
ケース自体の価格は、おおよそ500円(千石電商やモノタロウなどで普通に買えます)とリーズナブルなのですが、DSair2専用の加工費用は、見た目が非常に良い分、それなりに高いものです。見た目の悪さを気にしない場合や、自分で塗装ができる人ならば、汎用ケースをベースに作ってしまう人もいると思います。
とはいえ、穴あけ加工も結構大変ですし、きれいに切り抜くのは、熟練している人で、図面があっても難しいです。そこで、3Dプリンタで加工対象部分のパネルを作ってしまえば良いということで、作ってみました。
FreeCADで作図しましたが、非常に苦労しました。DXFファイルの取り込みができず、画像ファイルとして取り込んだり、いろいろテクニックを使いました。さらに、線データを3D化するのに、閉じた図形にしないといけないので、その確認方法や修正方法などでさらに時間を浪費しました。
FreeCAD。細かいテクニック過ぎて、ここでは書ききれません・・・。

印刷したものの比較。

ケースにはめ込みました。


■DSair2のケースパネルの3Dプリントデータ
FreeCAD用のデータと、印刷用のSTLファイルをZIPにまとめています。このデータを使って利益を得る行為(商用利用)はできません。個人用、クラブ内用としてお使いください。
DSair2_CasePanel20200911.zip
■ケース無し、PCBのみの特別キットの試験的頒布
ケースを自分で作る方がどれくらいいるのか調べるべく、試験的にPCBのみキットを頒布します。営利目的(組み立ててヤフオク等で売る再販売目的)には購入できませんのでご注意ください。
