過去記事: その1、その2
DCC館の両極化基板を頒布いただいたので、早速組み上げました。
両極性化基板 2版その2
配線は、以下のように決めます。
F0: HEAD(F0f, Front, Headlight)
F1: TAIL(F0r, Rear, Back)
V1 or V2: COM+(+V, Common)
L0: こちらを+にするとヘッドライトが光る側
L1: こちらを+にするとテールライトが光る側
あとで調整できるように、私は極性の入れ替えができる2.54mmピッチのピンヘッダ・ピンソケットにしました。
DCC館の両極性基板。たくさん配布してもらってしまった。

半田付け。非常に細かく、狭いところに実装ですが、もう慣れてしまった・・・。半田付け技能ランク 中〜上級の方向けです。

完成。端子の割付に注意。間違えるとちゃんとつきません。

車両に搭載。小さいのでケーブルの配置をうまくやれば隠せると思います。

実際に動かすとこんな感じで、DCCデコーダの規格準拠の出力(COM+,HEAD,TAIL)が、キッチリと両極性になります。これは本当に便利!

室内灯はAUX1に割付。サウンドをONにすると室内灯が点灯します。

完成品があれば、相当売れるだろうなあ〜と思います。結構な方々が、日本型車両が両極性のライト(KATOのHO車両のここ最近のものはDCC対応ライト基板になってますが)なので仕方なく、FLデコーダを別途、装着してると思います。DCCデコーダを複数積むのは、メンテナンス的にも良くないですし、CVの調整でもハマったりするケースもあります。
両極性基板、こんな便利なものは、工作場所の片隅にぜひとも常備薬として持っておくと良いと思います。ぜひともDCC館で頒布を受けて下さいませ。