学生の時からそうでしたが、恩師の教授にはよく「ドクターを取れ」と言われてきておりました。家が近いので、今でもたまにプライベートで呼び出されて会うことも多いですが、ついこの間も、「ドクター取らないとダメだよ。」と言われました。
ここで言うドクターは医者ではなくて、博士の方です。自分は修士(博士前期課程)までは持っているので、あとは博士後期課程3年間を通って学会論文誌やIEEEトランザクションとかに投稿して行って、きちんとアウトプットを出す形になります。なお、論文を今までまともに出してないので、論文博士は無理なところです。
学生の時は、社会人になって経験積んだらドクターを取りたいなとか夢見てましたが、会社にけっこうな年数いると、なかなか論文なんか書けるようなネタがないどころか、自分の担当分野は知見やノウハウ部分が支配的なので、論文を書くことすら難しいです。無理矢理書いて、ごくたまに学会に出したりはしてますが。
ただ会社の仕事を抜きにして今学生として研究したら、技術も知識も格段に上がっているので、それなりのアウトプットが出せるかも、とも思います。ドクターを持っている同期や先輩で、会社を辞めて大学に先生として戻った人も多いです。周りにも、ドクターを持っている人がゴロゴロしてます。友達でも、社会人でドクターを取った人もいます。
持ってるか持ってないかで、特に給料も待遇も変わるわけではないですが、自分の今までの研究成果のチェックポイントにはなるのかなと思ってます。
実のところ、今後、義父の会社を引き継ぐにしても、きちんと学術的に自分の今までの研究や成果をまとめて、論文としてまとめる時期なのかなとも思っていたりしてます。ちなみに鉄道模型の研究じゃないですよ。
今後の自分のあり方をどうするか、ターニングポイントにもうすぐ入るので、いろいろと考えております。博士号は、たぶん取るのならば、今が一番のチャンスだなとは思います。
2018年03月12日
社会人ドクター
posted by yaasan at 08:33
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