本機は、Desktop Stationの機器ユーザー以外でも重宝する機器なはずです。Desktop Stationの今年一番の戦略機種になりますので日本だけでなく海外販売も行います。海外向けは説明書などの英訳を済ませて3月ごろを予定してます。
ファームウェアVerはR4bです。夏に投げ売りで作った従来品との違いは以下の通りです。
・車両、ポイントの試運転機能が追加。CV調整と操作がこれ一台!
・CV読み出しでエラービットのみリトライ機能を追加。失敗率が大幅に低下します。
DCC電子工作連合内を最優先で頒布し、組み立て方法などのレビューしていただいて、事前に皆様に情報提供をしていこうと考えております。
なお、50台分を売り切った後は、次は上級者キットを廃止し、表面実装部品に変更してElecrowでの実装に移行させます。半完成品としての販売となり、価格は上がる方向になりますのでご了承ください。
■組み立ての注意点
・初心者お断りの上級者向けキットです。自信のない方は完成品をご注文ください。
・背の低い部品からはんだ付けします。ACS723電流センサ(8ピンの表面実装部品), レギュレータ, TB6643KQ(大きい8本足のIC)抵抗の順となります。
・レギュレータを無理やり、表面実装部品ではんだ付けが必要です。また、L字ヘッダをACS712の上あたりに浮かして配置が必要です。なお、パッド自体はすんなり置けます。

・ロッカースイッチは、熱に非常に弱いです。はんだ付けが短時間で行ってください。もしくは圧着させるような方法が望ましいです。
・ロッカースイッチは、以下のように曲げてください。基板上のレギュレータに接触する可能性があるためです。


・ロッカースイッチは、付属の2ピンジャンパー線を加工してはんだ付けします。CN4にはんだ付けしたL字ヘッダに接続しますが、必ず液晶裏の隙間を通してください。

・ロッカースイッチは、ケースに以下のようになるように組み付けてください。

・タクトスイッチは、しっかりまっすぐになるようにはんだ付けします。浮いていると、ケースに干渉して入りません。
・液晶とメイン基板の接続は、ロープロファイル&細ピンヘッダを使用します。ギリギリの高さなので、白いスペーサーをねじ止めして固定してから細ピンヘッダを液晶基板にはんだ付けするとよいです。
・コストダウンで、メイン基板のねじ止めは3点止めとさせてください。

・コストダウンで、液晶基板のねじ止めは2点止めとさせてください。

■組み立て完了写真
以下のように組み立ててねじ止めしたらシリコンカバーを付けて完成です。
なお、くみ上げる前にねじ止めせずに、動作テストを一通り行ってください。電源投入、キーの反応、液晶のコントラストの調整です。


今日はホビーセンターでお世話になりました。
夕食後ちまちま組み上げました。一発で問題無く
動きました。取り敢えずご報告。明日以降自分の
ブログでちょこっと報告します