先日、KATOのスマートコントローラが欲しいと頼まれたので、お譲りしました。記事では貸したことになってますが、こちらとしては贈呈したことになっています。実験のために壊われるのは、運悪く弊社に来てしまったスマートコントローラ君も本望だと思います。
しかしながら無事に、フジガヤさんが、先程、サウンドボックスの解析に成功したようで、外部制御端子が3.3V UARTで38400bpsであること、信号はASCIIだが16進数にして?流し込んでいるというのが判明しました。
私は差動信号と思い込んでましたが、普通のUARTだったわけですね。まあ、解析のやる気ゼロだったこともあるので(デジタル制御以外は本気になりません)、適当ですみませんでした。
Kato SoundBoxをArduinoで操作する。その1
Kato SoundBoxをArduinoで操作する。その2
Kato SoundBoxをArduinoで操作する。その3
Kato SoundBoxをArduinoで操作する。その4
Kato SoundBoxをArduinoで操作する。その5
Kato SoundBoxをArduinoで操作する。その6
フジガヤさんは、あえてArduinoNanoから制御を掛けていますが、USB-UARTケーブル(3.3V)を使ってPCのソフト(C#とかで作ったものなど)から、同じようにUARTで命令コマンドをASCIIで流し込めば、普通に制御が可能です。
私はやりませんが、C#でソフトを書く人なんて普通にいらっしゃいますから、ゆくゆくはサウンドボックスのフロントエンドツールが雨後の竹の子のように出てくるでしょう。Arduinoと組み合わせればアナログ自動運転も難しくないです。
サウンドボックスがPCやArduinoと容易に接続できるということが判明したことで、アナログ鉄道模型(DC)のいろいろな制御ができるので、結構便利なマシンに化けたなと思いました。ただ、フジガヤさんも指摘している通り、BEMFをうまく切る方法か、抑制する方法がわからないと、細かな動きの自動運転は厳しいかもしれません。
DCC風でいうと、走行音に車両のスピードを合わせこむため、いわば、CV3,CV4がかなりデカイ値で、速度ステップも荒い設定になっているところです。DCC意見交換会さん達が作っているESU LokSound用のサウンドデータみたいに、速度ステップがもっと細かくて柔軟だと良いのですが。
まだ解析結果は、全体の中の一部と思いますが、今後、外部制御端子の仕様を完全解析されるのも時間の問題なので、もう隠すのは諦めて、来週くらいに仕様書をPDFでホビセンのページかツイッターにでも「お察しください」とでも書いてアップしてもらえれば、みんなで調べる手間も省けて助かります。ぜひ、ご検討いただければと思います。
2018年10月27日
フジガヤさんがサウンドボックスを解析してくれた
posted by yaasan at 22:42
| Comment(1)
| 鉄道模型
スケッチ拝見しても、DSshieldのコードをベースにされているようなので、比較的簡単にDSairのスケッチに移植して、DSairから直接シリアル通信で、KatoSOUNDBOXの制御するということも可能なように思えました。
またやってみます。
yaasanがいわれるようにKATOには通信手順仕様書の公開をしていただきたいものです。