実は、隠れてS88Nコネクタが搭載されています。そこで、ケースに穴を開けて、S88コネクタを使えるようにしました。
DSoneをベースにしているので、社内では、「DSone over DSair2(DoD)」と呼んでますが、良い名称があれば変更します。

動作試験を兼ねて(今まで全くチェックしていなかった)、DesktopStationSoftwareとUSBで繋げるソフトを作りました。ベースはDSoneですが、DSair2の基本部分を移植しています。

動かしてみましたが、DSwatchで確認する限り正常です。まあ、ハードはDSair2と全く同じなので、普通に動くでしょう。

■スケッチ
以下のファームウェアを書き込むと、DSair2のハードがDSoneのように扱えます。ただし、FlashAirを挿しても何も起きません(使えません)
DSoneスケッチ(DSair2ハード専用版)
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もともとは、DSair2は、DSshieldの後継も想定したハードウェアになっています。DSシールドは安いと言うことで定評はあったのですが、ArduinoUNO側のトラブルでもろに影響を受けるため、ArduinoUNOのサポートをするという意味不明な状況が多々ありました。
そこで、DSair2のハードをそのまま用いて、安定性のある電源回路を持った形で、DSshieldやDSone相当の機能を実現させる目的で、本スケッチを作成しました。UNOよりもずっと強化した回路なので、S88の5V電源も、DSshieldよりずっと安定度が高くなってます。12V専用だったものが、16V等大きい電圧でも問題なくなっているというところが大きな改善点です。
DesktopStationSoftwareでPC自動運転したいという目的の人には、かなりミートする専用ファームウェアになっていると思います。ただし、S88の部分をくりぬかないといけませんが・・・。
DSmainは超大容量向け専用と言うことで、ほとんどの方(=お座敷レイアウトや小規模なもの)はDSair2でカバーできると思います。
Flashairのメモリににいろいろな機能のスケッチを保存しておいて、パソコンからWifi経由で読み出して、USBシリアル接続で書き込んで、状況に応じて一台で何役にもさせるという、着せ替え人形のような使い方もできそうです。
S88だけでなくI2cのラントもあるので、それを使った使い方もできそうですね。
DSairの何でもアリなところを、もっと例として出していきたいです。I2CもOLED互換のピン配列なので、ディスプレイも付けられます。