性能アップの可能性を探るため、後継品で、1.25倍の性能アップをしたArduino nano everyへの対応を実施しました。DSair2 Every(仮)です。ボード交換しただけですが。
Arduino nano Every対応スケッチ(とりあえず動く版):
DSairFirmware_r2n3.zip

書き込みは、Arduino nano everyを選び、レジスタエミュレーションはNoneにしてください。なお、今まで通り、Arduino nanoを選んで、今までのボードへの書き込みもこのスケッチで可能です(内部で自動切換えできるようにスケッチを細工してあります)。

性能はまだ未確認ですが、以下の効果があるかもです。
・RAMが3倍に増強したので、機能を増やせる(かも)
・CPU性能が1.25倍になり、FlashAirへのアクセススピードも8Mbpsから10MbpsにアップしたのでDCC波形生成比率を高められたと思う(D社デコーダにどれだけ効果があるかはまだ未調査)
・アナログの検出精度が上がっている(が、抑えて使っている)
・アナログの検出スピードもたぶん上がった
効果は薄いのですが、ソースコードもそれほど大規模な変更が不要で、しかもコンパイラ指令の#ifdefだけで切り分けできたので、スケッチは共通化できました。
とりあえず、Arduino nano every対応はオプションという事で、腕に自信のある方は、スケッチを改造していただければ幸いです。