2017年12月06日

MPS社の超小型モータドライバ MP6513の評価 その2

MPS社の超小型モータドライバ MP6513の評価 その1の続きです。

へのへのもへじさんの評価で、出力に1nFのコンデンサを乗っけるとうまく動くという報告があります。サージをうまい具合に吸収できるのか、高周波電流の回路ループがうまくできるのだと思います。

もうちょっと評価をして、DCCデコーダに使えるかどうか、ジャッジしていきたいと思います。

このドライバIC、今まで使ってきたドライバIC(BD6231、ZXBM5210、A4953ELJ)と一風変わった機能があります。保護機能動作後に、リトライ機能が入っておりまして、保護機能で止まった後、1ms毎にリトライを勝手にしてくれます。本当にどうしようもないときは完全に止まりますが(入力ピン1,2をLOWかHIGHに両方すれば解除)、軽いときはリトライします。

リトライしている様子:
OverCurrent.png

無謀な状況なのに、何とかがんばって回そう、という日本人っぽい諦めの悪い、奴隷精神を持つICですね。

また、電流を測れる電源で、動かしたところ、とりあえず0.55Aまで問題なく電流を流せました。設計的には、0.5Aをそこそこ超えると内部温度がデータシートの設計上、60℃を超える(=素材にも依りますが一般的な車両のプラ樹脂が溶け始める最低温度)ので、0.5Aまでが、DCC用では限界かなと思います。一瞬くらいなら0.8Aで流すのは問題ないはずです。1時間も2時間も車両を止まらせずに走り続けさせる場合は、0.5Aって意味です。
posted by yaasan at 19:13 | Comment(0) | 工作
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