2011年05月15日

太陽電池パネルを買う

今年の夏は、非常に厳しい状況となる事が予想されてきました。東京電力管内だけでなく、中部電力や九州電力をはじめとする日本全体で、節電意識を高めていくことが重要となりつつあります。

その中で、少しでも緊急事態の時には自力でエネルギーを確保できるようにしようと言う動きがあります。そう、私です(笑)。と言うことで、風力発電はいったん休止して、もっと気軽に発電が可能な太陽光発電に注目してみます。

目標は、オーエス社のどこでも発電 モバイルソーラーユニットみたいなものを廉価にかつ実用的になるように実現することです。目標材料費は、1万円未満。この装置は、スクリーンのように太陽電池を引き伸ばせるという従来には無い特徴で最近マスコミによく出てきてます。太陽光パネルは自販機シェアNo.1の富士電機製とのこと。

さて太陽光発電といえば、おなじみソーラーパネル。これは、シリコン膜に生成するP層N層において太陽光に反応して発電するように製膜したものです。最近はタンデム型と呼ばれる光の周波数(赤外、可視光など)を二つに分離し、二層構造を用いてそれぞれ反応して発電できるようにしたものです。撮像素子のFoveonの逆バージョンです。

さて、DIYで買おうとなると安いものに目が行きがちです。私もその一人です。ネットでいろいろと安い太陽電池を探してみました。目標としてはiPad2の充電がらくらくできるという基準で、10Wクラスを狙っています。

・秋月電子 アルミ太陽電池モジュール12V1000mA
10Wクラスのものですが、価格が\13,700と良い値段がします。ただし、鉛蓄電池と逆流防止用のショットキーバリアダイオード付き。

・堀江商事 単結晶ソーラーパネル(太陽電池)10W
メーカー不詳の中国製パネル。評判を見ると悪くないのと、パフォーマンスも出そうな感じです。そして何よりも、270円/Wという価格!10Wで2700円。これはすごい。ちなみに送料はものがものなせいか、1050円です。
まあ中国製なので、スペックに偽りがあるかもしれません。とりあえず購入して確認してみます。


実現するシステムとして、次のステップで行きます。

(0) パネルの固定台、持ち運びしやすいように取っ手やケースなどを用意。
(1) モジュール(10W,12V出力)+DC-DCコンバータ(5V/3A出力 効率80%) -> 5V/1.5A出力をUSBメスx2で構築。
(2) USBの片方にニッケル水素充電回路、USB出力回路を設置。夜間でもUSB 5V/500mA出力を可能とすることを目標。
-->ゴール:iPad2の急速充電を夏の太陽光のみで実現する(4時間程度でiPad2充電完了を目標達成とする)
posted by yaasan at 20:57 | Comment(0) | 工作
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