2020年05月24日

WioTerminalを使った新コマンドステーションの検討

FusionPCBでお馴染みの、Seeeedstudioから、今年の4月に発売されたM5 Stack対抗のLCD付きデバイスであるWioTerminalを入手したので、早速、DCCコマンドステーションを検討してみました。

結論からすると、DCCの用途向けとして考えると、M5Stackは前世代のものになってしまった。WioTerminalの方が良いというところです。

M5Stackとの大きな違いは以下の通りです。

・ラズパイの拡張コネクタ(40pin)と互換

面白いところに着目したなとビックリです。Arduinoと互換するより、WioTerminalの性能や機能だと、ラズパイの拡張コネクタの方がしっくりくるのは完全に同意です。

・Seeedstudioが推し進めるGroveモジュールに対応

ただのI2Cをベースにしたコネクタ規格です。キーボードとかセンサーがたくさん出てるので、カスタマイズして面白いものにアレンジできると思います。

・マイコンが自由に使える

M5Stackは、ESP32のWi-Fiモジュールの内部マイコンを使って頑張ってソフトを実装しますが、WioTerminalはMicrochipのATSAMD51 CortexM4 120MHzのマイコンがホストMCUとして自由に使えます。Wi-Fiモジュールは蟹さんマークでお馴染みのRealtekの物ですが、こちらの内蔵マイコンは基本的にタッチする必要はありません。
しかもこちらは、マイクロコントローラです。ESP32側はアプリケーションプロセッサ。IOの制御などの精度や応答性は圧倒的に劣ります。また、ESP32はWi-Fiの処理も同居しているので、いろいろと制限されており、できることは意外と制限されてました。

------------------------------

ということで、DSair2のファームウェアをベースに、WioTerminalへの移植をしてみました。
Wi-Fi機能は削除してます。今のところ、WioTerminalのWebサーバー機能があるのか、そもそもできるのかは不明なので対応しません。単独運転操作とPCからの制御の2つに絞って動かしていきます。

WioTerminal_2.jpg

DCCパルスを出すテスト。58usと105usで、問題ありません。まだWioTerminal用の基板を作ってるわけでは無いので、モータドライバ無しの3.3Vレベルです。

20190805110508.png

20190805110449.png

WioTerminalをコマンドステーションにするための基板の外形図を作って見ました。もうちょっと練って、基板を試作したいと思います。ボタンやLCDが付いてるので、エンコーダだけ付けておけば、一通りのことはできそうです。

AW_r0b_DSwio.png

一応スケッチを置いておきます。まだDesktopStationのシリアルコマンドしか反応しません。

DSwioFirmware_20200524.zip
posted by yaasan at 17:09 | Comment(0) | 鉄道模型
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。