2018年04月08日

FlashAirのOEMカスタマイズサービス

FlashAirのOEMカスタマイズサービスが始まっているようです。模型用途では使うつもりは無いですが(ソフトハウスに頼めるようなお金は稼げてない。)

一応、電機屋を長くやってる人間から言わせてもらうと、この情報量では、初期段階の検討ができない。FlashAirの内部にはマイコン、ROM、RAMが入っていて、さらに無線の処理部もあって、かなり複雑です。

今は、コストと性能のバランスを徹底的に追求することを求められます。なので、FlashAirでどれくらいの機能を実現できるか、詳細に検討して実現性を確認してから、見積もりなどを行っていきます。

また、基本的には、FlashAirの内部のソフト開発ツール類は公開してもらわないといけないです。ここにしか頼めませんよ、では話が通りません。ぶっちゃけ、技術力のある懇意の外注ソフトハウスは電機メーカーも抱え込んでいるので、そこに依頼したいというのが心情です。

FlashAirを使って、とりあえず欲しいのはDBサーバーです。簡易的な機能で良いので、データを保存できるようにして欲しい。しかも同時アクセスを加味したものです。共有メモリも癖があって、保存してもいったん空読みしないとうまく反映されなかったりするので、ちょっと使いにくい。マイコンと受け渡すには良いんですが、接続したスマホ同士でデータを共有するにはやっぱりDBの方が使い勝手が良い。

あと、産業用イーサ(EtherCAT、Profinet、CC-Link)は今後、TSNベースに移行するので、ここを抑えておくのも重要です。

と言うことで、FlashAirは、カメラ向けのSDカードから、もっと進化できるポテンシャルはあるので、IoTを軸に進化していけば良いと思います。Luaも悪くないけど、やはりスピードが求められる部分はたくさんあるので、内部のマイコンで作り込んでおきたいです。

・・・模型用については、W-04でひとまず問題ないと思います。模型側がまだついてこれてないですし。
posted by yaasan at 08:27 | Comment(0) | 日記
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