果としては、1セットあたり14EUR(ヨーロッパの通販サイトなどを利用)でした。
なお、国内だと秋月電子で価格で計算すると以下の様な金額になります。
部品番号 | 部品名 | 仕様 | 価格(1個) | 個数 | 合計 |
R1,R2 | 抵抗 | 100k | 0.2 | 2 | 0.4 |
C1,C2,C3 | 積層セラコン | 50V,1uF | 5 | 3 | 15 |
D2 | ダイオード | RB160M-30TR | 15 | 5 | 75 |
IC1 | BD6231F-E2 | Motor driver | 180 | 1 | 180 |
IC2 | ATMEGA328P-AU | 280 | 1 | 280 | |
PCB | プリント基板 | 50mm2,10pcs, x6 panelize 60枚 | 100 | 1 | 100 |
X1 | セラロック | 16MHz | 60 | 1 | 60 |
IC3 | LDO | 5V LDO | 25 | 1 | 25 |
合計 736円(5.5EUR)
おおよそ、3分の1くらいで日本では調達して作れてしまうことになります。やはり日本は電子部品の流通量がケタ違いに多いということなのでしょう。私が部品を購入して発送するのは、とんでもない手間で、利幅も高くできないので、国内に限定してスマイルデコーダ基板は頒布せざるを得ない、ということがよくわかりました。