今回は、NuckyさんのDCC信号機をフルに活用するための機能を実装しました。使いこなすには、ほぼ必要な機能の実装は完了しました。
■変更点
・ルート信号機以外でも、ルートの設定をできるようにした。
→クリックしてルート切換するのは今までどおりルート信号機シンボル(♀みたいなマーク)のみ対応です。
・信号機のルートの条件をAND/ORで指定する機能を追加
・ルートデータの順番変更ボタンを追加(AND/ORで使うため)
・ルート設定で信号方向をきちんと設定できないバグの修正
■今回のアップデートの解説
今回の特徴は、なんといってもAND/OR条件を元に、信号機の表示を設定できる機能です。
ポイントがある場合、ルートの開通状態と在線状態が複数存在することになります。今までは、全てAND条件で信号機を操作することになっていたため、複数のルートの状態を、前方の信号機で表現することができませんでした。今回、OR条件を設定できるようになりましたので、すべての条件を加味して前方の信号機を表現できます。
完全に鉄道信号はド素人ですが、「たぶんこうだろうな」という推測のもとで書いています。間違っていたらNuckyさんがツッコミを入れてくれるはずなので、適宜修正します。
以下は、ポイントが1箇所ある線路で、直進方向で信号が青になってます。まあ、よくある線路ですね。
当然、電車が走って行き、ポイントを通過した後の状態は以下の様な信号機の状態になるはずです。
ここで、ポイントが切り替わると、以下のように信号機が変わるはずです。
従来ですと、ANDしか設定できないので、上記のポイントが切り替わってR2の方が開通した時にBの信号機を青に点灯させることができませんでした。なぜならば、CとDの信号機のANDを取ることしか出来ないからです。
今回、ORの条件を設定できるようになったので、CとDのどちらかが青の場合は、Bの信号機を青にできるわけです。以下に条件を抽出しましたが、BはCとDのORを取っていることがわかると思います。式にすると、B = C or D。
ポイントの先の両方に車両が在線している場合は、当然ですがルートの方向がどちらに開通していても、常に黄-赤-赤赤になります。
Nuckyさんの信号機は、何でもできてしまうので、逆に言うとカトーやTomixの信号機と比べると使い方は非常に難しいです。タイマーで適当に点灯を変えるのではなく、在線状況やルート状態を元に信号機の切り替えを制御できるためです。
でも、信号機を入れると凄まじくリアリティが上がります。うちの若手社員も、信号があるだけでハマり方が深くなりました。パソコンを使わないといけないので、ちょっと面倒ですが、その分のやる価値はあると思います。半自動運転という形で信号機・ポイントの方を自動制御にして、運転は自分が行う、ということでも、アナログよりもずっと面白さが上がって良いかもしれませんね。
上記構成での設定例:
A信号機:B信号機と信号アドレス連携(上位アドレスをB信号の下位アドレスに割り振る)
B信号機:C OR Dで、条件表にセットする。
C信号機:S88-1=非在線 AND ポイントの状態(直進)を条件表にセットする
D信号機:S88-2=非在線 AND ポイントの状態(分岐)を条件表にセットする
■0.95bで変更のあった機能の画面例
アクセサリアドレスの配置状況
操作モード:
ある地点のルート登録状況:
演算子(Op)は、次の項目との条件確認を行います。下の図ですと、No.1と2で、ORの演算子を使って条件確認を行います。NOPは何もしない、という意味ですが内部ではANDと同じ処理を行うようにしています。演算条件は、必ずAND(NOP)もしくはORの排他となります。しかしながら、実質的にこれで全ての条件はカバーできます。AND、ORと、DIRECTIONの機能が実質的にNOTを持っているので、全部のデジタル演算をカバーできているためです。
ルートアイテムの設定画面:
信号機の記号だったのですね。
http://1st.geocities.jp/jr16yokohamasen/station/sign.html
丸の中に、線が入ると、よりリアルですね。
S88の開発に没頭していて、まだソフトを試せておりません。申し訳ありません。
詳細な説明もあり、DCCにおける信号機の普及が進めばいいと思っております。
あやのすけさん、信号機のシンボル真ん中に線が入るのは図面に記載の場合と、昔ながらの信号制御盤の場合で、コンピュータ画面の場合は線なしが一般的です。
この辺りは画像ファイルの入れ替えで柔軟に対応出来る部分かもしれませんね。
>あやのすけさん、信号機のシンボル真ん中に線が入るのは図面に記載の場合と、昔ながらの信号制御盤の場合で、コンピュータ画面の場合は線なしが一般的です。
Google先生に教えて貰った限界ですね(^^;
なんか、良さげな書物等がありましたら、読んでおきます。
たまたま、持っていた「史上最強カラー図解 プロが教える 電車の運転としくみがわかる本」で紹介されていたのは、
江ノ電の列車監視盤なので、昔ながらぽいやつなので、例の記号が盤に印刷されているようでした。