サウンドだけじゃ無い!パンタ昇降やKadeeカプラなどの解放操作などなど、いろいろと用途が増えます。これもDCCファンだけが味わえる醍醐味の一つです。

ESUのLokSoundや、NagodenのスマイルデコーダN18には、サーボ制御機能が入っています。しかし、そのまんまでは使えず、外に電源回路を足す必要があります。ExpBoard Next18 General HOには、隠し機能で、サーボを動かすために必要な回路を横に付けておりました。今回は、その動作確認です。
ただし、この機能は、かなりのレベルの半田付工作が必要で、上級者限定であり、初心者は絶対に使用しないで下さい。あえて、細かく対応するサーボの種類や、部品などは一切明示しません。サーボの選定を間違えると、デコーダの電源回路を損傷する可能性もあるためです。電子工作に精通された方だけが、使用する機能となります。
今回使った部品は、秋月電子で売っているI-10976 NJM78L05(5V/100mA)と、25V/10uF/2012サイズを使いましたが、動作を保証するものではございません。
つきましては、当方に問い合わせても一切、サポートをお断りします。分かる方だけが使用して下さい。分からない方は、説明書の通り、点線をカットしてください。
使用するのは、AUX3ならびにAUX4のみです。
LokProgrammerのファンクションアウトプット設定で、AUX3またはAUX4を以下のように設定します。なお、ディレイを設定すると、動き出し時間を調整できます。ポジションはサーボの角度となります。


ファンクションマッピングでは、好きなファンクションに、AUX3またはAUX4を割り当てます。

設定が終わったら、設定を書き込みます。サウンドのデータでは無いので、設定だけ書き込むだけなので時間は1分も掛かりません。
動作の様子:
サーボの調整にはLokProgrammerが必須です。
今回はオープンサウンドデータのMT54国鉄近郊型サウンドのF1 ON/OFFにサーボの動きを割り当てました。