2020年01月07日

DSair2のNanoボードをパワーアップさせる

DSair2のマイコンボードは、Arduino nanoベースのものです。実は、そのうち交換することもあるだろうという事を想定して、あえてこの方式を採用しておりました。

性能アップの可能性を探るため、後継品で、1.25倍の性能アップをしたArduino nano everyへの対応を実施しました。DSair2 Every(仮)です。ボード交換しただけですが。

Arduino nano Every対応スケッチ(とりあえず動く版):
DSairFirmware_r2n3.zip

DSair2Every_1.jpg

書き込みは、Arduino nano everyを選び、レジスタエミュレーションはNoneにしてください。なお、今まで通り、Arduino nanoを選んで、今までのボードへの書き込みもこのスケッチで可能です(内部で自動切換えできるようにスケッチを細工してあります)。

DSair2Every_2.jpg

性能はまだ未確認ですが、以下の効果があるかもです。

・RAMが3倍に増強したので、機能を増やせる(かも)
・CPU性能が1.25倍になり、FlashAirへのアクセススピードも8Mbpsから10MbpsにアップしたのでDCC波形生成比率を高められたと思う(D社デコーダにどれだけ効果があるかはまだ未調査)
・アナログの検出精度が上がっている(が、抑えて使っている)
・アナログの検出スピードもたぶん上がった

効果は薄いのですが、ソースコードもそれほど大規模な変更が不要で、しかもコンパイラ指令の#ifdefだけで切り分けできたので、スケッチは共通化できました。

とりあえず、Arduino nano every対応はオプションという事で、腕に自信のある方は、スケッチを改造していただければ幸いです。
posted by yaasan at 20:25 | Comment(0) | 鉄道模型
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