私個人の見解というか感じた事で、反対意見は山ほど出ると思うがあえて書きます。
例えば、あるメーカーはDCCコネクタを付けているが、ライト制御は配線されてないので対応していない。
なんでこんな事になっているのか、昨年打ち合わせした時に、トップに聞いてみたところ、「ほとんどのお客さんがコスト重視でアナログしか使わない。だからライトの配線をするコストを削って、商品価格を下げることにしている」と言うのです。
コネクタをつけないケースは聞いてませんが、たぶん同じ理由だからでしょう。
小さくて入らないとかの技術的な課題であれば、別ですが、この場合は完全にユーザー側の問題になってしまってます。
つまり、アナログのみで安さだけ追求する模型ユーザーが、DCC化したい、車内からサウンド出したいというステップアップを考えるユーザーの足を引っ張っている現状があります。その犠牲で、焼損とかの悲劇があるわけで…。
DCCという道具をベースにいろいろとやりたいことを楽しむためには、このアナログのみしか許容しない、安ければ安いほど良いというユーザーが、他の層の足を引っ張って迷惑しているので、打開したい、という気持ちの表れだと思ってます。
似たような話、他にもあると思います。異論大歓迎です。
2018年05月22日
アナログのみのユーザーがDCCユーザーの足を引っ張っている
posted by yaasan at 10:06
| Comment(5)
| 鉄道模型
只、TOPの発言は正直どうかと思います。
ユーザーは本当にデジタル非対応で安さを望んでいるんでしょうか?
対応してても対応しなくてもどっちでも良いけど、
できたら安くしてほしい位の意見を
過剰に忖度した上での発言のような気がします。
それにコストアップって言いますが、素人考えですが
せいぜいガラスエポキシ基盤に銅板で500円位でしょう?
ダイオードや抵抗とかも要りますか?なくても良さそうな気が。
Nなら厳しいでしょうが、HOならユーザー側も受け入れられるラインかと思います。
造形村製品と対比したくなります。
ESU21ピン準拠、スピーカ搭載用スペースまであるんですから。
それに対する苦情など聞いた事ありません。
私は、そのくらいのアップは何も気にもなりませんというか、なんとしてでもいれて欲しいですが、一方で、高いだの、文句を言う人がいるのかもしれません。
実のところ、一番、DCCの足を引っ張っているのは、T社ではありますが。
のユーザーはそうかもしれません。ライトのDCC対応ができていないので
困っているのも事実です。
ただプラ製品だけでなく、拙ブログにも書きましたが、ブラス製でディテール
などに凝った高級商品を求めるユーザーのほとんどはDCCにまったく興味がなく
「それ何?俺には関係ない」状態です。
この手のユーザーが居る限り、DCCの普及には大きな壁となるでしょう。
情けないことに、日本のユーザーのほとんどは見た目重視で走行機能には
興味がないのです。これが日本がDCCに於いてガラパゴスになっている所以
かと思います。
とはいってもNは車両は分解しないというのが、デフォのようなので、KATOがユーザーフレンドリーで組込パーツ作っても売れないんでしょうね。ホビセンでは注文で組込もやっているようですが、組込済みを一般流通に載せてもよいと思います。
またDCCは模型小売店の拒否反応も強いという噂も聞きました。店のDCCへの知識がないので、販売するのが困るということらしいです。
無関心層も非常に気がかりです。
なかなかハードル高いですね・・・でも、DCCに詳しいお店もあるので、差別化の一つになれば良いのですが。客単価はDCCも悪くないと思いますし。