いろいろ発散気味ですが、色々な方が、色々な意見という事で、一応、状況をまとめます。今年は、本当にスマホでの鉄道模型が一気に日本国内で進む年なんだと思います。アナログ向けシステムが今まで通り普及するか、本格的にデジタルへの移行が始まるか、日本の鉄道模型の最後のターニングポイントになるかなと思います。
ここで負ければ、DCCの普及に未来は無い!ということで、きちんと整理して、確実に勝つ戦略(=アナログのみのユーザーシェアを50%未満にする)を練りたいと思います。
DSair:
まるいちさん フラッシュ!(3), HOJC 20周年記念運転会
ゆうえんさん HOJC運転会でDSairで走らせました
スマイラーさん DSairを使ってみよう FlashAirの更新と試運転
Nardiさん 最強コントローラ DesktopStation DSair が届く
KATO スマートコントローラ:
Nardiさん KATOスマートコントローラーを使ってみる
当ブログ KATO スマートコントローラをTearDown
ロクハン:
Nardiさん Rokuhan e-トレインコントローラとRoco z21のアプリ比較
海外系:
なごでんさん DCCのスマホUI
大和川電気軌道 スマホでDCC(8) LNWIを使う
Nardiさん Z21アプリ最新版リリース
I/Fについて言いたいことがある派:
ゆうえんさん DCCコントローラーのアドレス指定デバイス
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■各社のデザイン
・DesktopStation DSair
中央にメーターが表示されたセンターデザイン。横向きで使用する事を前提としている。
・ロクハン e-トレインコントローラ
縦で使用する。独特の近未来的なデザインが特長。未来の電車の運転席?スマホからサウンドを出せるようになっている。
・Z21
縦・横の両方で使用できるデザイン。横の場合は2分割される。黒を基調とした画面、運転席を模した画面など、複数のソリューションを用意している。
・KATO スマートコントローラ
鶴がトレードマーク。縦で使用するデザイン。サウンドボックスを前提としているデザインで、パワーパックのみで動かすと、ほとんどの機能が使用できない。
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■ユーザー層
大きく分けて2つの層になると思います。
・物理インターフェース支持派
みなさん言うに、50歳以上のおっさん?とのことですが、もっと上の人でもガンガン、スマホネイティブばりにスマホやタブレットで模型を遊ぶ人も普通にいるので、年齢はあまり関係ないと思ってます。電車でGO!のマスコンのように、子供でも好きな子は物理I/Fは好きなので、完全に趣味の域だと思います。
・スマホ・タブレット派
手の感覚は、脳で補完する、手軽さ重視の派閥で、私も実のところこちらです。
→結局、DSairはオープンでI/Fは開放しているのでどっちでもどうにでもなります。たとえばESP-WROOMを使ってDSjoyをDSair向けにWi-Fi変換することもやろうと思えばできます。この部分は他社は隠しているので、DSairの最大の長所だと思います。
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色々な意見がありますが、DSairのコンセプトと立ち位置がブレないようにしないといけないなと思いました。Desktop Stationの代名詞?のセンターメーターデザインを大事にして、使い勝手を強化していきます。
2018年05月18日
スマホで鉄道模型の現状のまとめ
posted by yaasan at 14:51
| Comment(4)
| 鉄道模型
スマホをIN 模型をOUTとすると、INに100の操作ができても、OUTの模型は
「走るだけ」。これじゃ、意味ないんですよ。スマホは手段にすぎません。
ところで「F1」「F2」・・・じゃくて「F1:方向幕点灯」「F2:運転席点灯」・・・
「F20:防護無線受信」「F21:緊急停止〜」とか
ファンクションに説明って、入らないものですかね?Z21は「アイコン」ですけど。
MP3を使うと、始業点検〜車内放送〜と、車体から出るサウンド以外のアナウンスサウンドを
入れられるんで・・・正直、28ファンクションの、どこになにが入っているか わからなく
なるんです。
https://www.youtube.com/watch?v=3YLet499qRc
それと いまじゃ28Fが 完全に「手狭」。280?いえ2800でも 拡張したいほどです。
MP3なら、メモリーは十分でしょ。これは 「DCCの規格違反」ですか?
ジェスチャーで画面を見ずに操作できると車両から目を離さずに済むので、私も物理I/F派ではありますがスマホ片手に操作したいと感じました。
物理インターフェースとスマホ・タブレットの優劣を議論してもしかたがないと思います。
yaasanがいわれるように「DSairはオープンでI/Fは開放している」のですから、
みんなでいろいろなコントローラやスマホ・タブレットのUI作って、
見せびらかしあってワイワイやれば楽しいと思います。
コスト・効率優先の実用一点張りではなく、遊びがあるのが趣味の世界だと思います。
スマホという自由自在に入力I/Fを表現できる(回すなどの触覚的なフィードバックはあまりできませんが・・・)デバイスで、鉄道模型を動かすのは、海外的には前からありましたが、ポン付けで簡単に導入できるというのは、意外と無かったと思います。(Z21やJMRIベースは、ちょっと準備作業がある)
アナログは走るだけ、その通りだと思います。デジタルはファンクションがあり、サウンドがあり、アクセサリ(ポイント、信号機)も同一画面で操作でき、スマホの機能を十分に生かせます。でも、やっぱりアナログがそのまま、と言うことであれば、もうデジタルが日本で大きなシェアを持つことはもうない、と考えざるを得ないと思います。
残念ながら、日本の2大メーカーはアナログ+スマホを採用しましたので、あとは海外メーカーの黒船か(可能性は低い・・・)、ユーザーの手によるものか、なので、2020年頃には決着が付くのかな・・・と思ってはいます。