2016年08月08日

Mabeeeを買った

Maker Faireの会場で、単三乾電池サイズでBluetoothを内蔵したハイテク乾電池Mabeeeを買いました。分解しようと思いましたが、だいたい中身は予想が付いたのと、壊すとうちの若手社員が怒りそうなのでやめました。会場価格は税込み5000円でした。制御できる乾電池にしては高いですね・・・。ざっくり推察するに、原価は1万個くらい作って800円くらいでしょうか。

Mabeee1.jpg

Mabeee2.jpg

iPad/iPhone用と、Android用のアプリが用意されていて、Blutooth LEで電波を飛ばしているようです。使っているのは超小型のアンテナ内蔵BLEチップ、DC/DCコンバータ、MOS-FETの降圧チョッパ構成と思われます。まあ、予想した通り出力はPWMです。出力電圧は1.2Vくらいで、PWMのキャリア周波数は1kHzでした。

結構賢いのは負荷を検出していて、負荷がないときは強制的にOFFになります。これはよくできた機能で、電源スイッチと連動できるわけです。バッテリ消費を減らすのにも有効です。かなりの頻度で検出しているようです。

また、直列に乾電池をつなぐことを可能にしています。仕組みとしては、どうもPWM出力のLOWではなくハイインピーダンスにしているように見えます。PWM波形がモータにたまった電流がハイインピーダンスななまった波形になってました。まあ、推測ですが。

結構よくできていて、おもちゃと侮っていたのでいい意味で裏切られました。もっと安ければ、いろいろカスタマイズできて楽しそうなのですが。

posted by yaasan at 22:00 | Comment(0) | 鉄道模型
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