封じ込めが上手くいくことを心から期待するとして、まずは先行して、一番時間の掛かるソフトの開発に着手するため、DSmainR6とほぼ似た構成のDSair2を使って、開発用機器(DSmainR6相当のDSair2改)を作って見ました。
DSair2は、基板を見れば分かると思いますが、OLEDを追加できるように設計してあります。ただし、通常のATMEGA328PベースのArduino nanoでは、RAMが大幅に足りず、OLEDの制御ソフト部分を追加できません。しかし、ATMEGA4809ベースのArduino nano everyが登場し、DSair2も動かせるようにしましたので、OLEDを動かす準備が完了しておりました。
そこで、DSmainR6を想定したDSair2改で、ソフトの作り込みを先行して行うこととしました。DSmainR6はDSair2のプラットフォーム(ソフトだけ)をそのまま使用するつもりです。
ということで、まずはDSair2にOLEDを追加することとしました。

頑張って削りました。

OLEDを仮止め。

グルーガンで固定。

次は、基板側をOLED対応していきます。I2C通信のプルアップ抵抗を付けます。こういうこともあろうかと、ちゃんとパッドは用意しておきました。

R9,R10に1608サイズの4.7kΩの抵抗を付けました。弊社設計基準としては、プルアップ抵抗は4.7〜10kΩならどれでも良いです。CN5には4ピンの2.54mmピッチのピンヘッダを付けます。

固定したOLEDと配線して、ケースを閉じます。

ファームウェアに、とりあえずOLEDを表示するソフトを書いて、動作確認。

これで準備完了です。