まず、お断りをします。2Aを超えての利用は、こちらの熱設計(数時間以上、連続して安定して遊べると確認している出力電流範囲)を超えているので動作保証はしません。自己責任でご利用ください。故障時は有償サポート(基板交換など)となります。

□大電流時の自動停止について
複数の保護機能があり、それらがバラバラ動く場合があります。単純にDSair2だけではないので環境はご確認の上で使用ください。なお、よくわからない方は絶対に、ここに書かれた内容を踏まえて、大電流用途への利用をしないでください。
・ACアダプタの保護機能
ACアダプタは、出力できる電流に制限があります。12V/2Aと書かれていたら、2A程度までしか出力できません。これを超えると、自動停止する場合があります。この機能は、電気用品安全法に基づいてACアダプタには通常、搭載されています。

ACアダプタが自動停止した場合、当然ながらDSair2は停止します。
・・・つまり、2A以上使いたい場合は、ACアダプタも2Aを超える出力ができるものを使用しなければなりません。
・DSair2の保護機能
現在のところ、3.8〜6.3A付近で自動停止するように調整されています。
このDSair2の保護機能によって自動停止した後、LEDがエラー表示となります。つまり、LEDでエラー表示する以前に勝手に電源が切れたら、ACアダプタが先に自動停止したということになります。
消灯 : 電源オフ
常点灯 : 線路にデジタル電源(DCC/MMパルス)出力中
高速点滅: 電圧・過電流エラー(ショート)
1回点滅: アイドル中(命令受け付け可能)
2回点滅: FlashAir認識エラー
1回消灯: アナログ運転(デジタル電源OFF時,PWM出力)
今後、任意の電流(1〜4Aの範囲)で自動OFFする機能を搭載する予定です。
なお、DSair2が流している電流は常時、Webアプリ画面上で確認ができます。

・DSair2本体の謎端子
DSair2のキットを買った人は必ず目にしていると思いますが・・・。

ここに、DSmainR5で使用している大型のコンデンサを搭載することで、瞬停などを防ぐことができます。
走行していると、一瞬、離線などして、電流が途切れた後に復線すると、電流が一気に流れるので、そのような場合にACアダプタの保護機能が過剰に反応しないよう、バッファとして機能します。

もともとはGゲージ走行用に設けたものですが、それなりの量の車両走行にも効果はあるかと思います。
なお、この改造も自己責任ですので、あしからず。また、効果を保証するものではありません。
この効果があるかどうかは謎な大型コンデンサは、DSair2キットを新規購入者で2019年12月末までは無料でお付けします。言わないと付けないので、欲しい方は一言、注文時にメールか備考欄でお伝えください。ちなみに秋月電子でも買えます。なお、極性を逆にして電源入れると当然ながら爆発しますので、要注意です。
電解コンデンサー 3300μF35V105℃ ルビコンWXA