秋月電子で、超強力なモータドライバ TB67H303HGが販売開始されました。
DSmainR5シリーズを作るときは、これを使うか、独自にMOS-FETをディスクリートで組むかで悩んで、結局ディスクリートで組んだという経緯があります。当時は、この部品の入手が非常に悪かったのが理由です。
8A定格とありますが、放熱板なしでそのまま使うと、安定して長時間使うには3.3Amax(連続)になります。
DSmainは、もともとプロ用に10年間の安定稼働を目指して、さらにマージンを過剰に設計しています。24Aの素子をあえて4Aにディレーティングして使ってます。なので、4A流しても素子は冷え冷えです。DSairやDSblueboxなどのTB6643KQは4Aを長い時間流したら凄い発熱です。
■ここでよく言っている電流定格(連続、ピークの表現)について
たとえば、さかつうなどの模型店で、連続走行するなと書いてあります。車両とコマンドステーションの両方で様々なトラブルがあっての経験則によるヒントだと思います。
弊社のコマンドステーションでは、連続走行のような何時間も動かすことを前提とした定格値の提示を行います。DSairは、何時間走っていても安定して動くという電流のブースター能力を1.5A(連続)と規定しています。ピーク2.0Aというのは、短時間に流れても壊れないが、長時間動かしては困る、という意味で書いてます。
また、弊社は全ての部品で、通常使用に対してマージンを2倍に取っていますので、4Aを瞬間的(1分以内)に流しても特に問題はありません。
残念ながら、瞬間的に動かせる能力の数値なのにも関わらず、安定して動く定格のように見せかけるDCCメーカーが海外にいます。そういったメーカーが、DCCの評判を落としていることは大変残念でなりません。
なお、上記を忖度して、弊社製品を1.5A超のMAX値で使う場合は、結構見落としがちですが、ACアダプタも大容量の物をお使いください。
2018年05月05日
東芝モータドライバ TB67H303HG
posted by yaasan at 07:49
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