2011年02月25日

USB DVDドライブの電源供給が足りない不具合

うちのポータブルDVDは、CDとDVDの読み込みはつなげるだけで問題なく動きました。

しかし、書き込みに関しては大きなトラブルが発生しました。いろいろ試した結果、その対策も判明しましたので報告します。

症状としては、
・DVD書き込み時に突然終了する。
・DVD-RWの消去も失敗する
・DVD書き込みのシミュレーションも失敗する
というものでした。

まず原因を疑ったのが、DVD-Rメディアです。しかし、使用しているのは国産の太陽誘電のDVD-R。3枚ほど試しましたがどれも同じく書き込みできません。

確率的には非常に低いと思われるので、次にPCを疑いました。デスクトップPCで行ったところ、同じ症状が発生。つまり、PCにも依存しません。

次に疑ったのが、ドライブ本体の問題です。しかし、読み込みなどは問題ありません。
つまり、書き込みや消去の時だけ、ドライブが不安定になるという結論に至りました。

ポータブル系のドライブが不安定になる最大要因は、ほとんどの場合電源供給です。
そこで、二股ケーブルを用意し、USB-ACアダプタを電源供給側の口に差し込んで書き込みを試しました。

すると問題なく動作するようになりました。つまり、PCからのUSB電力の供給が弱かったことが今回の問題の要因だったのです。USB1ポートあたり500mA MAXの供給力がありますが、ポータブルDVDドライブはそれ以上に消費することが言われています。

なお、私のようにメーカーのACアダプタを使わずに2叉ケーブルを無理やり使う方法は、自己責任にてお願いします。
PC側の電源と、USB-ACアダプタの電源が交流電力網と絶縁されていない場合(つまり、電源アダプタ内部に絶縁トランスやチョークなどの回路が入っていない場合)、短絡電流が流れてPCやアダプタが燃えます。
普通のACアダプタはたいていは絶縁型なはずですが、そうではない回路もある可能性がありますので、ご注意下さい。

追伸:
二股ケーブルは普通、PCのUSB挿入口に2本挿します。しかしながら、私が使っているPCはネットブックのVAIO Xでして、電源供給に不安を感じたのでこのようにしています。

usbac.jpg
二股ケーブルを使った例。
posted by yaasan at 10:43 | Comment(0) | ガジェッド
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