2020年04月23日

DCCサウンドの作り方 その7

としさんと、とらねこさんが楽しみというので、続けます。

具体的に、どんな風に音を変えて行くのかを説明します。

まず、Sという所に居る(=F1をONして、停車している。音はガラガラとアイドル音がしているが走行中では無い。)とします。赤い矢印に注目してください。
最初のSから出て行く矢印に「2 :[share1 != 200 & S1 = false & req > 0]」と書かれているはずです。

LokProgrammer_kiha261_6.png

最初の数字は優先番号で、小さい数字ほど優先されます。一つのブロックから複数の矢印を出すときに、この番号で、どの矢印を優先するかを決めてあげます。その後、share1 != 200 & S1 = false & req > 0という謎の文字列がありますが、ややこしいので、最後のreq>0だけ見てください。

reqは、「速度のリクエスト」という意味になります。つまり、req>0は「速度のリクエストが0より大きい」という意味と理解してください。この条件が成立したとき、矢印に沿ってブロックを移動します。
速度のリクエストって何だっと言うと、お手持ちのスロットルを使って車両のスピードを0より高く変えて速度を指定したときということです。

注意なのが、spd(スピード)という言葉がこの後出てきますが、これは車両(モーター)の実際の速度です。速度のリクエストは、遊んでいる人が指定した速度です。加減速があるので、常に一致するとは限りません。加減速中は必ず異なると思ってください。混同しやすいので注意です。

話を戻すと、そのあと、SDというブロックに入ります。実は、このブロックは「コンテナ」というブロックで、中にブロックが入っています。ブロックをまとめる箱と思ってください。中では、ブレーキ緩解・緩め音を出すブロックが配置してあるだけです。プシューとかヒューーーンとかの音を出してるだけです。

SDブロック(コンテナ)の中身:
LokProgrammer_kiha261_7.png

その後、1:[true] という矢印がスロットルアップA_02というブロックに繋がっています。これは、「どんな条件であっても」という意味になります。つまり、特に条件は無いけど動いて良いよ、と理解してください。

SDブロックの中で、ブレーキ緩解・緩め音が再生終わったら、無条件に、スロットルアップA_02に移動するわけです。

スロットルアップA_02に注目しましょう。矢印が2本でているはずです。赤矢印はD1のブロックに、青矢印は下の方を向いてます。D1に向かう矢印は、2:[true]となってます。一方下に向かう矢印は1:[acc<0]となってます。

LokProgrammer_kiha261_8.png

どういうことかというと、acc<0 というのは、「加速がマイナスだったら」という意味です。つまり減速していたら、ということです。発車直後に、飛び乗ろうとしたお客さんがいたんでしょうか、急停車ってことです。減速が始まったのに音を加速させるD1のブロックに移動したら不自然なので、アイドルの方に行く青い矢印を作っているのです。

矢印の条件は、以下の左側のところに記述します。

LokProgrammer_kiha261_9.png

条件のところをダブルクリックすると、内容を編集できます。

LokProgrammer_kiha261_10.png

とりあえず、D1ブロックまで説明できました。

ご参考までに、S〜D1までに割り当てている音データを以下に置いておきます。データ協力: YOMIX様、yusa様
kiha261_A.zip

ブロックの割付は以下の通り。
S: Idle.wav
スロットルアップA01: A01.wav
スロットルアップA02: A02.wav
D1: Aloop.wav
DC1: AX.wav
アイドル: Idle.wav
posted by yaasan at 12:40 | Comment(1) | 鉄道模型
この記事へのコメント
継続ありがとうございます。

このあたりからは直接やりながら読まないと理解に時間がかかるか又はわからないままで終わりそうです。しかしやると寝られなくなるので困ったもんです。
Posted by とし at 2020年04月23日 17:08
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