2017年05月07日

トミックスの新制御システム?の特許

フジガヤさんが、特開の情報を調べてくれたので、中身を読んでみました。副業でいつもやっている特許解析を、模型でやるとは思わず・・・。

■対象特許

・模型車両の分散型給電装置および制御システム
特開2016-202608(審査請求あり)
特開2016-214298
特開2016-214310(審査請求あり)

■特開2016-214310 セクション管理システム

この提案の特徴は、セクション管理テーブルによって、ギャップで区切られた線路のセクションの管理を行うものです。DesktopStationSoftwareでいうと、人間がイベントスクリプトで実装する部分を、テーブルで自動で制御するという内容になってます。

詳細な説明のところに、テーブルの中身や動きが書いてあります。まあ、そうだよね、という内容でした。提案書の中には、制御対象はアナログだけでなくデコーダ搭載車両のことも書いてありますが、参考情報としてだけです。

あと、各給電装置(1セクションのデコーダに相当)との通信は、シリアルで、電源と一緒に流す流さないは特に記載はありませんでした。

■特開2016-202608 他給電装置との同期PWMシステム

線路に電源を流すPWM制御の内容ですが、外部からシリアルの命令を通じて指令が来るのに加えてリセットパルスでクロックを調整する特徴があるそうです。たぶん、セクション間のズレをクロック調整して合わせてショートとかを防ぐ狙いがあると思われます。クロックって結構揺れてるので、そんなに精度を保証できるのかな?

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実際に特許提案しても、それどおりに作る場合もあれば、そうではないこともありますが、非常に複雑なシステムの可能性が高いことがわかりました。一般のアナログユーザーが、お座敷運転でこれを実現するのは、設定やコストの面で、結構ハードルが高い気がします。DCCユーザーでも、自動運転関連をしない人も結構な数でいらっしゃいます。

私はDCCを使って、もっとシンプルでサクッと使える簡易型のシステムキットをリリースしたいと思います。
posted by yaasan at 05:39 | Comment(0) | 鉄道模型
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