この商品、儲けゼロなので、サポートはありません。外れを当てても、「もう一個買おうっと」、と思う気持ちで、買っていただきたいと思います。壊れて困る人は、2個お買い上げください。
なおArduino UNOの互換機は、星の数ほどたくさんあります。回路図も部品表もアートワークも全部公開されているので、コピーし放題なこともあります。まあ、あんな回路、1日もあれば起こせますが。
BAITEブランドのものを使っているのは、DSmainシリーズで使っているNanoの互換機がBAITEのものだからです。特に問題なく使えているので、UNO互換機も大丈夫だろうと言うことで、一緒に手配しています。
□外観

□ドライバについて
USBドライバは、Arduino UNO純正は使えません。当サイトでミラーリングしているCH340Gドライバを使用してください。
ドライバのインストール方法はこちらから。
□純正品との違い
もちろん、価格が違うので違いがあります。ただし、軽微な違いです。
・レギュレータが違う(AM1117)
・マイコンがDIP(PU)ではなくSMDタイプ(AU)
・USBシリアルが、AVRではなくCH340G(前述のドライバのインストールが純正と異なる)
・意味不明なロボットの絵が基板に印刷されていてダサい
□注意点
この基板に限らないことなのですが、私が昨年・今年にやらかしましたが、たとえばレギュレータ(AM1117)を悪い方向(短絡故障)にぶっ壊すと、USBの5VラインとVINが短絡するまれなケースがあります。もちろんですが、電源回路はほぼほぼ一緒の純正のUNOでも同じ事は可能性としてあります。
電源ラインのショート、特にVIN(12V)と5V, GND周りのショートによる部品故障には十分ご注意ください。
なにそれ怖い、という方は、USB絶縁(USBアイソレータ)を使うと、対策できます。Aliexpressでも、安いのが売っているようです(USB絶縁チップは書いてありますが、電源回路が分からないので、なんとも言えませんが)
それにしても、ジェネリック中華電子機器というのは、価格破壊ですね。
産業用に使うには品質的に問題があることもあるかもしれませんが、ホビーユースだと十分だと思います。
ボール盤や旋盤といった工作機械では中華製はまだまだかなり手をいれないとホビーユースにも使えない状態ですが、そのうち電子機器のようにそこそこそのままで使えるようになるかもしれないですね。
産業用に使う場合は、電源回路とUSB周辺が気になるところですが、それ以外は大丈夫と思います。